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【福島】福島県の太平洋側で連続する地震(2019/09/06)

2019/09/06は、福島県の太平洋側でM3〜4クラスの連続する地震がありました。目立ったものは図中にある3箇所。いずれも深さは50〜80km程度と浅くもなく深くもなくという震源位置ではありますが、通常のパターンで見た場合はこのあたりで発生する地震の震源の深さは10〜30kmと浅めであることが多い印象です。 東日本大震災以降、福島沖・宮城沖・岩手沖では地震活動が活発です。 例えば、福島県沖における最大震度5弱以上の地震をピックアップすると次のようになります。 【福島県沖における東日本大震災以降の最大震度5弱以上の地震】 2019/08/04 19:23頃, M6.4, 最大震度5弱 2017/10/06 23:56頃, M5.9, 最大震度5弱 2017/02/28 16:49頃, M5.7, 最大震度5弱 2016/11/22 05:59頃, M7.4, 最大震度5弱 2013/05/18 14:47頃, M6.0, 最大震度5強 2012/04/01 23:04頃, M5.9, 最大震度5弱 2012/01/23 20:45頃, M5.1, 最大震度5弱 2011/09/29 19:05頃, M5.6,...

【福島】福島県沖で最大震度3, M5.5の地震(2019/08/24)

2019/08/24は、福島県沖で最大震度3, M5.5の地震がありました。 また、同日は近くの宮城県沖でもM4.5およびM3.9の地震が起きています。 福島県沖を含む東北地方の太平洋側では、東日本大震災以降は比較的活発な地震活動が続いています。 例えば、福島県沖における最大震度5弱以上の地震をピックアップすると次のようになります。 【福島県沖における東日本大震災以降の最大震度5弱以上の地震】 2019/08/04 19:23頃, M6.4, 最大震度5弱 2017/10/06 23:56頃, M5.9, 最大震度5弱 2017/02/28 16:49頃, M5.7, 最大震度5弱 2016/11/22 05:59頃, M7.4, 最大震度5弱 2013/05/18 14:47頃, M6.0, 最大震度5強 2012/04/01 23:04頃, M5.9, 最大震度5弱 2012/01/23 20:45頃, M5.1, 最大震度5弱 2011/09/29 19:05頃,...

【東北】東北地方の太平洋側で相次ぐM4規模の地震(2019/8/14〜8/16)

2019/08/14〜2019/08/16にかけて、東北地方の太平洋側を中心にM4クラスの地震が相次ぎました。 震源は日本海溝沿い、日本海溝の最深部は8020m。これに沿った地震はよく起きており、太平洋プレートが日本列島が乗った北米プレートの下へ沈み込んでいる構造です。 この3日間に着目した地震は次の通り。 ---- 2019/08/16 19:06頃, 茨城県北部, M2.7, 最大震度1 2019/08/15 18:15頃, 十勝沖, M4.3, 最大震度2 2019/08/15 18:07頃, 宮城県沖, M4.5, 最大震度1 2019/08/15 17:52頃, 福島県沖, M4.2, 最大震度2 2019/08/15 15:54頃, 宮城県沖, M4.1, 最大震度2 2019/08/15 15:06頃, 青森県三八上北地方, M4.6,...

【東北】福島沖M6.4後、東北地方で続く小規模地震(2019/8/4〜8/6)

2019/08/04、福島県沖で最大震度5弱・M6.4の地震発生後、福島・宮城・岩手の沖合では小規模な地震が続いています。 最大震度は1〜3程度ですが、M3後半〜M4.2。震源の深さは概ね50〜70km前後となっています。 気象庁の発表では、8/4の地震は陸側・海側双方のプレート境界で発生した地震であり、2011年の東日本大震災の余震とのこと。 全体的な余震活動は徐々に収束傾向にあるとは見られていますが、東日本大震災の発生前よりは依然として地震活動は活発です。 人間の感覚的には「8年も経過しているにも関わらず、まだあの地震の余震が起きるのか」と思ってしまいますが、地球の46億年の歴史からすれば8年などほんの一瞬にも満たない時間とも言えます。 東日本大震災は、北海道〜房総沖にかけて存在する日本海溝沿い、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込む部分で発生しましたが、この時に動いたのは宮城沖〜福島沖のみです。 その他の部分が「動き残り・割れ残り」となっている可能性は十分残っており、東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内に、M7級の大地震の発生確率がかなり高い予測されています。 (当該報道は2019年2月26日に政府の地震調査委員会によって公表されています) 東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震はとうぶん発生しないと考えられています。しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、何も無い平常な状態が続くとかつての震災の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。 月に1度くらいは、備災・防災用品や備蓄品の賞味・消費期限を確認してみてください。

