トップ 2分で読む 福島沖でM4.2を含む2連続、父島近海でM4.2、福島会津・石川能登で小規模(2022/04/18)

福島沖でM4.2を含む2連続、父島近海でM4.2、福島会津・石川能登で小規模(2022/04/18)

2022/04/18は福島沖でM4.2を含む2連続、父島近海でM4.2、福島会津・石川能登で小規模な地震発生。福島周辺が活発です。次の大地震はいつ起きるのかの心配よりも起きたときに備えがあるかが重要です。「その日」は100年先かもしれませんが、明日という可能性もあるためです。

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2022/04/18:福島沖でM4.2を含む2連続、父島近海でM4.2、福島会津・石川能登で小規模

2022/04/18は福島沖でM4.2を含む2連続、父島近海でM4.2、福島会津・石川能登で小規模な地震発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2022/04/18 14:50頃父島近海1M4.2約20km27.0, 142.8
2022/04/18 13:36頃福島県会津1M2.3ごく浅い37.0, 139.4
2022/04/18 09:55頃福島県沖1M3.9約60km37.7, 141.8
2022/04/18 09:09頃石川県能登地方1M3.0約10km37.5, 137.3
2022/04/18 04:50頃福島県沖2M4.2約50km37.7, 141.6

東日本大震災は、ここ数十年における地震の中でも非常に大きな規模の地震であったため、現在においてもあの地震によって誘発された小規模・中規模な地震が日本列島のかなり広い範囲で発生し続けています。そして、太平洋プレートと、東日本〜東北地方のプレート境界では大規模な「余効変動」が続いています。

 

この「余効変動」とは、大地震が起きた後に長期に渡ってゆっくりと進行していく地殻変動のことで、スロー地震(スロースリップ・深部低周波微動など)の一種で、「余効すべり」「アフタースリップ」などとも呼ばれます。

 

震源域の断層周辺・広範囲のプレートが長期間・ゆっくりと滑り続けることで発生し、この余効変動は、今後も10年スパンの長い期間を使って続いていく可能性があります。

かつてより「地震大国」を自認する日本、小規模な地震は意に介さず、中規模な地震が起きると「お、ちょっと揺れたかな」と感じ、特に被害がなければそれなりの大きな揺れでも平然とやりすごしてしまう傾向があるように思います。

 

しかし、これまでに起きた大震災クラスの地震は予知できませんでした。多くの死者を出すような巨大地震も、いつ何どき発生するかは最先端の科学技術をもってしても正確には誰にも判りません。

 

だからこそ「普段からの備え」をする人々が増えていく必要があるのです。

 

「次の大地震はいつ起きるのか」を心配するよりも、「起きたときに備えはあるか」という発想に切り替えるべきでしょう。「その日」は100年先かもしれませんが、明日という可能性もあるためです。

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