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【全国】岩手、徳島、福島、茨城、西表島付近で小規模な地震が相次ぐ(2020/01/22)

2020/01/22、茨城・岩手・徳島・福島・西表島付近で小規模な地震が相次ぎました。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。 【茨城県南部】 2020/01/22 22:40頃, 震度1, M3.4, 深さ40km 2020/01/22 22:43頃, 震度1, M3.3, 深さ40km 【福島県沖】 2020/01/22 19:38頃, 震度2, M4.1, 深さ50km 【徳島県南部】 2020/01/22 18:52頃, 震度3, M3.1, ごく浅い 【西表島付近】 2020/01/22 12:21頃, 震度1, M3.9, 深さ20km 【岩手県沿岸北部】 2020/01/22 04:34頃, 震度1, M3.7,...

【東日本】茨城沖、福島沖、釧路沖でM3.7〜4.7の地震(2020/01/15)

2020/01/15は、茨城沖・福島沖・釧路沖でM3.7〜4.7の地震が相次ぎました。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。 【釧路沖】 2020/01/15 20:31頃, 震度3, M4.7, 深さ90km 【福島県沖】 2020/01/15 19:50頃, 震度1, M3.7, 深さ40km 【茨城県沖】 2020/01/15 08:19頃, 震度2, M3.8, 深さ50km 福島県沖をはじめとした東北地方の太平洋側は、2011年の東日本大震災以降、活発な活動を続けています。また、茨城県沖や茨城県南部・北部は「中小規模地震の巣」とも言える状態です。 東日本大震災によって動いた領域は主に宮城から福島沖にかけての部分で、北は北海道・青森・岩手、南は茨城・千葉の沖には「割れ残り・動き残り」と考えられている部分があります。 特に南の茨城・千葉周辺では活発な地震活動が続いており、その中でも最近は茨城県南部あたりで起きる地震の規模がやや大きい印象があります。 地震情報には継続的に注目しつつ、何も無いときに備蓄などを進めておきましょう。釧路沖は2020年に入って2度めの有感地震。釧路沖はさほど活発ではないものの、2018年にはM5.8の地震が発生しています。 釧路沖における地震で、近年のM4.5以上のものを見てみましょう。JTNDdGFibGUlMjBjbGFzcyUzRCUyMnRhYmxlJTIwdGFibGUtYm9yZGVyZWQlMjB0YWJsZS1ob3ZlciUyMHRhYmxlLWNvbmRlbnNlZCUyMiUzRSUzQ3RoZWFkJTNFJTNDdHIlMjBzdHlsZSUzRCUyMmJhY2tncm91bmQtY29sb3IlM0ElMjNkZGQlM0IlMjIlM0UlM0N0aCUyMGNvbHNwYW4lM0QlMjIzJTIyJTIwdGl0bGUlM0QlMjJGaWVsZCUyMCUyMzElMjIlM0UlRTklODclQTclRTglQjclQUYlRTYlQjIlOTYlRTMlODElQUIlRTMlODElOEElRTMlODElOTElRTMlODIlOEIlRTglQkYlOTElRTUlQjklQjQlRTMlODElQUVNNC41JUU0JUJCJUE1JUU0JUI4JThBJTNDJTJGdGglM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUzQyUyRnRoZWFkJTNFJTNDdGJvZHklM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAyMCUyRjAxJTJGMTUlMjAyMCUzQTMxJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjclM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxOSUyRjExJTJGMjglMjAxNiUzQTQxJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxOSUyRjA0JTJGMTUlMjAwNSUzQTI4JUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME01LjIlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxOCUyRjA1JTJGMTglMjAwMyUzQTQyJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME01LjglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NCUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNyUyRjA2JTJGMTAlMjAxNiUzQTMxJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjYlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MiUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNCUyRjEyJTJGMTklMjAxMyUzQTQ3JUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME01LjQlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNCUyRjExJTJGMTglMjAwNSUzQTUzJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjYlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MiUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxMyUyRjAzJTJGMTAlMjAwNSUzQTExJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME01LjElM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxMyUyRjAxJTJGMTclMjAwOCUzQTMyJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjYlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MiUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxMiUyRjAzJTJGMjUlMjAwNiUzQTU1JUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjYlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MiUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0MlMkZ0Ym9keSUzRSUzQyUyRnRhYmxlJTNFとなり、M4〜5クラスが定期的に発生しています。 釧路沖や根室沖の千島海溝沿いでは、今後30年内にM8クラスの巨大地震の発生が懸念されており、これまでの発生周期から考えた場合「いつ起きてもおかしくない」という状況になっています。 マグニチュードに関連してよく耳にすることで 「小規模な地震が連続すれば、その後に起きるかもしれない大震災規模の地震を引き起こすエネルギーが開放されて、巨大地震は起きにくくなるのではないか?」 という話題があります。 マグニチュードの値による地震の規模の違いですが、マグニチュードが「1」大きくなると、地震のエネルギーは「約30倍」も大きくなるという関係が判っています(厳密には31.6倍)。 例えば、M4.0を「1」としましょう。M5.0〜M7.0を考えると単純計算してJTNDdGFibGUlMjBjbGFzcyUzRCUyMnRhYmxlJTIwdGFibGUtYm9yZGVyZWQlMjB0YWJsZS1ob3ZlciUyMHRhYmxlLWNvbmRlbnNlZCUyMiUzRSUzQ3Rib2R5JTNFJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRU00LjAlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFMSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFTTUuMCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTclQjQlODQzMCVFNSU4MCU4RCUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFTTYuMCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTclQjQlODQxMDAwJUU1JTgwJThEJTNDJTJGdGQlM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUzQ3RyJTNFJTNDdGQlM0VNNy4wJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNyVCNCU4NDMxNjAwJUU1JTgwJThEJTNDJTJGdGQlM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUzQyUyRnRib2R5JTNFJTNDJTJGdGFibGUlM0U=となり、M7.0の地震のエネルギーをM4.0の地震で開放しようとしたら、乱暴に言ってM4.0の地震が約31,600回以上起きる必要がある計算になります。 地震が多く起きている場所だから今後想定される巨大地震は規模が軽減されるのではないか?とは考えず、個人レベルでも(可能な範囲ではありますが)備えておくことが必要です。

