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日々発生する地震について、単なる速報ではなく前後の時系列や過去の大震災との関連性、周辺情報を加味した独自見解などを発信する ITOITO-STYLE公式facebookページ で公開した情報のバックナンバーです。

地震情報バックナンバー

【九州】宮崎県の日向灘で震度5弱、M6.3の地震(2019/05/10〜05/12)

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【東北】岩手沖・青森沖でM4クラスが2連続(2019/05/08)

2019/05/08は9:20頃に岩手県沖で最大震度4・M4.4の地震があり、すぐその2分後に青森県東方沖でも最大震度1・M4.3の地震を観測しました。 岩手県沖を震源とする地震は東日本大震災以降は比較的活発で、最大震度5弱以上の大きな地震は東日本大震災当日を含めてこれまで複数回発生しており、特に2015/2/17には最大震度5強・M5.7もありました。 マグニチュード(M)だけで見た場合、2014/7/5にもM5.9の規模のものが発生しています。 また岩手県沖は、最大震度4以上を観測する地震も頻発する震源域となっています。 東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内にM7級の大地震の発生確率がかなり高いとされており、予測される発生確率などは2019/2/26に政府の地震調査委員会によって公表されています。 特に5/8に地震があった岩手県沖(北部)と青森県東方沖では、今後30年内M7.0〜M7.5規模の地震が起きる確率が「90%程度以上」とされており、先にお伝えした北海道沖の千島海溝沿いで起きることが予測されている地震と並んで、起きた際の被害が懸念されます。 (北海道沖の千島海溝沿いとしては、5/8にも択捉島南東沖にてM4.8が起きています) マグニチュードに関連してよく耳にすることで 「小規模な地震が連続すれば、その後に起きるかもしれない大震災規模の地震を引き起こすエネルギーが開放されて、巨大地震は起きにくくなるのではないか?」 という話題があります。 マグニチュードの値による地震の規模の違いですが、マグニチュードが「1」大きくなると、地震のエネルギーは「約30倍」も大きくなるという関係が判っています(厳密には31.6倍)。 例えば、M4.0を「1」としましょう。M5.0〜M7.0を考えると単純計算して M4.0:1 M5.0:約30倍 M6.0:約900倍 M7.0:約27,000倍 となり、M7.0の地震のエネルギーをM4.0の地震で開放しようとしたら、乱暴に言ってM4.0の地震が約27,000回以上起きる必要がある計算になります。 地震が多く起きている場所だから今後想定される巨大地震は規模が軽減されるのではないか?とは考えず、個人レベルでも(可能な範囲ではありますが)備えておくことが必要です。

【海外】パプアニューギニアでM7.2の大地震(2019/05/09)

2019/05/07の日本時間の早朝、パプアニューギニアでM7.2の大きな地震がありました(USGS公表値)。 日本列島を含む環太平洋火山帯の南側は特に、大地震の巣とも言えるM7クラスの地震が珍しくない頻発地帯です。 ニューギニア付近では年に数回または1〜2年に1回程度、M7以上の大地震が発生しており、近年では2016/12/17にM7.9の巨大地震が発生しています。 日本を含む環太平洋火山帯としてはパプアニューギニアなどの南西太平洋地域やフィリピン・インドネシアなどの東南アジアもつながっており、さらに西側を見れば南米や北米の太平洋側、アラスカなども環太平洋火山帯に含まれます。 この地球上で発生する地震の約90%が環太平洋火山帯で発生、活火山の75%もこの範囲に点在しており、環太平洋火山帯の成因はプレート・テクトニクス理論における岩盤間の相互作用によるものとのこと。 「赤道を超え日本から遠く離れた地域での地震だから日本には無関係だろう」というわけではありません。 周囲が約4万kmという途方もなく大きな「蹄鉄状」の環太平洋火山帯ですが、1つの巨大な地殻下活動体とも言え、日本における地震や火山活動にも影響が考えられます。 ちょうどゴールデンウィーク中の5/3には九州の阿蘇山でも再度の噴火があり、5/5には根室半島南東沖でもM5.3の大きめの地震があったばかり。備えだけは出来る範囲でしっかりとやっておきましょう。

