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【東日本】三陸沖でM4.7、茨城でM3.3の地震(2020/02/25)
2020/02/25は三陸沖でM4.7・茨城県南部でM3.3の地震がありました。最大震度はそれぞれ 1 および 2 。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【三陸沖】
2020/02/25 15:40頃, 震度1, M4.7, 深さ10km, 北緯:39.4, 東経:143.7
【茨城県南部】
2020/02/25 12:12頃, 震度2, M3.3, 深さ50km, 北緯:36.2, 東経:140.0
三陸沖は現在も活発な地震活動が観測されていますが、前回の有感地震は2019/12/27。およそ3ヶ月ぶりとなります。
このあたりで発生する地震のほとんどがM4以上でM5クラスの発生頻度も高めとなっています。
茨城県南部は北部とともに地震の多いエリアで、南部で発生する地震は震源の深さが50〜60kmのものが多いのです。
この茨城県南部の地表下50〜60kmあたりは、フィリピン海プレートが沈み込んだ先の先端部分にあたります。
そして来月2020/03/11は、東日本大震災から9年目。過去の大規模地震や台風・豪雨災害などの被災地域では、発災後にガソリンや食料品などを求める人々が長い行列を作りました。直後のニュース報道を目にした際も、停電の中で営業を続けているコンビニやスーパーの店頭に数多くの人々が物資を求めて行列をなしているのを目にしたかたも多いでしょう。
それは編集部スタッフが東日本大震災のときに、身をもって体験した行列と同じでした。必要とされるもの、すぐに売り切れるものも同じ、買い占めに遭うものも同じでした。
2018年に発生した北海道胆振東部地震の際は、報道番組のコメンテーターが「北海道にお住まいのかたがたは、地震は起きないものと日常的に考えている。だから備蓄などを含めて大きな地震に対する意識が薄い」と発言していました。
東日本大震災が来るまで、編集部スタッフもそれは同じ意識でした。しかし、今や日本のどこにいても地震に対して安全な場所は無く、次にどこに大地震が発生してもおかしくないと考えて備えるべきでしょう。
「まだいいや」と考えて先送りにするのか、それとも「今、備える」のか。その差は実際に大規模災害が起きてしまった時に如実に現れてしまいます。
まだ備えが不足している場合、ぜひ明日からでも、無理の無い範囲で必要なものを備え始めてください。
一気に備えなくても大丈夫です。少しづつでも大丈夫です。大切なことは備える意識を持ち、行動することです。起きてからでは遅いのです。
【全国】青森,岩手,長野,千葉,トカラ列島,父島近海で相次ぐ地震(2020/02/24)
2020/02/24は青森,岩手,長野,千葉,トカラ列島,父島近海などで小規模な地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【青森県東方沖】
2020/02/24 18:36頃, 震度1, M3.3, 深さ70km, 北緯:41.5, 東経:142.1
【父島近海】
2020/02/24 15:29頃, 震度1, M3.9, 深さ20km, 北緯:27.3, 東経:142.5
【岩手県沖】
2020/02/24 07:29頃, 震度1, M3.8, 深さ50km, 北緯:39.3, 東経:142.4
【津軽海峡】
2020/02/24 06:19頃, 震度2, M3.4, 深さ10km, 北緯:41.6,...
【全国】岩手, 宮城, 山形, 茨城, 遠州灘, 鹿児島で相次ぐ地震(2020/2/21〜2/22)
2020/2/21〜2/22にかけて、岩手, 宮城, 山形, 茨城, 遠州灘, 鹿児島で小規模な地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【遠州灘】
2020/02/22 20:47頃, 震度1, M3.9, 深さ10km, 北緯:34.1, 東経:138.2
【岩手県沿岸北部】
2020/02/22 18:27頃, 震度1, M2.9, 深さ80km, 北緯:40.4, 東経:141.6
【トカラ列島近海】
2020/02/22 17:22頃, 震度1, M2.1, 深さ10km, 北緯:29.6, 東経:129.6
【宮城県沖】
2020/02/22...
