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【東北】東北地方の太平洋側で相次ぐM4規模の地震(2019/8/14〜8/16)

2019/08/14〜2019/08/16にかけて、東北地方の太平洋側を中心にM4クラスの地震が相次ぎました。 震源は日本海溝沿い、日本海溝の最深部は8020m。これに沿った地震はよく起きており、太平洋プレートが日本列島が乗った北米プレートの下へ沈み込んでいる構造です。 この3日間に着目した地震は次の通り。 ---- 2019/08/16 19:06頃, 茨城県北部, M2.7, 最大震度1 2019/08/15 18:15頃, 十勝沖, M4.3, 最大震度2 2019/08/15 18:07頃, 宮城県沖, M4.5, 最大震度1 2019/08/15 17:52頃, 福島県沖, M4.2, 最大震度2 2019/08/15 15:54頃, 宮城県沖, M4.1, 最大震度2 2019/08/15 15:06頃, 青森県三八上北地方, M4.6,...

【北海道・ロシア】千島海溝とロシアのアリューシャン海溝との接続域でM4〜M6クラスの地震(2019/06/26)

2019/06/26は千島海溝とロシアのアリューシャン海溝との接続域でM4〜M6クラスの地震が連続しています。数日前は同じ環太平洋火山帯に属する米国のオレゴン州沿岸で同様の地震が連続していましたが、規模・深さともに酷似しています。アリューシャン海溝沿いでは過去にM8クラスのアリューシャン地震やM9.2のアラスカ地震が起きています。 さらに今年4月に遡ると、北海道の千島海溝沿いでもM3〜M5クラスの地震が連続発生している時期がありました。 2017年12月の政府地震調査委の発表では、千島海溝沿いの北海道沿岸・根室沖を中心に今後30年内にM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、仮に発生した場合は沿岸部に20m以上の大津波が押し寄せる可能性があるという予想です。 北海道根室沖を中心とする地震に関しては、発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。 自然災害の発生可能性を確率論で見る場合、確率が小さければなんとなく安心・大きければ不安という気持ちになりがちですが、確率論だけに実際にどのエリアにどの程度の被害が起きるかは起きてみなければわかりません。 これはいわゆる「ハザードマップ」などにも言えることで、ご自身がお住まいの地域がハザードマップ上では大きな被害が無いか、被害が小さいとされる場所になっていることによって「正常性バイアス」が働き、実際には命に関わる危険性が生じているのに逃げ遅れるという状況にもなりかねません。 とにかく災害時にはできるだけ正確な情報に耳を傾け、少しでも自分や家族に危険が生じそうな場合は先手を打って避難などの行動に移ることが重要です。 行動した結果、何も起きなければそれでいいのです。行動しないことで命を落とすということだけは、なんとしても避けなければなりません。

【国内】日本全国で相次ぐM4クラスの地震(2019/6/9〜6/11)

2019/6/9〜6/11にかけて、日本全国でM4クラスの地震が相次いでいます。 2019/6/1から数えるとM4クラスは合計13回。それ以下の有感地震も全国で多く発生しています。 M4以上の地震が相次ぐのはちょっと珍しい印象はあり、6/1からのものを列挙すると下記の通りです。 ---- 2019/06/11 10:59, 千葉県北西部, 震度2, M4.2, 深さ60km 2019/06/11 10:21, 宮城県沖, 震度3, M4.4, 深さ60km 2019/06/11 02:19, 北海道東方沖, 震度2, M4.6, 深さ40km 2019/06/11 00:25, 静岡県中部, 震度2, M4.0, 深さ30km 2019/06/10 22:12, 宮城県沖, 震度2,...

