トップ 2分で読む 茨城沖でM5.8・震度5弱、岩手沖・トカラでも小規模地震(2020/11/22)

茨城沖でM5.8・震度5弱、岩手沖・トカラでも小規模地震(2020/11/22)

2020/11/22は茨城県沖でM5.8・震度5弱が発生、また岩手県沖とトカラ列島周辺でも小規模地震がありました。茨城県沖や千葉県沖は比較的有感地震の発生頻度が高いエリアで、今回の茨城沖を震源とする震度5弱以上の地震としては、実に8年以上ぶりに発生した震度と規模の地震となっています。

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2020/11/22:茨城沖でM5.8・震度5弱、岩手沖・トカラでも小規模地震

2020/11/22は茨城県沖でM5.8・震度5弱が発生、また岩手県沖とトカラ列島周辺でも小規模地震がありました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2020/11/22 19:06頃茨城県沖5弱M5.8約40km36.6, 141.1
2020/11/22 05:06頃岩手県沖1M3.8約40km40.4, 142.3
2020/11/22 04:11頃トカラ列島近海1M2.4約10km29.6, 129.9

茨城県沖や千葉県沖は比較的有感地震の発生頻度が高いエリアです。

では、茨城県沖を震源とする近年の震度5弱以上の地震を見てみます。

【茨城県沖を震源とする近年の震度5弱以上】
発生日時最大震度マグニチュード深さ北緯, 東経
2020/11/22 19:06頃5弱5.8約40km36.6, 141.1
2012/03/01 07:32頃5弱5.4約60km36.5, 140.7
2011/03/14 10:02頃5弱6.2約10km36.5, 141.1
2011/03/11 15:15頃6弱7.4約80km36.0, 141.2

意外と少なく、東日本大震災直後と翌年2012/03/01に1回となり、実に8年以上ぶりに発生した震度と規模の地震であることが判ります。
また、地震の規模を示すマグニチュードで見た場合は、前回のM5.4を超える5.8となりました。

ここ最近は、東北地方〜関東地方の太平洋側で小規模な地震が頻発しています。今後さらに大きな地震が起きる可能性もあるため、継続的な警戒と備えが必要です。

 

また政府・地震調査研究推進本部が公開している資料によれば、青森県を含む太平洋側での今後30年内の地震発生確率で注目すべきポイントがあります。

『日本海溝沿いの地震活動の長期評価 概要資料』
https://www.jishin.go.jp/main/chousa/19feb_japan_trench/japan_trench_gaiyou2.pdf

 

超巨大地震    :M9.0程度 = ほぼ0%(東北地方太平洋沖型)
プレート間巨大地震:M7.9程度 = 5〜30%
ひとまわり小さいプレート間地震:M7.0〜7.5程度 = 90%程度以上
沈み込んだプレート内の地震  :M7.0〜7.5程度 = 60〜70%

 

総合的に見た場合、M7.0〜7.5程度の「ひとまわり小さいプレート間地震」の発生確率が90%以上となっています。東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内にM7〜8クラスの地震が発生する可能性が高いので、備えはしておきましょう。

東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖など。

 

日本には世界に16枚しかないプレートのうち4枚が存在し、その境界において活発な地殻活動が継続している場所に国土が位置しています。そして国内各地で楽しめる温泉や農作物を育む豊かな土壌が形成されたのは、こうした活発な地殻活動に由来する要素でもあります。

 

日本に住む以上、地震や噴火とは否応なしに付き合わざるを得ない現実を、どう受け止め乗り越えていくのか。大人世代だけでなく、子・孫の世代も含めて大局的に考えて対策を講じていく段階に入っていると言えるでしょう。

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