【全国】北海道・東北・関東・九州・沖縄など全国で相次ぐ地震(2020/1/7〜1/8)

2020/1/7〜1/8にかけて、北海道・東北・関東・九州・沖縄など全国で小〜中規模の有感地震が相次ぎました。 それぞれ最新からの発生順一覧となります。 【福島県沖】 2020/01/08 11:58頃, 震度2, M4.7, 深さ30km 【北海道東方沖】 2020/01/08 09:02頃, 震度1, M4.3, 深さ40km 【熊本県熊本地方】 2020/01/08 08:56頃, 震度1, M2.5, 深さ10km 【茨城県南部】 2020/01/08 04:22頃, 震度2, M3.9, 深さ60km 【栃木県北部】 2020/01/08 00:32頃, 震度2, M2.7, 深さ10km 【宮城県北部】 2020/01/07 17:18頃, 震度1, M3.4,...

【東日本】福島沖でM5.2、茨城北部でM3クラスの2連続地震(2019/12/11)

2019/12/11は、福島県沖で最大震度3, M5.2と茨城県北部でM3クラスの地震が2連続で発生しました。 茨城県北部はここしばらく地震が通常以上に頻発しており、茨城県南部の地震を含めると首都直下型地震の前兆の可能性がゼロではないという報道がなされています。 また、福島県沖のM5.2では東北〜関東の太平洋側の広い範囲で揺れを観測。 東日本大震災以降、福島県沖を含めた東北地方の太平洋側では地震活動が活発に続いており、福島県沖では2019/08/04には最大震度5弱・M6.4という大きめの地震も起きています。 福島県沖および茨城県北部で最近発生している地震をピックアップすると次のようになります。 【福島県沖】 2019/12/11 18:39頃, 震度3, M5.2, 深さ40km 【福島県沖で発生した最近の地震】 2019/12/08 07:14頃, 震度1, M3.8, 深さ50km 2019/12/07 12:34頃, 震度3, M4.7, 深さ40km 2019/11/18 20:06頃, 震度1, M3.3, 深さ50km 2019/11/03 14:02頃, 震度3, M5.1, 深さ30km 【今年福島県沖で発生した大きめの地震】 2019/08/24 13:53頃, 震度3,...

