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【鹿児島・沖縄】奄美大島近海で連続する地震(2019/2/18〜2/20)

宮古島付近で地震が続いた後、2019/2/18〜2/20にかけて奄美大島近海で地震が連続して発生しています。 沖縄付近は地震が少ない印象がありますが、このあたりは意外と地震が多いエリアです。 奄美大島近海で近年で発生した大きなものは震度5弱・M5.1。このときは緊急地震速報が発表されました。 2018年においては、2月に大きな被害を出した台湾花蓮地震、そして続く3月には西表島での数十回の連続地震がありました。 琉球海溝では巨大地震の記録が少ないものの、過去を見ると先島諸島では巨大津波による被害が起きています。 また、宮古島北北西沖では1938年にM7.2、1947年と1958年にも石垣島北東沖でM7を超える地震が発生しています。 ---- 余談ですが、地震の規模を示す「マグニチュード」は、値が「1」上がると地震のエネルギーは約30倍になります(厳密には31.6倍)。 例えば、M6を「1」としましょう。M7〜M9を考えると、単純計算して M6:1 M7:約30倍 M8:約900倍 M9:約27,000倍 となるのです。 「地震が多発している場所では、エネルギーの開放が進んでいるのではないか?」 と思われるかもしれません。 東日本大震災では観測史上最大規模の「M9」が観測されましたが、例えばこの規模の地震のエネルギーをM6クラスの地震で開放しようと思ったら、乱暴に言ってM6クラスの地震が約27,000回以上起きる必要がある計算になります。 地震が多く起きている場所だから今後想定される巨大地震が軽減されるだろうとは考えず、しっかりと備えることが必要です。

【沖縄】宮古島付近で連続する地震(2019/2/16〜2/18)

2019/2/16〜2/18に注目した地震は、宮古島北西沖で続くもの。琉球海溝と沖縄トラフに囲まれたエリアですが、2018年も活発に活動していました。 両海溝の西端にあたる台湾では2018/2/6に大きな被害を出した「台湾花蓮地震」が発生。西表島近海では、2018年の2月末から3月にかけて群発地震とも言える地震が発生。 また、2018年末〜2019年初にかけては口永良部島でも噴火が相次ぎました。 図では沖縄付近にフォーカスしていますが、より北東側(九州〜四国)では南海トラフの陸側でスロースリップの動きが継続しているという観測結果が報告されています。 こうした動きを踏まえつつ、いつどこで地震を始めとした大きな自然災害が発生したとしても、命さえ無事であれば何らかの対応ができるようにしておきましょう。 特に、都市部で働いていらっしゃる場合は自宅と職場の間に距離があることが多く、いざというときにはすぐに家族で集まることが困難な場合があります。 そうした場合を想定し、大災害直後の家族内での行動方針や集合場所の選定、スマホや電話が使えず連絡が取れない場合の対応手段などを、予め決めておくと良いでしょう。

【九州四国】南海トラフ地震の想定震源域で小規模な3回の地震と、口永良部島で噴火(2019/1/28〜1/29)

2019年1月28日〜1月29日にかけて、南海トラフ地震の想定震源域で(大きくないものの)3回の地震と、口永良部島で噴火がありました。 地震の震源に関しては比較的コンスタントに揺れている位置であり、気象庁による南海トラフ地震に関連する定例情報でも特段の異常は無いと言えますが、想定外のことが起きるのが自然災害です。備えだけはしっかりと。 長いこと気になっているのは、四国沖(主に高知県沖)の南海トラフ固着域での震度1以上の地震が相変わらず少ない点でしょうか。 また1月29日の夕方には口永良部島の噴火がりました。口永良部島では今年に入ってから1月2日と1月17日にも爆発的噴火があったばかり。2018年12月にも複数回の噴火を起こしています。 特に2015年5月の噴火においては、口永良部島の全島民が一時的に屋久島への避難を余儀なくされています。 大きな被害を出した噴火で記憶に新しいのは、2014年の「御嶽山」の噴火です。火口付近に居合わせた登山者ら58名が死亡するという、戦後最悪の火山災害と言われています。この時は噴火の直前まで前兆らしい前兆がありませんでした。 よく「備えあれば憂いなし」とは言いますが、備えがあっても時として自分が居る場所やタイミングや「運」なども影響するとも言えます。 大きな災害を目にするたびに自然のチカラに対する人間の無力さを痛感しますが、万が一のときには、まずは個々人が(予め備えた上で)ベストを尽くす以外に方法はないのではないでしょうか。