【福島・宮城】福島県沖で最大震度5弱・M6.2の地震(2019/08/04)

2019/08/04の19:23頃、福島県沖で最大震度5弱・M6.2の地震がありました。 同日は岩手県沿岸北部で最大震度3・M4.2、新潟県下越沖でも最大震度1・M2.4という小規模な地震が発生しています。 ※8/4 21:00に気象庁から地震の発生場所と規模が更新されています。規模はM6.2→M6.4へ。 今後1週間程度は同程度の規模の余震が発生する可能性があるので、今後の情報には注意してください。2019年8月の新月〜満月期は8/1〜8/15です。 2016年の熊本地震では最初の地震の2日後により大きな本震が発生しています。 真夏の猛暑下では地震による停電は深刻な事態を招く恐れがあり、特に水が無いと人命に関わる場合があります。 最低限でも ・お風呂のバスタブには常に水を張っておく ・地震が無いうちにミネラルウォーターやポリタンクに多めの水を用意しておく (空いているペットボトルやバケツなど何でも構いません) あたりは対応しておきましょう。 また、スマホやモバイルバッテリー・ポータブル電源の充電や、自家用車がある場合はガソリンの補充なども。 自動車はガソリンさえ入っていれば、いざという時には真夏でもクーラーが使えます。 また保冷剤をお持ちの場合は平時から冷凍庫へ常備を。 クーラーボックスがあれば、停電時には保冷剤をすぐにクーラーボックスへ移しましょう。 また病院などでは非常時用の電源が確保されているものですが、一般家庭ではなかなかそうもいきません。CPAPなどの人工呼吸器が必要な患者がいらっしゃるご家庭もあるかと思いますし、無呼吸症候群などの場合にもCPAPが使われます。 ユーザーの場合はCPAPに対応したポータブル電源(できる限り大容量のもの)を備えておくと、不意の停電にも対応できる可能性が上がります。 近年は太陽光で発電・充電できるソーラーチャージャーの人気も高まっていますが、出力60w程度のコンパクトなもので実用的に充電できるものはスマホの充電に使われるモバイルバッテリー程度。(ポータブル電源ではありません) 停電時を考慮すると、基本的に電力使用を前提としない対応策の幅を広げておく必要がありますが、CPAPなどの機器を日常的に使っている場合は、停電時を想定して補助電源を備えておかざるを得ません。 特に真夏の停電は場合によっては健康や命に関わります。 こうしたネットに記載されている情報も参考にしつつ、各自・各ご家庭で緊急時の対応方法は予め検討し、備えは進めておきましょう。 いざ「起きてから」では手遅れになる場合もあります。

【東北】東北地方の太平洋側で相次いだM4規模の地震(2019/7/16〜7/17)

2019/7/16〜7/17にかけて、東北地方の太平洋側でM3.0とM4.3〜4.7の地震が相次ぎました。 7/17はちょうど満月。国内で大きな地震はありませんが、中央構造線の西端付近の天草灘(九州西岸の長崎・熊本・鹿児島に跨る海域)で最大震度は1ながらもM3.1の地震が起きています。 ちょうど九州南部は大雨が続き被害も出ていた地域であり、地盤にまだ多くの水分が残っている可能性があります。 小規模な地震でも土砂崩れなどが起きる場合がありますので、危険な場所に近づくときは十分に注意されてください。 また、グアムやインドネシア〜フィジーあたりにかけてM5クラス・北米〜中米の太平洋側でも複数の地震があり、環太平洋火山帯としては通常どおりの(と言うと些か微妙ですが)活発な活動が続いています。 そろそろ梅雨明け間近という声も聞かれます。今夏は冷夏という話もありましたが、例年通りの暑さとなるという予報もあります。 「真夏の大震災」は想像したくありませんが、過去数十年にわたって日本では真夏の大震災による被災を経験したことがありません。 もし、連日気温が30度を超える中で大きな地震が発生し、電気・水道・ガスが止まってしまったら果たして何ができるのか。 そうした状況をまずは個人やご家庭レベルで乗り切る方法や可能性を、何も起きていない平時に考えてみるのも重要だと思います。

