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【和歌山・岐阜】紀伊水道でM3.7・岐阜県美濃でM3.6の地震(2019/07/10)

2019/07/10に注目した地震は、紀伊水道のM3.7・岐阜県美濃中西部のM3.6です。 昨年後半に東海〜近畿での南海トラフの固着域における地震が多く、特に紀伊水道周辺に集中も見られした。 南海トラフ巨大地震の震源域とされる部分での活動は現在も活発に続き、ひずみを蓄積し続けていると推察されます。 特に、南海トラフにおいて海側プレートと陸側プレートが地下で接し動いている部分にあると見られる「固着域」には定点的に強く固着している部分と、広範囲に渡って弱く固着している部分がありますが、弱い固着域部分においては継続的なスロースリップ(ゆっくり滑り)現象が観測されています。 弱い固着部分で破壊が起きるたびに有感地震が発生すると考えられますが、気にしておきたいのは沖合にある強い固着域のいくつかです。ここのひずみが限界を迎えて連鎖的に破壊されたときは、より大きな地震が発生する可能性があります。 岐阜に関しては南海トラフ巨大地震の想定震源域からは外れますが、岐阜県内の南海トラフの固着域の北端あたりです。 岐阜県内の断層帯は小さなものも含めると数多く存在します。 また、ご存知の通り岐阜県・富山県・長野県・新潟県にまたがる飛騨山脈を含めた「日本アルプス」は、プレートがぶつかり合って隆起したものと考えられています。 特に日本の高山の大部分は日本アルプスに集中しており、日本アルプスを構成する各山脈は、日本列島を東西南北に分ける中央構造線とフォッサ・マグナに沿って存在しています。つまり、このあたりは地殻変動の激しい場所とも言えます。 内陸断層型の地震は海溝型と違い予知予測が難しいことは、熊本地震・大阪府北部地震・北海道胆振東部地震など近年の大規模地震でも明らかです。 いつ起きても対応できるように、備えだけはしておきましょう。万が一の大地震の際は、店頭から水食料・消耗品などがあっという間に売り切れます。

【徳島・和歌山】紀伊水道で最大震度4、M5.2の地震(2019/03/13)

2019/03/13の13:48頃、紀伊水道で最大震度4、M5.2の地震がありました。東海地方から四国の西端まで広く揺れたようですが、まさに南海トラフ巨大地震の想定震源域のほぼ全域が揺れたことになるでしょうか。 2日前の3/11には愛媛県南予でもM4.5の地震。このあたりでは継続的なスロースリップが確認されている範囲です。 特に紀伊水道で前回M5クラスが起たのは昨2018年ですが、改めて気象庁の公開データベースを調べてみたところ、最大震度4・M5.0以上の地震が地震が起きたのは今回を除いて観測データが存在している範囲では3回のみです。 2018/11/02 16:53, M5.4・震度4 1948/06/15 20:44, M6.7・震度4 1941/12/25 18:31, M5.8・震度4 2018年より前は1948年ということになるので、実に70年ぶりのM5クラス以上ということになります。 また紀伊水道での地震は、M3クラス以上のものは ・深さが10km以下のもの ・深さが40〜50kmあたりとやや深めのもの の2パターンに分かれる傾向があるようです。 ---- 歴史を遡ること1946/12/21には、紀伊半島沖で「昭和南海地震:最大震度6・M8.0」が発生し、1330人の死者が出ています。 この地震における最大余震は、本震から約1年5か月後の1948/04/18に和歌山県南方沖で発生したM7.0の地震でした。1948/06/15のM6.7は、その2ヶ月後に発生しています。 70年前は1948年を最後にM5以上の地震は途絶えたわけですが、今回も沈静化するのかそれとも活発化するのかは不明です。 ただ、次の南海トラフ巨大地震は必ず来ると言われています。 発生した時に「備えていた人たちとそうでなかった人たち」との間では、その後の被災生活の質は大きく異なることになるでしょう。 とは言え数十年前から来るぞ来るぞと言われて未だに起きないのも事実で、大きな自然災害に対する緊張感を長期間維持するのは不可能と言うもの。 このあたりは気持ちの折り合いを付けて、無理のない範囲で備えを生活の中に組み込む必要があるでしょう。