【東日本】太平洋側で活発な地震活動(2019/9/12〜9/16)

2019/9/12〜9/16は南海トラフ巨大地震の想定震源域内でも小規模ながら地震が連続していますが、それ以上に活発なのが東日本の太平洋側です。 南は千葉県南東沖〜北は青森県東方沖まで、平均マグニチュードは3.9、最大M4.6の地震が起きています。 東日本で起きた巨大地震としてすぐに思い起こされる東日本大震災は、北海道〜房総沖にかけて存在する日本海溝沿い、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込む部分で発生しましたが、この時に動いたのは宮城沖〜福島沖のみ。 その他の部分が「動き残り・割れ残り」となっている可能性は十分残っており、東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内に、M7級の大地震の発生確率がかなり高い予測されています。 (当該報道は2019年2月26日に政府の地震調査委員会によって公表されています) 東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震はとうぶん発生しないと考えられています。しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。 また地震でなくとも勢力の強い台風の上陸・通過によって大規模な停電が発生し、1週間経っても完全復旧できない状況となったのが台風15号が通過した千葉県での停電です。千葉県では9/16時点で停電が復旧した地域においても、コンビニなどでは台風の影響で入荷しない品物があることを確認しています(浦安市など)。 東日本大震災においても計画停電の対象地域があり、転電と断水を余儀なくされる生活が強いられる期間がありましたが、やはりまだまだ「次の災害にしっかり備える」という意識はどこか他人事なのでしょうか。 これは千葉県に限らず、どの地域でも大きな災害が起きた際に目立つのが「備えていなかった方々によるパニック」です。 逆に備えていた方々は粛々と備えを活用して発災後の生活を乗り切ろうとしている状況がネットなどを通じて把握することができます。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが何も無い平常な状態が続くとかつての災害の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。 いつ起きても対応できるように備えをしておきましょう。

【福島】福島県の太平洋側で連続する地震(2019/09/06)

2019/09/06は、福島県の太平洋側でM3〜4クラスの連続する地震がありました。目立ったものは図中にある3箇所。いずれも深さは50〜80km程度と浅くもなく深くもなくという震源位置ではありますが、通常のパターンで見た場合はこのあたりで発生する地震の震源の深さは10〜30kmと浅めであることが多い印象です。 東日本大震災以降、福島沖・宮城沖・岩手沖では地震活動が活発です。 例えば、福島県沖における最大震度5弱以上の地震をピックアップすると次のようになります。 【福島県沖における東日本大震災以降の最大震度5弱以上の地震】 2019/08/04 19:23頃, M6.4, 最大震度5弱 2017/10/06 23:56頃, M5.9, 最大震度5弱 2017/02/28 16:49頃, M5.7, 最大震度5弱 2016/11/22 05:59頃, M7.4, 最大震度5弱 2013/05/18 14:47頃, M6.0, 最大震度5強 2012/04/01 23:04頃, M5.9, 最大震度5弱 2012/01/23 20:45頃, M5.1, 最大震度5弱 2011/09/29 19:05頃, M5.6,...

【福島】福島県沖で最大震度3, M5.5の地震(2019/08/24)

2019/08/24は、福島県沖で最大震度3, M5.5の地震がありました。 また、同日は近くの宮城県沖でもM4.5およびM3.9の地震が起きています。 福島県沖を含む東北地方の太平洋側では、東日本大震災以降は比較的活発な地震活動が続いています。 例えば、福島県沖における最大震度5弱以上の地震をピックアップすると次のようになります。 【福島県沖における東日本大震災以降の最大震度5弱以上の地震】 2019/08/04 19:23頃, M6.4, 最大震度5弱 2017/10/06 23:56頃, M5.9, 最大震度5弱 2017/02/28 16:49頃, M5.7, 最大震度5弱 2016/11/22 05:59頃, M7.4, 最大震度5弱 2013/05/18 14:47頃, M6.0, 最大震度5強 2012/04/01 23:04頃, M5.9, 最大震度5弱 2012/01/23 20:45頃, M5.1, 最大震度5弱 2011/09/29 19:05頃,...

【東北】東北地方の太平洋側で相次ぐM4規模の地震(2019/8/14〜8/16)

2019/08/14〜2019/08/16にかけて、東北地方の太平洋側を中心にM4クラスの地震が相次ぎました。 震源は日本海溝沿い、日本海溝の最深部は8020m。これに沿った地震はよく起きており、太平洋プレートが日本列島が乗った北米プレートの下へ沈み込んでいる構造です。 この3日間に着目した地震は次の通り。 ---- 2019/08/16 19:06頃, 茨城県北部, M2.7, 最大震度1 2019/08/15 18:15頃, 十勝沖, M4.3, 最大震度2 2019/08/15 18:07頃, 宮城県沖, M4.5, 最大震度1 2019/08/15 17:52頃, 福島県沖, M4.2, 最大震度2 2019/08/15 15:54頃, 宮城県沖, M4.1, 最大震度2 2019/08/15 15:06頃, 青森県三八上北地方, M4.6,...