【北海道】北海道東部でM3.5〜4.1の地震(2019/5/28〜5/30)

2019/5/28〜5/30にかけて北海道東部で最大震度は小規模ながらM3.5〜4.1の地震がありました。 1日ごとに震源が移動しているように見えます。 北海道東方沖は震源の深さが約70km・釧路地方中南部では同140kmと深めなので、太平洋プレートと北米プレートの境界部かもしれません。 北海道東方沖での有感地震はさほど頻度は高くなく、近年で起きた規模の大きなものは2015年7月のM6.2(最大震度3)。 釧路地方中南部での有感地震で近年で起きた規模の大きなものは、2015年6月のM5.0(最大震度5弱)です。 釧路でM5.0が起きた1ヶ月後に北海道東方沖でM6.2が起きたことになります。 また、北海道の千島海溝側では最近になって地震が増えてきている印象があります。 特に根室半島南東沖での有感地震は2016年以降は年間14〜15回程度ですが、今年は5月で早くも10回程度と頻度が高めです。 千島海溝沿いの広い範囲では、今後30年内にM8〜9クラスの地震の発生が想定されており、発生間隔としてはすでにいつ起きてもおかしくないと言う見かたもあります。 千島海溝と日本海溝に沈み込む直前の太平洋プレート(アウターライズ)内では正断層型巨大地震が発生することが指摘されています。(千島海溝側のアウターライズ地震断層は、数は多いものの浅い傾向にあります) アウターライズ地震が起きた場合、陸側の揺れは小さいながらも津波が沿岸部に押し寄せる可能性がありますが、このアウターライズ地震については震源断層の情報が無く想定シナリオ地震が設定できていないのが現状とのこと(JAMSTEC公開資料より超概略)。 津波を伴うM8〜9クラスともなれば個人や家庭で備えるには当然限界があり、それこそ官産民それぞれの粒度で広範囲に渡りキメの細かい備えを連携しながらおこなう必要性がありますが、次の巨大地震が実際に起きるまでにどこまで実現可能なのでしょうか。 まずは個人や家庭レベルで備えた上で、危機感を共有できる人々が地域ごとに連携・共助できる仕組みを事前に作ることも必要でしょう。

【北海道】根室半島沖で最大震度4, M5.3(2019/05/07)

2019/05/07は早朝にニューギニア付近でM7.1の大地震がありました。こちらは別途お伝えします。 ゴールデンウィーク中に注目した地震は最近増えている北海道沖、根室半島南東沖で5/5に発生したM5.3・最大震度4のもの。5/7には、千島海溝のロシア側でもM5.2が発生しています。 北海道の千島海溝側では最近になって地震が増えてきている印象があります。特に根室半島南東沖での有感地震は2016年以降は年間14〜15回程度ですが、今年は5月上旬で早くも10回程度と頻度が高めです。 千島海溝沿いの広い範囲では、今後30年内にM8〜9クラスの地震の発生が想定されており、発生間隔としてはすでにいつ起きてもおかしくないと言う見かたもあります。 (一部の地震研究者(予言などのオカルトではない)の間では、南海トラフ巨大地震は2030年代半ば以降が危険期ではないか、とも言われています) 千島海溝と日本海溝に沈み込む直前の太平洋プレート(アウターライズ)内では正断層型巨大地震が発生することが指摘されています。(千島海溝側のアウターライズ地震断層は、数は多いものの浅い傾向にあります) アウターライズ地震が起きた場合、陸側の揺れは小さいながらも津波が沿岸部に押し寄せる可能性がありますが、このアウターライズ地震については震源断層の情報が無く想定シナリオ地震が設定できていないのが現状とのこと(JAMSTEC公開資料より超概略)。 津波を伴うM8〜9クラスともなれば個人や家庭で備えるには当然限界があり、それこそ官産民それぞれの粒度で広範囲に渡りキメの細かい備えを連携しながらおこなう必要性がありますが、次の巨大地震が実際に起きるまでにどこまで実現可能なのでしょうか。 まずは個人や家庭レベルで備えた上で、危機感を共有できる人々が地域ごとに連携・共助できるコミュニティ機能を作ることも大切かもしれません。

【北海道】千島海溝沿いで続発する地震(2019/04/28)