【北海道】根室半島沖で最大震度4, M5.3(2019/05/07)

2019/05/07は早朝にニューギニア付近でM7.1の大地震がありました。こちらは別途お伝えします。 ゴールデンウィーク中に注目した地震は最近増えている北海道沖、根室半島南東沖で5/5に発生したM5.3・最大震度4のもの。5/7には、千島海溝のロシア側でもM5.2が発生しています。 北海道の千島海溝側では最近になって地震が増えてきている印象があります。特に根室半島南東沖での有感地震は2016年以降は年間14〜15回程度ですが、今年は5月上旬で早くも10回程度と頻度が高めです。 千島海溝沿いの広い範囲では、今後30年内にM8〜9クラスの地震の発生が想定されており、発生間隔としてはすでにいつ起きてもおかしくないと言う見かたもあります。 (一部の地震研究者(予言などのオカルトではない)の間では、南海トラフ巨大地震は2030年代半ば以降が危険期ではないか、とも言われています) 千島海溝と日本海溝に沈み込む直前の太平洋プレート(アウターライズ)内では正断層型巨大地震が発生することが指摘されています。(千島海溝側のアウターライズ地震断層は、数は多いものの浅い傾向にあります) アウターライズ地震が起きた場合、陸側の揺れは小さいながらも津波が沿岸部に押し寄せる可能性がありますが、このアウターライズ地震については震源断層の情報が無く想定シナリオ地震が設定できていないのが現状とのこと(JAMSTEC公開資料より超概略)。 津波を伴うM8〜9クラスともなれば個人や家庭で備えるには当然限界があり、それこそ官産民それぞれの粒度で広範囲に渡りキメの細かい備えを連携しながらおこなう必要性がありますが、次の巨大地震が実際に起きるまでにどこまで実現可能なのでしょうか。 まずは個人や家庭レベルで備えた上で、危機感を共有できる人々が地域ごとに連携・共助できるコミュニティ機能を作ることも大切かもしれません。

【北海道】千島海溝沿いで続発する地震(2019/04/28)

2019/04/28は十勝地方南部で深さはあるものの、最大震度4・M5.6と規模の大きな地震がありました。 北海道は4月に入ってから有感地震が続発している印象があります。 2017年12月の政府地震調査委の発表では、北海道の根室沖を中心に今後30年内にM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、仮に発生した場合は沿岸部に20m以上の大津波が押し寄せる可能性があるという予想です。 北海道根室沖を中心とする地震に関しては、発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。 自然災害の発生可能性を確率論で見る場合、確率が小さければなんとなく安心・大きければ不安という気持ちになりがちですが、確率論だけに実際にどのエリアにどの程度の被害が起きるかは起きてみなければわかりません。 これはいわゆる「ハザードマップ」などにも言えることで、ご自身がお住まいの地域がハザードマップ上では大きな被害が無いか、被害が小さいとされる場所になっていることによって「正常性バイアス」が働き、実際には命に関わる危険性が生じているのに逃げ遅れるという状況にもなりかねません。 とにかく災害時にはできるだけ正確な情報に耳を傾け、少しでも自分や家族に危険が生じそうな場合は先手を打って避難などの行動に移ることが重要です。 行動した結果、何も起きなければそれでいいのです。行動しないことで命を落とすということだけは、なんとしても避けなければなりません。 ゴールデンウィークということで北海道旅行に行かれている方も多いと思いますが、地震などの災害情報はスマホで簡単にチェックできますので、1日1回程度は確認するようにしてみると良いかもしれませんね。

【東北・北海道】宮城県沖と釧路地方北部で、それぞれ最大震度3(2019/04/25)