【全国】北海道、岩手、種子島で小規模な地震(2020/02/18)
2020/02/18は北海道、岩手、種子島付近で小規模な地震がありました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【浦河沖】
2020/02/18 14:35頃, 震度1, M3.6, 深さ70km, 北緯:42.0, 東経:142.6
【種子島南東沖】
2020/02/18 12:45頃, 震度1, M4.2, 深さ30km, 北緯:30.4, 東経:131.4
【岩手県沖】
2020/02/18 11:08頃, 震度1, M3.4, 深さ50km, 北緯:39.2, 東経:142.1
それぞれ地震の規模を示すマグニチュードはM3.2〜4.2ですが、いずれも最大震度は1と小規模なもの。種子島沖や岩手県沖は近年の地震多発領域です。
北海道の浦河沖を震源とする地震は、2019年9月より前まではさほど頻度が高くありませんでしたが、9月以降は規模は小さいながらもほぼ毎月地震が発生している状況となっています。
北海道の日高地方南部〜浦河沖にかけての地下構造は複雑で、地震活動の活発な地域。これまでのところM8クラスの地震こそ発生した記録はありませんが、1930年以降で見るとM6〜7規模の地震は複数回発生しており、被害も出ています。
1982/03/21には、浦河沖を震源とするM7.1・最大震度6の地震が起きています。このときの震源の深さは約40km。北海道で震度6を観測したのは1952年以来のことです。
このときの地震では浦河町と周辺地域に被害が集中し、ブロック塀や自販機が倒れ電柱などの傾きも多発。浦河町の隣接地域でも様々な被害が発生しました。最大の余震は本震から8時間後にM5.8・最大震度4が発生しています。北海道の千島海溝沿いでは最近になって地震が増えてきている印象があります。
千島海溝沿いの広い範囲では今後30年内にM8〜9クラスの地震の発生が想定されており、発生間隔としてはすでにいつ起きてもおかしくないと言う見かたもあります。
(一部の地震研究者(予言などのオカルトではない)の間では、南海トラフ巨大地震は2030年代半ば以降が危険期ではないか、とも言われています)
千島海溝と日本海溝に沈み込む直前の太平洋プレート(アウターライズ)内では正断層型巨大地震が発生することが指摘されています。(千島海溝側のアウターライズ地震断層は、数は多いものの浅い傾向にあります)
アウターライズ地震が起きた場合、陸側の揺れは小さいながらも津波が沿岸部に押し寄せる可能性がありますが、このアウターライズ地震については震源断層の情報が無く想定シナリオ地震が設定できていないのが現状とのこと(JAMSTEC公開資料より超概略)。
津波を伴うM8〜9クラスともなれば個人や家庭で備えるには当然限界があり、それこそ官産民それぞれの粒度で広範囲に渡りキメの細かい備えを連携しながらおこなう必要性がありますが、次の巨大地震が実際に起きるまでにどこまで実現可能なのでしょうか。
まずは個人や家庭レベルで備えた上で、危機感を共有できる人々が地域ごとに連携・共助できるコミュニティ機能を作ることも重要かもしれません。
【東日本】茨城でM5.3および千葉でM5.1の地震(2020/1/31〜2/1)
2020/02/01は茨城でM5.3および千葉でM5.1の地震がありました。最大震度はそれぞれ4と3です。
また2020/1/31〜2/1にかけて、岩手・福島・三重・北海道でもM1.9〜4.2の地震が発生しています。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【根室半島南東沖】
2020/02/01 17:21頃, 震度2, M4.2, 深さ50km, 北緯:43.0, 東経:145.9
【岩手県沿岸北部】
2020/02/01 07:36頃, 震度1, M2.9, 深さ110km, 北緯:40.4, 東経:141.6
【千葉県南部】
2020/02/01 03:07頃, 震度1, M3.2, 深さ90km, 北緯:35.3, 東経:139.9
【茨城県南部】
2020/02/01 02:07頃, 震度4, M5.3, 深さ70km, 北緯:36.0,...
【全国】北海道・東北・千葉・熊本で相次ぐ地震(2020/01/28)
2020/01/28は、北海道・東北・千葉・熊本でM2.5〜M5.4規模の地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【千葉県北西部】
2020/01/28 02:19頃, 震度1, M3.0, 深さ70km
【熊本県熊本地方】
2020/01/28 10:15頃, 震度1, M2.8, 深さ10km
【根室半島南東沖】
2020/01/28 10:36頃, 震度4, M5.4, 深さ100km
【岩手県沖】
2020/01/28 12:24頃, 震度2, M4.2, 深さ20km
【熊本県熊本地方】
2020/01/28 16:21頃, 震度2, M2.5, 深さ10km
【青森県東方沖】
2020/01/28 19:13頃, 震度3, M4.2,...
