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【鹿児島】奄美大島北東沖で最大震度3・M5.5の地震(2019/5/15)

5/15の14:24頃、奄美大島北東沖で最大震度3・M5.5の地震がありました。 5/14にはパプアニューギニアでM7.7、5/10〜5/12にかけては日本国内の日向灘でM6.3を筆頭に大きめの地震が頻発しています。 最近は九州・四国あたりで地震・火山が活発化。今後、気象庁などから発表される情報には注意してください。 また、海外の地震に関してはUSGS(米国科学的研究機関の一つ、アメリカ地質調査所)の公開している情報もどなたでも見ることができますので、こちらもぜひブックマークしておいてください。 季節は初夏から梅雨を挟んで夏へと移り変わっていきますが、現代の日本人が経験していないのが「真夏の大震災」です。 高温多湿な時期はただでさえ生鮮品などは足が早く、生ゴミなどもニオイがちですが、そんなタイミングで大震災が発生し、停電・断水・都市ガスなどの社会インフラのストップと共に、自治体によるゴミの収集と焼却が不可能などという状況に陥った場合、社会は大混乱になることが容易に予想されます。 これからは「想定外」もある程度想定して備えることが求められますが、「もし真夏に大震災が発生したら」という視点で、ご家庭ではどのような対策ができるのかを考えてみることも必要だと思います。

【鹿児島・沖縄】奄美大島近海で連続する地震(2019/2/18〜2/20)

宮古島付近で地震が続いた後、2019/2/18〜2/20にかけて奄美大島近海で地震が連続して発生しています。 沖縄付近は地震が少ない印象がありますが、このあたりは意外と地震が多いエリアです。 奄美大島近海で近年で発生した大きなものは震度5弱・M5.1。このときは緊急地震速報が発表されました。 2018年においては、2月に大きな被害を出した台湾花蓮地震、そして続く3月には西表島での数十回の連続地震がありました。 琉球海溝では巨大地震の記録が少ないものの、過去を見ると先島諸島では巨大津波による被害が起きています。 また、宮古島北北西沖では1938年にM7.2、1947年と1958年にも石垣島北東沖でM7を超える地震が発生しています。 ---- 余談ですが、地震の規模を示す「マグニチュード」は、値が「1」上がると地震のエネルギーは約30倍になります(厳密には31.6倍)。 例えば、M6を「1」としましょう。M7〜M9を考えると、単純計算して M6:1 M7:約30倍 M8:約900倍 M9:約27,000倍 となるのです。 「地震が多発している場所では、エネルギーの開放が進んでいるのではないか?」 と思われるかもしれません。 東日本大震災では観測史上最大規模の「M9」が観測されましたが、例えばこの規模の地震のエネルギーをM6クラスの地震で開放しようと思ったら、乱暴に言ってM6クラスの地震が約27,000回以上起きる必要がある計算になります。 地震が多く起きている場所だから今後想定される巨大地震が軽減されるだろうとは考えず、しっかりと備えることが必要です。