【近畿・東海】南海トラフ・中央構造線沿いで頻発する小規模地震(2018/11/10)

2018/11/10までの数日は、国後島付近〜与那国島までの日本全国で様々な場所が様々に揺れていますが、やはり10月からの特に東海〜近畿にかけて起きている小さな地震が気になるところです。 11/8〜11/10の間では、三重・兵庫・滋賀・和歌山などで震度1ですが連続して発生しています。特に三重県中部での地震は、昨年9月を最後に今年9月まで約1年間静穏でしたが、1年ぶりに発震後は活発に動いているようです。三重県の震源に近い断層帯としては「布引山地東縁断層帯」がありますが、震源はこの断層よりは西側のようです。 ここ数日は国後島付近〜与那国島までの日本全国で様々な場所が様々に揺れていますが、やはり10月からの特に東海〜近畿にかけて起きている小さな地震が気になるところです。 11/8〜11/10の間では、兵庫・滋賀・和歌山などで震度1ですが連続して発生しています。 ただ環太平洋火山帯全体で見た場合、今週はM5クラスの大きなものは南北アメリカ大陸の太平洋側沿岸で数件ある程度で、アジア・オセアニア側では大きくてもM4.9程度のものとなっています。概ね静穏な状況と言えるかもしれません。 南海トラフ巨大地震は海溝型であるため前兆となる地震(群発地震など)があれば発生が迫っているかどうかの検討が可能ですが、阪神淡路大震災のような活断層を震源とする直下型地震は前兆無く、ある日突然発生します。 東日本大震災以降は電子基準点観測による日本の地殻変動の動きもそれ以前より大きくなってきており、変動の方向も変わってきています。(この電子基準点がとらえた日本列島の地殻変動の時系列の様子は国土地理院のwebサイトでも動画として公開されています) 南海トラフ巨大地震にせよ首都直下地震にせよ「秒読み」と言われて何年(数十年)も経ちますが、むしろ他の、今までノーチェックだった場所での大きな地震が数年おきに発生するなど目立つようになってきました。 「そろそろ巨大地震が来そうだから備える」という意識は長くは維持できません。むしろ日常生活の中で、地震などの大災害が起きて電気・ガス・水道などが止まっても1〜2週間は生活を維持するための備えを普段から組み込んでおくことが重要でしょう。

【和歌山・静岡】南海トラフ固着域で続く小規模地震(2018/11/06)

2018年11月6日は、早朝に和歌山県南方沖と静岡県西部で震度1の小規模な地震がありました。 南海トラフと中央構造線に近い部分での地震が10月あたりから増えています。東海・東南海・南海地方では地表における高さ・水平方向での顕著な変動が出ているという話も出ています。 また紀伊水道での地震も目立ってきた感がありますが、北西方向には淡路島があり阪神淡路大震災の震源となった野島断層を含めた断層帯があります。 阪神淡路大震災は逆断層・横ずれ断層型の直下型地震ですが、今後発生が想定されている南海トラフ巨大地震は海溝型地震でタイプとして同じではありません。 しかし阪神淡路大震災の震源からさらに北東方向には2018年6月に発生した「大阪府北部地震」の震源付近には「有馬ー高槻断層帯」を始めとする大きめの断層帯が複数存在しています。 特に「有馬ー高槻断層帯」あたりの断層では地震発生率の評価がほぼ「0%」のところ、つまり従来はノーチェックだった場所で大きな地震が発生しているため、お住まいの地域にどのような断層帯が存在するのか、確認しておくと良いでしょう。

【和歌山】紀伊水道で続く地震、震度3・M4.5(2018/11/05)

2018/11/02に続き11/5の8時19分頃にも紀伊水道で地震がありました。震度3・M4.5、深さは50km。 10月あたりから、東海〜近畿での中央構造線沿いの南海トラフの固着域における地震が増えてきているようです。特に紀伊水道周辺にいくばくかの集中も見られます。 ここ最近、東海〜近畿あたりでの地震が増えているようにも感じますが、連日どこかで地震が発生する環太平洋火山帯では通常運転です。怖がる必要も慌てる必要もありませんが、常に備えだけはしておきましょう。 また11/5は紀伊水道だけでなく、国後島付近では連続地震、23時台にには鹿児島でも震度3を観測しています。国後島付近の地震に関しては、別途お知らせいたします。

