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【東日本】岐阜・静岡・伊豆半島・福島沖でそれぞれ震源が移動するような小規模な地震(2019/07/05)

2019/07/05は岐阜・静岡・伊豆半島・福島沖でそれぞれ震源が移動するような小規模な地震がありました。 いずれも地震がよく起きている領域です。 岐阜〜伊豆半島にかけては南海トラフ巨大地震の想定震源域、福島県沖に関しては東日本大震災の震源からはやや離れてはいるものの、今後30年内に東北〜関東沿いでの再度の巨大地震が懸念される領域内でもあります。 また、7/5は同じ環太平洋火山帯に属する米国のカリフォルニア、サンアンドレアス断層付近で群発地震的な揺れが発生しています。 ちょうど6月下旬に近くのオレゴン州沿岸でも連続する地震が多数発生してぎました。 サンアンドレアス断層と言えば、2015年公開の災害映画「カルフォルニア・ダウン(邦題)」の原題「San Andreas」がちなんだものです。 映画自体はご覧になった方も多いでしょう。ハリウッド作品ということで派手な災害シーンの連続でしたが、思い返せば東日本大震災における津波被害は映画とはまた異なる、現実に起きたこととしての大変なものでした。 「カリフォルニア・ダウン」の予告編動画はこちら:「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言いますが、すでに大雨による被害も起きており、また水分を多量に含んだ地盤の緩みなどに地震が加わることでの次の災害も懸念されます。 重要なことは、まずは「自助」です。自分たちの身は自分たちで守るために備える。最初から国や自治体による救助や支援をあてにしている場合、いざという時に最悪は命を失いかねません。 備えは何もない平時にこそ、おこなっておきましょう。

【東北】東北地方でM3.2〜M4.0の地震(2019/07/02)

2019/07/02に注目した地震は東北地方。福島県沖と宮城県沖はいずれも東日本大震災以降の地震の頻発領域です。 最大震度4程度の地震はよく起きています。 新潟県中越地方については、概ね1〜3ヶ月ごとにこの程度の規模の地震が発生。 6/18に発生し最大震度6強・M6.7を観測した山形県沖地震の震源とも近い印象はありますが、山形県沖地震のほうは「新発田・小出構造線」の北端からやや北上したあたりが震源となります。 過去には2004/10/23に「新潟県中越地震」としてM6.8・最大震度7を観測しています。 震源域としては柏崎・千葉構造線上で、構造線の北端に近い場所で起きています。 新潟県中越地震と混同しやすいのが「新潟県中越沖地震」。こちらは2007/7/16に起きており、こちらは出雲崎町の沖合が震源となります。最大震度は6弱、M6.8の規模でした。 「柏崎・千葉構造線上」と「新発田・小出構造線」はあまりメディアなどで取り上げられることが無い印象がありますが、フォッサマグナの東縁となる大きな構造線です。

【福島】依然として地震が頻発する福島沖で震度4(2018/11/23)

2018/11/23の23時30分頃に福島県沖で震度4・M5.0(深さ50km)の地震がありました。 三陸沖〜房総沖あたりはいまだに地震が多発していますが、今回の震源付近も比較的発生率の高い場所です。 今回の震源より少し陸側では、昨年10月6日に震度5弱・M5.9が発生しています。 週末や祝日などがあれば、備災・防災用品の使い方の確認や備蓄食料の賞味期限チェックとローテーションと入れ替え、いざというときの避難場所や集合場所などのチェックなどもお忘れなく。 いよいよ冬本番ですので、石油ストーブをお使いの方は灯油の残量などもご確認ください。カセットコンロをお持ちの方はカセットボンベの備蓄や、カセットボンベが使える暖房手段の1つとして「カセットガス・ストーブ」もオススメです。 万が一の停電時には、エアコン暖房などの電気を使う暖房手段は利用できませんし、都市ガスをご利用の場合も当然、ガス給湯器やガスを使った暖房などもストップしてしまいます。 冬の被災時には、いかにして公共インフラが無くても暖を取れる手段を確保できるかが文字通りの死活問題となります。 (カセットガス・ストーブのレビュー記事はこちらです: https://itoito.style/article/4199 )