【全国】岩手、徳島、福島、茨城、西表島付近で小規模な地震が相次ぐ(2020/01/22)
2020/01/22、茨城・岩手・徳島・福島・西表島付近で小規模な地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【茨城県南部】
2020/01/22 22:40頃, 震度1, M3.4, 深さ40km
2020/01/22 22:43頃, 震度1, M3.3, 深さ40km
【福島県沖】
2020/01/22 19:38頃, 震度2, M4.1, 深さ50km
【徳島県南部】
2020/01/22 18:52頃, 震度3, M3.1, ごく浅い
【西表島付近】
2020/01/22 12:21頃, 震度1, M3.9, 深さ20km
【岩手県沿岸北部】
2020/01/22 04:34頃, 震度1, M3.7,...
【近畿以東】紀伊水道、茨城、岩手、佐渡付近で小規模な地震(2020/01/19)
2020/01/19は、紀伊水道・茨城・岩手・佐渡付近で小規模な地震がありました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【佐渡付近】
2020/01/19 17:00頃, 震度1, M3.5, 深さ10km
【岩手県内陸南部】
2020/01/19 06:57頃, 震度1, M2.7, 深さ10km
【茨城県北部】
2020/01/19 07:41頃, 震度1, M3.1, 深さ10km
【紀伊水道】
2020/01/19 03:51頃, 震度1, M3.1, 深さ10km
紀伊水道あたりは南海トラフ巨大地震の想定震源域内ですが、比較的静穏な震源です。
過去数年では紀伊水道を震源とする有感地震として目立ったものでも、
2019/03/13 13:48頃, M5.2, 最大震度4
2018/11/02 16:54頃, M5.4, 最大震度4
程度。今回はM3.1, 最大震度1ですので小規模なものです。
岩手県内陸南部は有感地震の発生頻度はさほど高くない震源で、今回のM2.7は近年発生した有感地震の中でもかなり小さな規模です。
過去10年で見ても最大震度4を超える揺れを観測するような地震も起きていませんが、2016年の熊本地震のように、それまで100年以上も大きな地震が無かった場所でいきなり起きる場合がありますので、完全に安心しきるべきではないでしょう。
佐渡付近の地震も今回は小規模なものですが、遡ると
2012/02/08...
【東日本】岩手・宮城・茨城沖と伊豆で小規模地震(2019/12/30〜12/31)
2019/12/30〜12/31は、静岡県伊豆地方・岩手県沖・茨城県沖・宮城県沖と父島近海で小規模な有感地震が相次ぎました。
いずれも最大震度は1。ただし、宮城県沖はM4.0・父島近海ではM5.4という規模で発生しています。
時系列で新しい順に列挙すると次の通りです。
【静岡県伊豆地方】
2019/12/31 10:47頃, 震度1, M1.7, 深さ10km
【岩手県沖】
2019/12/31 02:14頃, 震度1, M3.3, 深さ50km
【茨城県沖】
2019/12/30 19:27頃, 震度1, M3.6, 深さ30km
【宮城県沖】
2019/12/30 13:32頃, 震度1, M4.0, 深さ40km
【父島近海】
2019/12/30 13:11頃, 震度1, M5.4, 深さ10km
静岡県伊豆地方の震源は相模トラフの西端あたりかつ、首都直下地震の想定震源域の西端あたりでもあり、南海トラフ巨大地震の想定震源域の東端あたりに位置するので気にはなるものの、近年で最大の地震は
2015/03/15 23:44頃, 静岡県伊豆地方, 震度2,...
【全国】三陸沖でM4.8ほか、栃木・瀬戸内・鹿児島・沖縄で小規模な地震(2019/12/27)
2019/12/27は、三陸沖でM4.8ほか、瀬戸内海中部・沖縄本島近海・鹿児島県薩摩地方・栃木県北部で小規模な有感地震がありました。
各震源ごとの情報は次のとおりです。
【三陸沖】
2019/12/27 14:10頃, 震度2, M4.8, 深さ10km
【瀬戸内海中部】
2019/12/27 12:34頃, 震度1, M2.7, 深さ10km
【沖縄本島近海】
2019/12/27 11:26頃, 震度1, M3.8, 深さ10km
【鹿児島県薩摩地方】
2019/12/27 06:46頃, 震度1, M2.4, 深さ10km
2019/12/27 03:09頃, 震度2, M3.3, 深さ10km
【栃木県北部】
2019/12/27 04:44頃, 震度1, M2.3,...