2019/04/28は十勝地方南部で深さはあるものの、最大震度4・M5.6と規模の大きな地震がありました。 北海道は4月に入ってから有感地震が続発している印象があります。 2017年12月の政府地震調査委の発表では、北海道の根室沖を中心に今後30年内にM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、仮に発生した場合は沿岸部に20m以上の大津波が押し寄せる可能性があるという予想です。 北海道根室沖を中心とする地震に関しては、発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。 自然災害の発生可能性を確率論で見る場合、確率が小さければなんとなく安心・大きければ不安という気持ちになりがちですが、確率論だけに実際にどのエリアにどの程度の被害が起きるかは起きてみなければわかりません。 これはいわゆる「ハザードマップ」などにも言えることで、ご自身がお住まいの地域がハザードマップ上では大きな被害が無いか、被害が小さいとされる場所になっていることによって「正常性バイアス」が働き、実際には命に関わる危険性が生じているのに逃げ遅れるという状況にもなりかねません。 とにかく災害時にはできるだけ正確な情報に耳を傾け、少しでも自分や家族に危険が生じそうな場合は先手を打って避難などの行動に移ることが重要です。 行動した結果、何も起きなければそれでいいのです。行動しないことで命を落とすということだけは、なんとしても避けなければなりません。 ゴールデンウィークということで北海道旅行に行かれている方も多いと思いますが、地震などの災害情報はスマホで簡単にチェックできますので、1日1回程度は確認するようにしてみると良いかもしれませんね。

【東北・北海道】宮城県沖と釧路地方北部で、それぞれ最大震度3(2019/04/25)

2019/04/25は宮城県沖で震度3(M4.3)、釧路地方北部で震度3(M2.3)の地震がありました。 宮城県沖は東日本大震災以降の活動が活発でM3〜4クラスの地震が多く発生します。 釧路地方北部の有感地震は比較的少なく、年によっては有感地震が無いことも。 震源は屈斜路湖付近のようで、ここは日本最大のカルデラです。 余談になりますが、屈斜路湖と言えば特に昭和生まれの方々にとって思い出されるのは、未確認生物と言われる「クッシー」の存在ではないでしょうか。 1970年代〜1980年代あたりに、屈斜路湖で大きな「影」が泳いでいる姿や、湖面を動く波紋などがよく目撃され、何か巨大な水棲生物が居るのではないかと言われ、テレビで調査番組なども組まれました。 ただ、屈斜路湖の水質は酸性が強いため、大型の水棲生物が生息する可能性は無いとされています。 このような酸性の水質のなったのは、1938年(昭和13年)の屈斜路湖地震の影響とされています。この地震で湖底から硫酸塩が噴出したとみられ、水質がpH4前後まで酸性に傾いた結果、魚類はほぼ全滅しました。 現在では水質改善や魚の放流活動などにより、ニジマスやアメマスなど多くの魚が生息できるようになり、スポーツフィッシングが楽しめる湖となっています。 なおこの酸性の水質のため屈斜路湖に漁業権は存在しませんが、ルールとして「北海道内水面漁業調整規則」があります。 一部の釣り人による産卵魚の捕獲や必要以上に釣る行為なども見られるようですが、ルールは守った上で利用したいものですね。

【北海道】十勝沖で震度2、M4.0の地震(2019/04/04)

2019/4/4は、北海道の十勝沖で小規模な有感地震がありました。十勝沖は目立って有感地震が多い震源ではありませんが、2008年9月にはM7.0・最大震度5弱の地震が太平洋プレートと陸のプレートの境界で起きています。 特に2008年9月の地震は、その5年前の2003年9月に起きたM8.0の「十勝沖地震」の震源の近くで発生したものです。 2017年12月の政府地震調査委発表では、北海道の千島海溝沿いでM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、20m以上の大津波が起きる可能性があるとのこと。 この千島海溝沿いでの発生が予測されている大規模な地震に関しては発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。 なお十勝沖・根室沖・釧路沖で発生している有感地震の規模推移を2008年あたりから10年間で見てみると、十勝沖と釧路沖は緩やかな微減傾向になりますが、根室沖に関しては逆に緩やかな微増傾向となっています。 最近の北海道では胆振地方東部での地震が多い印象がありますが、千島海溝沿いでの発生が見込まれる地震に関しても今後、留意はしておきたいところです。

