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【千葉】千葉県北東部で最大震度4、M4.7の地震(2019/06/01)

2019/06/01の07:58頃、千葉県北東部で最大震度4、M4.7の地震がありました。 この震源で起きる地震は比較的に中規模なものが多いようで、近年の最大震度4以上かつM5以上のものを見てみると次のようになります。 2018/10/12 13:15, 千葉県北東部, 震度4, M5.3 2016/10/20 11:49, 千葉県北東部, 震度4, M5.3 2012/10/12 13:57, 千葉県北東部, 震度4, M5.0 2012/09/14 02:22, 千葉県北東部, 震度4, M5.1 2012/04/29 19:28, 千葉県北東部, 震度5弱, M5.8 2011/05/22 07:06, 千葉県北東部, 震度4,...

【茨城】茨城県北部で最大震度4・M4.2の地震(2019/05/27)

2019/05/27の04:04頃, 千葉県北部で最大震度4・M4.2の地震がありました。 5/25には千葉県南部で震度5弱・M5.1、5/26には同じ環太平洋火山帯のペルーでM8.0と大きめのものが続いています。 5/26〜5/27にかけてはM3クラスの地震も国内で複数発生。 近年の日本では経験の無い「真夏の大震災」が起きないことを祈るばかりですが、起きた場合に何が対策として可能なのかを個人やご家庭レベルでも考えておく必要はあるでしょう。 首都直下地震や南海トラフ巨大地震などが万が一、猛暑酷暑の真夏に発生した場合、初動においては国や自治体、自衛隊・消防・警察によるスピーディな対応は期待できないと認識しておくべきです。 停電・断水・都市ガス供給がストップ、都市機能も大規模かつ広範囲に麻痺。熱中症の危険性がある中で水も無く涼をとることもできないケースも考えられます。 生鮮食品などはすぐに傷み始めますが、自治体によるゴミ収集はできなくなります。 深刻化するのはトイレ周りで、各地で衛生環境が急速に悪化していくことも想定できます。 備えていた人たちと備えていなかった人たちとの間で関係が悪化することも考えられますし、支援物資を巡っては避難所入所者と自宅避難者との間でトラブルが発生する場合もあるでしょう。 個人や家庭で何をどこまで備えておけばどのような対応ができるのか、想像すら難しい状況になることも考えられますが、ともかく可能な限りの想像を巡らせて、出来る範囲で(無理なく)備えをしておく以外の方法は無いでしょう。

【国内】茨城県沖と北海道根室沖でそれぞれ震度3と震度4の地震(2019/03/02)

2019/03/02は茨城県沖と北海道根室沖でそれぞれ震度3と震度4の地震が発生しました。 茨城県沖を含む関東〜東北の太平洋側は今後の大地震発生確率が高いエリアで、北は青森県東方沖から南は房総半島沖にかけての広範囲で、M7クラスの大地震が今後30年内に起きる確率が90%以上とされています。 また北海道の根室沖を中心とするエリアも、2017年12月の政府地震調査委発表ではM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、20m以上の大津波が起きる可能性があります。 北海道根室沖を中心とする地震に関しては、発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。 自然災害の発生可能性を確率論で見る場合、確率が小さければなんとなく安心・大きければ不安という気持ちになりがちですが、確率論だけに実際にどのエリアにどの程度の被害が起きるかは起きてみなければわかりません。 これはいわゆる「ハザードマップ」などにも言えることで、ご自身がお住まいの地域がハザードマップ上では大きな被害が無いか、被害が小さいとされる場所になっていることによって「正常性バイアス」が働き、実際には命に関わる危険性が生じているのに逃げ遅れるという状況にもなりかねません。 とにかく災害時にはできるだけ正確な情報に耳を傾け、少しでも自分や家族に危険が生じそうな場合は先手を打って避難などの行動に移ることが重要です。 行動した結果、何も起きなければそれでいいのです。行動しないことで命を落とすということだけは、なんとしても避けなければなりません。

【茨城】茨城県南部で震度4・M4.9の地震(2019/01/14)

2019年1月14日の13:23頃、茨城県南部で震度4・M4.9(深さ50km)の地震がありました。 編集部のある埼玉県南部でも小刻みに突き上げられる大きめの揺れを感じました。 中央構造線と柏崎千葉構造線が交差するあたり、茨城県南部を震源とする地震は比較的多く、東日本大震災以降の震度4を見てもご覧のように多数発生しています。 2019年に入りあちこちで地震はあるものの、現時点では概ね静穏な状況かと思いますが、環太平洋火山帯に属する日本列島では常に地震は起きており、特に太平洋側では活発な地殻活動が観測されています。 気になるのは、南海トラフ巨大地震の想定震源域に含まれる四国沖での地震がほとんど無い点でしょう。しかし、四国〜九州にかけての南海トラフの陸側の「固着域」ではスロースリップも継続的・定期的に観測されているため、いずれひずみが開放されるタイミングはやってくるはずです。 それが正確にいつなのかは現代の科学力をもってしても判らないため、起きた時に備えがしっかりとあることが重要です。 また、ネットで時折流れてくる「○月○日までに巨大地震が発生する」といったいわゆる「予言」のたぐいには科学的根拠は一切無いので信じる必要はありませんが、備えの確認を行うキッカケとしては使えます。 そうした話しを目にしたら、備蓄品の賞味期限やご家族友人などとの緊急連絡手段の確認、スマホやモバイルバッテリーの充電などをおこなうようにしてみてください。

【茨城】茨城県南部での震度4・M5.0は中央構造線沿い(2018/11/27)

2018/11/27の8:33頃に、茨城県南部を震源とする震度4・M5.0の地震がありましたが、中央構造線の東端に近い部分のようです。 具体的には、中央構造線と柏崎・千葉構造線が交差する領域の若干北側でしょうか。また近年は、この中央構造線沿いの地震が関東〜近畿あたりでかなり活発化している印象があります。 今年前半には九州地方での火山の噴火が相次ぎましたが、これらの火山も中央構造線沿いに位置しています。 今回の震源となった茨城県南部を含めた地面の下では関東地方の下に、フィリピン海プレートと太平洋プレートが重なり合いながら沈み込む構造になっています。 茨城県内には目立った活断層はありませんが、有感地震は比較的多い場所です。これは前述のプレートの動きによるものです。 過去に被害を出した地震としては次のようなものがあります。 2005年:茨城県南部の地震(M5.3) 1983年:茨城県南部の地震(M6.0) 1930年:那珂川下流域の地震(M6.5) 1921年:竜ケ崎付近の地震(M7.0) 1895年:霞ケ浦付近の地震(M7.2) また、図では茨城県南部で東日本大震災後に起きた震度4以上をまとめてみました。震度5弱も1〜2年程度の間隔で発生しています。前回の震度5弱は2016年5月。 もし仮に規則性があるとすれば、次の震度5弱はそろそろ発生してもおかしくないだけの時間は経っています。 震度5弱程度になると相応の被害も発生する可能性があるため、しっかりと備えたいところです。