【鹿児島】口永良部島で爆発的噴火が発生(2019/01/17)

2019年1月17日の9:19頃、鹿児島県の口永良部島で爆発的噴火が発生しました。口永良部島は、最近繰り返し噴火を繰り返している火山です。 気になるのは口永良部島の北側にある「鬼界カルデラ」。世界最大級の「マグマ溜まり」で7300年前の超巨大噴火で形作られました。この7300年前の噴火では火砕流や大量の火山灰が発生し、当時の九州南部の縄文文化を滅亡させたとされています。 2016年からの神戸大学による調査では、海底から高さ600メートルにもなる巨大な「溶岩ドーム」がカルデラの内側に確認されました。 従来は7300年前の噴火でその時点でのマグマのほとんどが噴出してしまったと考えられてきましたが、この調査によって現在もマグマの供給が継続されているであろうことがほぼ確実視されています。 神戸大学海洋底探査センターの巽好幸教授によれば、「すでに次の巨大カルデラ噴火の準備過程に入ったと言える」という見解を発表しています。 万が一この鬼界カルデラが再び7300年前と同規模の巨大噴火を起こした場合、九州南部に壊滅的な損害をもたらし、関西だけでなく関東にまで影響が及ぶと考えられています。 以上の事柄は「不安を煽る」等の性質ではなく、近年の科学的な調査によって広く公開されている情報です。 さすがにこれほどの規模ともなると、どう備えるべきか・備える手段はあるのかという点では確かに不安にはなりますが、例えば2014年の御嶽山噴火では、前兆現象がほとんど無い状態で噴火が発生してしまいました。 そのような噴火災害が実際に起きうる可能性がある、ということだけは心に留めておきましょう。

【鹿児島】口永良部島の新岳火口で火砕流を伴う爆発的噴火が発生(2018/12/18)

2018/12/18の16:37頃、鹿児島県・屋久島の西にある「口永良部島」の新岳火口で火砕流を伴う爆発的噴火が発生し、屋久島町では全島民に自主避難を呼びかけました。 下記は気象庁及び報道各社の記事へのリンクです: 口永良部島の活動状況 https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/509.html 口永良部島で噴火 火砕流が西へ流下 https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2018/12/18/3024.html 口永良部島・新岳で噴火 煙2千メートルまで上昇 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3909377018122018000000/ 噴火に伴うけが人なし、自主避難呼び掛け https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00000146-kyodonews-soci 火山 口永良部島で火砕流を伴う噴火が発生 http://news.livedoor.com/article/detail/15758140/ ---- 噴火発生時、本村東観測点で29Paの空振を観測、噴煙は火口縁上2000mで雲の中へ。 火口周辺では大きな噴石が飛散しているのが確認されています。また火砕流が火口から西側へ約1km流下したとのこと。 火口周辺警報としては、噴火警戒レベル3の入山規制が継続しています。 ---- 口永良部島の噴火で近年目立ったものは、2015/5/29に発生した「マグマ水蒸気噴火」です。噴煙高度は火口から最大約1万メートル上空まで到達。このときも、新岳からの噴火でした。 今回は「自主避難の呼びかけ」ですが、2015年の噴火では噴火からおよそ16分後には屋久島町が島全域に島外への避難指示を出し、気象庁の見解として島民の避難期間が年単位に及ぶ可能性が指摘されました。(実際にはこの年の12/25に避難指示が解除されています) 2015年の噴火では、噴火警戒レベルが避難を意味する「5」に引き上げられましたが、12/18の噴火ではレベル3のままとなっています。 ---- 近年、活発化している感のある環太平洋火山帯。12/18も南西太平洋〜南太平洋あたりではM4〜M5クラスの地震が相次いでいました。大きな被害が出ない地震は、日本国内でも連日発生しています。 枕詞的に「地震大国」日本とは言われますが、大きな被害の出ない地震にはすっかり慣れてしまっているのが私たちの生活です。しかし、日本国内でこの先の大地震が起きないことが保証できる「安全地帯」はどこにも無いと言って差し支えはありません。 次の大震災が起きるのは30年後か、それとも100年後の次の世代かもしれませんが、もしかしたら来月や来年かもしれません。 現在の科学技術をもってしても、それを正確に予測することが不可能である今、「いつ・どこで起きるのか」を必要以上に気にしてもあまり意味はありません。 「起きた時に備えはあるかどうか」が、もっとも重要な問題となります。まずは、無理のない範囲で備えてください。