【東北】福島沖M6.4後、東北地方で続く小規模地震(2019/8/4〜8/6)

2019/08/04、福島県沖で最大震度5弱・M6.4の地震発生後、福島・宮城・岩手の沖合では小規模な地震が続いています。 最大震度は1〜3程度ですが、M3後半〜M4.2。震源の深さは概ね50〜70km前後となっています。 気象庁の発表では、8/4の地震は陸側・海側双方のプレート境界で発生した地震であり、2011年の東日本大震災の余震とのこと。 全体的な余震活動は徐々に収束傾向にあるとは見られていますが、東日本大震災の発生前よりは依然として地震活動は活発です。 人間の感覚的には「8年も経過しているにも関わらず、まだあの地震の余震が起きるのか」と思ってしまいますが、地球の46億年の歴史からすれば8年などほんの一瞬にも満たない時間とも言えます。 東日本大震災は、北海道〜房総沖にかけて存在する日本海溝沿い、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込む部分で発生しましたが、この時に動いたのは宮城沖〜福島沖のみです。 その他の部分が「動き残り・割れ残り」となっている可能性は十分残っており、東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内に、M7級の大地震の発生確率がかなり高い予測されています。 (当該報道は2019年2月26日に政府の地震調査委員会によって公表されています) 東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震はとうぶん発生しないと考えられています。しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、何も無い平常な状態が続くとかつての震災の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。 月に1度くらいは、備災・防災用品や備蓄品の賞味・消費期限を確認してみてください。

【福島・宮城】福島県沖で最大震度5弱・M6.2の地震(2019/08/04)

2019/08/04の19:23頃、福島県沖で最大震度5弱・M6.2の地震がありました。 同日は岩手県沿岸北部で最大震度3・M4.2、新潟県下越沖でも最大震度1・M2.4という小規模な地震が発生しています。 ※8/4 21:00に気象庁から地震の発生場所と規模が更新されています。規模はM6.2→M6.4へ。 今後1週間程度は同程度の規模の余震が発生する可能性があるので、今後の情報には注意してください。2019年8月の新月〜満月期は8/1〜8/15です。 2016年の熊本地震では最初の地震の2日後により大きな本震が発生しています。 真夏の猛暑下では地震による停電は深刻な事態を招く恐れがあり、特に水が無いと人命に関わる場合があります。 最低限でも ・お風呂のバスタブには常に水を張っておく ・地震が無いうちにミネラルウォーターやポリタンクに多めの水を用意しておく (空いているペットボトルやバケツなど何でも構いません) あたりは対応しておきましょう。 また、スマホやモバイルバッテリー・ポータブル電源の充電や、自家用車がある場合はガソリンの補充なども。 自動車はガソリンさえ入っていれば、いざという時には真夏でもクーラーが使えます。 また保冷剤をお持ちの場合は平時から冷凍庫へ常備を。 クーラーボックスがあれば、停電時には保冷剤をすぐにクーラーボックスへ移しましょう。 また病院などでは非常時用の電源が確保されているものですが、一般家庭ではなかなかそうもいきません。CPAPなどの人工呼吸器が必要な患者がいらっしゃるご家庭もあるかと思いますし、無呼吸症候群などの場合にもCPAPが使われます。 ユーザーの場合はCPAPに対応したポータブル電源(できる限り大容量のもの)を備えておくと、不意の停電にも対応できる可能性が上がります。 近年は太陽光で発電・充電できるソーラーチャージャーの人気も高まっていますが、出力60w程度のコンパクトなもので実用的に充電できるものはスマホの充電に使われるモバイルバッテリー程度。(ポータブル電源ではありません) 停電時を考慮すると、基本的に電力使用を前提としない対応策の幅を広げておく必要がありますが、CPAPなどの機器を日常的に使っている場合は、停電時を想定して補助電源を備えておかざるを得ません。 特に真夏の停電は場合によっては健康や命に関わります。 こうしたネットに記載されている情報も参考にしつつ、各自・各ご家庭で緊急時の対応方法は予め検討し、備えは進めておきましょう。 いざ「起きてから」では手遅れになる場合もあります。