トップ 2分で読む 福島沖でM4.8、釧路沖・青森沖・茨城南部でも小規模な地震(2021/09/02)

福島沖でM4.8、釧路沖・青森沖・茨城南部でも小規模な地震(2021/09/02)

2021/09/02は福島沖でM4.8、釧路沖・青森沖・茨城南部でも小規模な地震が発生しました。東北〜関東の太平洋側での今後30年内の地震発生確率は高く、実際に2021年前半には大きな被害は出なかったものの福島県沖でM7.3、宮城県沖でM6.9および6.9という大規模地震が発生しています。

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2021/09/02:福島沖でM4.8、釧路沖・青森沖・茨城南部でも小規模な地震

2021/09/02は福島沖でM4.8、釧路沖・青森沖・茨城南部でも小規模な地震が発生しました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/09/02 09:29頃釧路沖1M3.4約50km42.9, 144.6
2021/09/02 08:46頃青森県東方沖1M3.6約60km41.4, 142.1
2021/09/02 05:11頃茨城県南部1M3.0約50km36.2, 139.8
2021/09/02 04:17頃福島県沖3M4.8約60km37.7, 141.7

注目は福島沖のM4.8・最大震度3。政府・地震調査研究推進本部が公開している資料によれば、福島県沖を含む太平洋側での今後30年内の地震発生確率で注目すべきポイントがあります。

 

『日本海溝沿いの地震活動の長期評価 概要資料』
https://www.jishin.go.jp/main/chousa/19feb_japan_trench/japan_trench_gaiyou2.pdf

超巨大地震:M9.0程度ほぼ0%(東北地方太平洋沖型)
プレート間巨大地震:M7.9程度5〜30%
ひとまわり小さいプレート間地震M7.0〜7.5程度 = 90%程度以上
沈み込んだプレート内の地震M7.0〜7.5程度 = 60〜70%

総合的に見た場合、M7.0〜7.5程度の「ひとまわり小さいプレート間地震」の発生確率が90%以上となっています。東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内にM7〜8クラスの地震が発生する可能性が高く、実際に

・2021/05/01に宮城沖でM6.8
・2021/02/13に福島県沖でM7.3
・2021/03/20には宮城県沖でM6.9

という大きな地震が発生しました。備えはしておきましょう。

東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖など。

 

日本には世界に16枚しかないプレートのうち4枚が存在し、その境界において活発な地殻活動が継続している場所に国土が位置しています。そして国内各地で楽しめる温泉や農作物を育む豊かな土壌が形成されたのは、こうした活発な地殻活動に由来する要素でもあります。

 

日本に住む以上、地震や噴火とは否応なしに付き合わざるを得ない現実を、どう受け止め乗り越えていくのか。大人世代だけでなく、子・孫の世代も含めて大局的に考えて対策を講じていく段階に入っていると言えるでしょう。

この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)

【茨城県南部】
2021/09/02 23:55頃, 震度1, M3.1, 深さ70km, 北緯36.3度, 東経140.0度

【三宅島近海】
2021/09/02 22:51頃, 震度1, M4.1, 深さ20km, 北緯33.9度, 東経139.4度

【滋賀県北部】
2021/09/02 19:08頃, 震度1, M3.1, 深さ10km, 北緯35.4度, 東経136.3度

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