【和歌山】紀伊水道で震度4・M5.4の地震(2018/11/02)

2018年11月2日の16時54分頃に、紀伊水道で震度4・M5.4の地震がありました。それ以前の12時12分頃にも紀伊水道無いで別の小さな地震が起きています。 最近、このあたりでの地震が多いように感じるので周辺状況と合わせてみると、震源は南海トラフの「固着域」に合致しており、今年発生していたスロースリップ域とも接しています。 先月には、すぐそばの和歌山県北部での地震や愛知県東部でも震度4・M5.1で深さも同程度の地震が起きています。 先月と言えば、奈良県でも震度4・M4.2(深さ60km)、岐阜県でも規模は大きくないものの明治時代の濃尾地震(震度7・M8.0)の震源に近い場所での地震が起きています。 南海トラフ巨大地震の震源域とされる部分での活動は現在も活発に続き、ひずみを蓄積し続けているように見えます。 特に、南海トラフにおいて海側プレートと陸側プレートが地下で接し動いている部分にあると見られる「固着域」には定点的に強く固着している部分と、広範囲に渡って弱く固着している部分がありますが、弱い固着域部分においては今年を含めて継続的なスロースリップ現象が観測されています。 弱い固着部分で破壊が起きるたびに体感できる地震が発生すると考えられますが、気にしておきたいのは沖合にある強い固着域のいくつかです。ここのひずみが限界を迎えて連鎖的に破壊されたときは、より大きな地震が発生する可能性があります。 緊急地震速報に慣れつつある状況が怖くもありますが、速報が来ても「今度も大したことはないだろう」とは思わず、必ず身を護る行動に移ってください。大震災の初動を切り抜けるのは、自分自身の決断と行動です。

【和歌山】パプアM7.3→和歌山で連続M3(2018/10/11)

2018/10/11は早朝にパプアニューギニアでM4.7〜M7.3の大きな地震が連続しましたが、その後、日本でも和歌山県北部を震源として17時台に震度2・震度3の地震が発生しました。この震源はご存知の通り、南海トラフ巨大地震の想定震源域内となります。 同様に南海トラフ巨大地震の想定震源域での直近の地震としては、10/7に愛知県東部で震度4・M5.1(深さ40km)が発生していますが、このときも同日早朝にパプアニューギニアでM4.9〜M5.0が発生しています。 環太平洋火山帯のくくりで見た場合、10/11はその他にトンガ・インドネシア・アラスカでもそこそこの規模の地震が起きており、プレート境界における活動が活発な印象です。 気象庁発表の情報で、8〜10月にかけて四国周辺と奈良県・三重県〜伊勢湾にかけての南海トラフ巨大地震の想定震源域でスロースリップが原因と見られる「深部低周波地震」が起きていたとのこと。 また、四国と和歌山の間にある紀伊水道沖の海底でも昨年末から従来とは異なる傾向の地殻変動が起きています。 ともあれ、気象庁によれば「現時点では巨大地震発生の可能性が相対的に高まったとはいえない」というのが現時点での結論ですが、過去の事例を振り返っても地震が発生すると思っていなかった場所で前兆も無く大地震が発生し、甚大な被害が出ているのも事実です。 基本的に環太平洋火山帯におけるプレート境界では毎日のように地震が発生していますので、必要以上に怖がる必要も慌てる必要もありません。ただし、起きたときに対応できるだけの備え『備災意識』はしっかりと。 なお今回の図には、10/10に南海トラフ境界部の掘削調査のために出航した地球深部探査船「ちきゅう」が実際に掘削をおこなう地点である「C0002サイト」に位置も記載しています。 参考サイト: JAMSTEC『地球深部探査船「ちきゅう」による国際深海科学掘削計画(IODP)第358次研究航海 「南海トラフ地震発生帯掘削計画:プレート境界断層に向けた超深度掘削」の実施について』 http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20180927/ 日経新聞『探査船「ちきゅう」出港、南海トラフ境界部を初掘削へ』 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3630257010102018CR0000/