2019/04/25は宮城県沖で震度3(M4.3)、釧路地方北部で震度3(M2.3)の地震がありました。 宮城県沖は東日本大震災以降の活動が活発でM3〜4クラスの地震が多く発生します。 釧路地方北部の有感地震は比較的少なく、年によっては有感地震が無いことも。 震源は屈斜路湖付近のようで、ここは日本最大のカルデラです。 余談になりますが、屈斜路湖と言えば特に昭和生まれの方々にとって思い出されるのは、未確認生物と言われる「クッシー」の存在ではないでしょうか。 1970年代〜1980年代あたりに、屈斜路湖で大きな「影」が泳いでいる姿や、湖面を動く波紋などがよく目撃され、何か巨大な水棲生物が居るのではないかと言われ、テレビで調査番組なども組まれました。 ただ、屈斜路湖の水質は酸性が強いため、大型の水棲生物が生息する可能性は無いとされています。 このような酸性の水質のなったのは、1938年(昭和13年)の屈斜路湖地震の影響とされています。この地震で湖底から硫酸塩が噴出したとみられ、水質がpH4前後まで酸性に傾いた結果、魚類はほぼ全滅しました。 現在では水質改善や魚の放流活動などにより、ニジマスやアメマスなど多くの魚が生息できるようになり、スポーツフィッシングが楽しめる湖となっています。 なおこの酸性の水質のため屈斜路湖に漁業権は存在しませんが、ルールとして「北海道内水面漁業調整規則」があります。 一部の釣り人による産卵魚の捕獲や必要以上に釣る行為なども見られるようですが、ルールは守った上で利用したいものですね。

【海外】フィリピンで続く大きめの地震(2019/04/24)

2019/4/22〜4/24にかけて、フィリピンで大きめの地震が続いています。 4/22にM6.1、4/23にM6.4とM6規模が続く中、M4.7以上のものも発生しています。 近隣インドネシアでもM5規模の地震が発生していますが、このあたり含め南太平洋のフィジー諸島あたりまでは大きな「地震の巣」的な状況です。 「環太平洋火山帯」の括りでは日本ともつながっていますので今後、日本でも相応の規模の地震が発生する可能性がありますが、過敏になる必要はないと思われます。 地球規模の動きに対して、人間1人単位で備えられることはごくわずかです。 ただ、そのごくわずかな備えが積み重なれば、大きな備えとして実効力を持つこともできるでしょう。 「防災」とは災害を防ぐと書きますが、大震災規模のものは防ぐことはできません。 ただ、災害に「備える」ことはできます。それが「備災」です。災害に備えた上で、実際に起きたときにはその備えを用いて被害を減らすことが「減災」につながると言えるでしょう。

【東北】三陸沖で最大震度2、M5.4の地震(2019/04/23)

2019/04/23は三陸沖で最大震度は2であるもののM5.4の地震がありました。 近くでは4/11にもM6.0の地震が起きています。 三陸沖での有感地震は2018年は例年に比べてやや少ない印象がありましたが、特に東日本大震災の年はM6〜7クラスの大きめの余震が続いていました。 また、東北〜関東にかけての太平洋側では、今後30年内のM9クラスの超巨大地震の発生確率は「0%」であるものの、M7.0〜7.5の大規模な地震が起こる確率は岩手沖や宮城沖で90%以上、茨城沖で80%以上という高い予測値となっています。 前日4/22には同じ環太平洋火山帯のフィリピンでM6.1の地震があり11名の方が亡くなりました。フィリピンでは今後「ビッグワン」と呼ばれるM7.6規模の大地震が発生周期的に懸念されています。 フィリピン周辺も地震活動が活発ですが、マニラ首都圏は全長100km近い断層の上にありますが、この断層は400年周期で動くとされ現在、次の周期が近づいてるとされています。 このビッグワン地震が予測最大規模で起きた場合、最大3万5000人が亡くなり、被災者は数百万人になると見込まれています。 前回の発生は1658年。周期的にはあと40年内に発生する可能性があるということかもしれません。 そして日本でも今後30年内に複数の大地震の発生が懸念されています。 それらの大地震を含めた大きな災害への備えとして近年言われているのが「地域の防災力」というものですが、都道府県や市区町村などの行政任せでは間違いなく足りませんし、発災後の混乱期においては行政だけでなく国レベルでも対応は遅れがちになると考えておくべきです。 その「地域の防災力」を構成するのは、地域に住む個人やご家庭単位での「備災力」です。 まずは備えた方々どうしが連携して生活を維持・再建していく必要があるでしょう。