【国内】茨城県沖と北海道根室沖でそれぞれ震度3と震度4の地震(2019/03/02)

2019/03/02は茨城県沖と北海道根室沖でそれぞれ震度3と震度4の地震が発生しました。 茨城県沖を含む関東〜東北の太平洋側は今後の大地震発生確率が高いエリアで、北は青森県東方沖から南は房総半島沖にかけての広範囲で、M7クラスの大地震が今後30年内に起きる確率が90%以上とされています。 また北海道の根室沖を中心とするエリアも、2017年12月の政府地震調査委発表ではM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、20m以上の大津波が起きる可能性があります。 北海道根室沖を中心とする地震に関しては、発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。 自然災害の発生可能性を確率論で見る場合、確率が小さければなんとなく安心・大きければ不安という気持ちになりがちですが、確率論だけに実際にどのエリアにどの程度の被害が起きるかは起きてみなければわかりません。 これはいわゆる「ハザードマップ」などにも言えることで、ご自身がお住まいの地域がハザードマップ上では大きな被害が無いか、被害が小さいとされる場所になっていることによって「正常性バイアス」が働き、実際には命に関わる危険性が生じているのに逃げ遅れるという状況にもなりかねません。 とにかく災害時にはできるだけ正確な情報に耳を傾け、少しでも自分や家族に危険が生じそうな場合は先手を打って避難などの行動に移ることが重要です。 行動した結果、何も起きなければそれでいいのです。行動しないことで命を落とすということだけは、なんとしても避けなければなりません。

【北海道】胆振地方中東部での地震と苫小牧でのCO2地中圧入実験の関係は?(2019/2/21〜2/23)

北海道胆振地方での震度6弱の地震の後、現地では震度1〜3程度の小規模な余震が起きているようです。 地震発生直後から苫小牧で実施されている二酸化炭素(CO2)の地中貯留実験(CCS実験)との関連性がネットを騒がせています。 CO2を回収して地中深くに圧入・貯留する技術は大気中に放出されるCO2量を減らすことができるので、地球温暖化対策の切り札と言われています。 そこで、この実験施設の場所と震源との位置状況と深さを図にしてみました。 両地点の間には約20kmの距離があり、地震の震源の深さは30kmですが圧入地点は最大でも3km。深さはかなり違うことが判ります。 現時点において、苫小牧のCCS実験と胆振地方地震の関連性は極めて低いと思われます。 根拠としては、今年1/3に起きた熊本での震度6弱と2016年に起きた熊本地震(最大震度7)も震源の距離は20km程度離れていますが深さは同じにも関わらず、気象庁の見解は「別の未知の活断層が原因」としています(要は別の地震)。 今回話題になったCCS実験や地球深部探査船「ちきゅう」による調査など、地下や海底での探査に関する調査・開発においては、従来からいわゆる人工地震など、様々な憶測や陰謀論的な話題で盛り上がっているようです。 そのような話題を目にした際は、まずは科学的な根拠を当たっておきたいところです。世の中には現代科学では証明できないものもあるという見方もありますが、そうは言っても科学では実験・検証・考察がおこなわれるため、情報の信頼性の優先度はもっとも高いと言えます。 できる限り科学的な根拠に立脚して考えるべきでしょう。 余談ですが、米国では「シェールガス」を地中から採掘する産業があり、廃水や化学物質を高圧で地中に流し込む「水圧破砕法」という手法が採られています。近年、シェールガスの採掘地点周辺で地震が多発するようになり、震源の位置や深さは採掘地点とほぼ一致していることから、人為的な地震であるとの見方が固まりつつあります。 北海道胆振地方での地震の震源と苫小牧のCCS実験施設がある場所とで、従来は両地点を繋ぐ未発見の断層帯が今後発見され地震も増加したりする場合や、苫小牧周辺で震源の深さが10km以下の「ごく浅い」地震が増えていくようであれば、関連性を科学的に調べて欲しいところではあります。