2019/7/12〜7/13:沖縄〜九州南部で小規模地震
2019/7/12〜7/13は全国的に概ね静穏な状況ではありましたが、その中でも注目した地震は奄美大島沖での深めのM5.9と与那国島近海でM5.4。
それぞれ最大震度は2および3と小規模ではありますが、地震そのもののマグニチュードは5を越えています。
2019年初頭には、奄美大島近海で地震が連続して発生しており、沖縄付近は地震が少ない印象がありますがこのあたりは意外と地震が多いエリアです。
奄美大島近海で近年で発生した大きなものは震度5弱・M5.1。このときは緊急地震速報が発表されました。
また2018年においては2月に大きな被害を出した台湾花蓮地震、そして続く3月には西表島での数十回の連続地震がありました。
琉球海溝では巨大地震の記録が少ないものの、過去を見ると先島諸島では巨大津波による被害が起きています。
宮古島北北西沖では1938年にM7.2、1947年と1958年にも石垣島北東沖でM7を超える地震が発生していますので、最近は大きな被害のある地震が無いからと言って安心するのであれば、相応に備えが必要です。
なお奄美地方は梅雨明けとのことですが、7/14の日曜日に大雨の地域がありそうです。
大雨が続いた地域では地盤が多量の水分を含んで緩んでいる可能性も考慮して、危険な場所には極力近づかないなどの注意をお忘れなく。
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