【台湾・沖縄】台湾東部でM6.4の後、琉球海溝沿いで続く地震(2019/04/21)

2019/04/18に台湾でM6.4(国内報道ではM6.1)の地震がありましたが、約1年2ヶ月ほど前の2018/2/6に起きた「台湾花蓮地震」はM6.0でした。 今回の台湾での地震は、マグニチュードでは昨年のものをやや上回ったことになります。 台湾も日本同様に環太平洋火山帯に沿って位置しており、台湾国内では42の活断層が特定されています。 これまで台湾で観測されている地震の多くは台湾東方沖で発生しており被害は軽微なものが多かったのですが、台湾直下で起きたものは規模に比例して被害も大きくなっています。 琉球海溝や沖縄トラフに沿った沖縄周辺でも最近地震が多かったこともあり、今後の動きも気になります。 4/21は沖縄本島近海、奄美大島近海、トカラ列島近海で地震が起きています。 特に、琉球海溝の東端はそのまま南海トラフに接続しています。 地震情報に関しては、スマホに天気情報系のアプリや「強震モニタ」などのアプリを入れておくと日頃からチェックできますので、関心のあるかたはぜひそうしたアプリを入れて、日頃の防災・備災に役立ててみてください。 iPhone用:強震モニタのApp Store検索リンク Android用:強震モニタのGoogle Play検索リンク

【熊本】熊本地震の本震から3年目の阿蘇山噴火(2019/04/16)

2019/4/16は熊本地震の本震から3年目ですが、熊本の阿蘇山が噴火となりました。前回の噴火は2016/10/08。 これまでも2019年1月からの阿蘇山の火山性地震と孤立型微動をグラフ化していますが、5日前の4/11からどちらも急激な減少傾向だったことが判ります。 また、4/14には気象庁が噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」から2の「火口周辺規制」に引き上げたばかりでした。 噴火警戒レベルに関しては、2017/2/7〜2019/3/11までは1が継続されていましたが今年3/12にはいったん2に引き上げられ、3/29に再び1へ引き下げられたばかりでした。 今月は沖縄周辺でも小規模な地震が連続していることもあり、今後の情報には注意しておきたいところです。

【沖縄】沖縄本島周辺で連続する地震(2019/04/13)

【沖縄】奄美大島近海で連続する地震(2019/2/18〜2/20) https://itoito.style/article/5358 【沖縄】宮古島付近で連続する地震(2019/2/16〜2/18) https://itoito.style/article/5354 【沖縄】活発化する沖縄本島近海での地震(2018/09/16) https://itoito.style/article/4951 昨年3月頃にも西表島付近で群発地震的な連続した揺れが発生していました。 今月に入ってからは規模の大きな地震は多くなく、概ね静穏な状態になっている感もありますが、このような状況がしばらく続いた後に大きな地震が発生することもあります。 日頃の備えは怠らず、今後の情報に注意しておきたいと思います。 なお強震モニタはスマホ用のアプリとして複数作品がリリースされており、どなたでもダウンロード・利用できますのでiPhoneユーザーのかたはAppStoreから、Androidユーザーの方はGooglePlayストアから入手してみてください。 iPhone用:強震モニタのApp Store検索リンク Android用:強震モニタのGoogle Play検索リンク

【東北】三陸沖で震度3、M6.0の地震(2019/04/11)

2019/04/11に三陸沖でM6.0規模の地震がありました。 最大震度は3ですが、マグニチュードで見た場合はそれなりの大きさです。 「三陸沖」の範囲で括ると、過去の震度4以上の地震においてもマグニチュード的には大きなものが多い印象で、東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内にM7〜8クラスの地震が発生する可能性が高いと予測されています。 東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。 しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖など。 特に東日本大震災の震源域では「割れ残り」と言われる領域が存在しており、そうした部分が今後のプレートの動きによって改めて破壊される可能性は十分あります。 東日本大震災は「1000年に1度の大震災」と言われましたが、それはM9クラスの規模という意味での「1000年に1度」です。 たしかにM9クラスは当分発生しないと考えられていますが、M7〜8に関しては比較的高い発生確率となっています。 大人世代における備えだけでなく、子・孫の世代も含めて長期的・大局的に考えて対策を講じていく段階に入っていると言えるでしょう。