【東日本】岐阜・静岡・伊豆半島・福島沖でそれぞれ震源が移動するような小規模な地震(2019/07/05)

2019/07/05は岐阜・静岡・伊豆半島・福島沖でそれぞれ震源が移動するような小規模な地震がありました。 いずれも地震がよく起きている領域です。 岐阜〜伊豆半島にかけては南海トラフ巨大地震の想定震源域、福島県沖に関しては東日本大震災の震源からはやや離れてはいるものの、今後30年内に東北〜関東沿いでの再度の巨大地震が懸念される領域内でもあります。 また、7/5は同じ環太平洋火山帯に属する米国のカリフォルニア、サンアンドレアス断層付近で群発地震的な揺れが発生しています。 ちょうど6月下旬に近くのオレゴン州沿岸でも連続する地震が多数発生してぎました。 サンアンドレアス断層と言えば、2015年公開の災害映画「カルフォルニア・ダウン(邦題)」の原題「San Andreas」がちなんだものです。 映画自体はご覧になった方も多いでしょう。ハリウッド作品ということで派手な災害シーンの連続でしたが、思い返せば東日本大震災における津波被害は映画とはまた異なる、現実に起きたこととしての大変なものでした。 「カリフォルニア・ダウン」の予告編動画はこちら:「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言いますが、すでに大雨による被害も起きており、また水分を多量に含んだ地盤の緩みなどに地震が加わることでの次の災害も懸念されます。 重要なことは、まずは「自助」です。自分たちの身は自分たちで守るために備える。最初から国や自治体による救助や支援をあてにしている場合、いざという時に最悪は命を失いかねません。 備えは何もない平時にこそ、おこなっておきましょう。

【東北】東北地方でM3.2〜M4.0の地震(2019/07/02)

2019/07/02に注目した地震は東北地方。福島県沖と宮城県沖はいずれも東日本大震災以降の地震の頻発領域です。 最大震度4程度の地震はよく起きています。 新潟県中越地方については、概ね1〜3ヶ月ごとにこの程度の規模の地震が発生。 6/18に発生し最大震度6強・M6.7を観測した山形県沖地震の震源とも近い印象はありますが、山形県沖地震のほうは「新発田・小出構造線」の北端からやや北上したあたりが震源となります。 過去には2004/10/23に「新潟県中越地震」としてM6.8・最大震度7を観測しています。 震源域としては柏崎・千葉構造線上で、構造線の北端に近い場所で起きています。 新潟県中越地震と混同しやすいのが「新潟県中越沖地震」。こちらは2007/7/16に起きており、こちらは出雲崎町の沖合が震源となります。最大震度は6弱、M6.8の規模でした。 「柏崎・千葉構造線上」と「新発田・小出構造線」はあまりメディアなどで取り上げられることが無い印象がありますが、フォッサマグナの東縁となる大きな構造線です。

【福島】依然として地震が頻発する福島沖で震度4(2018/11/23)

2018/11/23の23時30分頃に福島県沖で震度4・M5.0(深さ50km)の地震がありました。 三陸沖〜房総沖あたりはいまだに地震が多発していますが、今回の震源付近も比較的発生率の高い場所です。 今回の震源より少し陸側では、昨年10月6日に震度5弱・M5.9が発生しています。 週末や祝日などがあれば、備災・防災用品の使い方の確認や備蓄食料の賞味期限チェックとローテーションと入れ替え、いざというときの避難場所や集合場所などのチェックなどもお忘れなく。 いよいよ冬本番ですので、石油ストーブをお使いの方は灯油の残量などもご確認ください。カセットコンロをお持ちの方はカセットボンベの備蓄や、カセットボンベが使える暖房手段の1つとして「カセットガス・ストーブ」もオススメです。 万が一の停電時には、エアコン暖房などの電気を使う暖房手段は利用できませんし、都市ガスをご利用の場合も当然、ガス給湯器やガスを使った暖房などもストップしてしまいます。 冬の被災時には、いかにして公共インフラが無くても暖を取れる手段を確保できるかが文字通りの死活問題となります。 (カセットガス・ストーブのレビュー記事はこちらです: https://itoito.style/article/4199 )