南海トラフ地震に関する気象庁発表の定例情報から気になる点をピックアップ(2019/04/09)

2019年4月も気象庁から南海トラフ地震に関する定例情報が発表されました。 概要としては「南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」 とのことですから現状、特に心配するような状況にはありません。 ただ、南海トラフ沿いに設置されている電子観測点の沈降は長期的に継続しています。 プレートの動きによるもので当然ではありますが、この動きによって蓄積された「ひずみ」がこの先いつ開放されるのか、もし開放されたときに何が起きるのかは気になります。 仮に、南海トラフ沿いで大規模地震の発生の可能性が高まったときには、このような月の上旬に発表される定例情報とは別の「臨時情報」が発表されることになっています。 それはすなわち「万が一の国難レベルの巨大地震と、それによる津波被害が生じる緊急事態の可能性」に他なりません。 特に津波被害が想定される地域では避難の準備が必要となり、それ以外の地域でも店頭からは物がすぐに無くなります。 避難ルートやお住いの地域のハザードマップの確認、災害用伝言ダイヤルなど家族間での緊急連絡手段の確保、防災用品や備蓄品の準備は何もない平時にこそやっておきましょう。 災害規模が大きい場合、インターネットが使えなくなる可能性も十分にあり得ますし、スマホや固定電話等の電話回線も通信規制がおこなわれて通話が困難になります。 日頃から自宅周辺や通勤通学ルートにある「公衆電話」の場所と、災害用伝言ダイヤルの使い方は把握しておくと良いかと思います。災害時の情報収集用には、電池で動くポータブルなラジオがオススメです。

【沖縄・台湾】沖縄本島付近と台湾南東沖でM5以上の地震(2019/04/08)

2019/4/8は、沖縄本島近海の琉球海溝沿いでM5.5、その後に台湾南東沖でもM4.6〜M5.1の地震がありました。 琉球海溝では巨大地震の記録が少ないものの過去に遡ると、沖縄本島と台湾の間にある先島諸島では約600年周期で巨大津波が発生したことを示す痕跡があるとのことです。 沖縄周辺は地震が少ないイメージをお持ちのかたも多いかと思いますが、琉球海溝沿いでは意外と活発な地震活動が見られ有感地震も多い領域です。 宮古島付近や西表島付近では、ときおり群発地震のような連続した地震が観測されています。 2018年2月には琉球海溝の東端に位置する台湾で「台湾花蓮地震」が発生し、大きな被害が出たことも記憶に新しいと思います。 地震予測に関しては、内陸直下の断層型の予測は困難ですが、海溝型はある程度の予測が可能と言われます。東日本大震災が起きた際も、震源の周辺海域では前兆となる小規模な群発地震が発生していました。 沖縄周辺での地震はほぼ海溝型なので、今後の動きは気にしておきたいところです。

【北海道】十勝沖で震度2、M4.0の地震(2019/04/04)

2019/4/4は、北海道の十勝沖で小規模な有感地震がありました。十勝沖は目立って有感地震が多い震源ではありませんが、2008年9月にはM7.0・最大震度5弱の地震が太平洋プレートと陸のプレートの境界で起きています。 特に2008年9月の地震は、その5年前の2003年9月に起きたM8.0の「十勝沖地震」の震源の近くで発生したものです。 2017年12月の政府地震調査委発表では、北海道の千島海溝沿いでM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、20m以上の大津波が起きる可能性があるとのこと。 この千島海溝沿いでの発生が予測されている大規模な地震に関しては発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。 なお十勝沖・根室沖・釧路沖で発生している有感地震の規模推移を2008年あたりから10年間で見てみると、十勝沖と釧路沖は緩やかな微減傾向になりますが、根室沖に関しては逆に緩やかな微増傾向となっています。 最近の北海道では胆振地方東部での地震が多い印象がありますが、千島海溝沿いでの発生が見込まれる地震に関しても今後、留意はしておきたいところです。
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