トップ 2分で読む 千葉東方沖でM4.5、茨城北部でM3.1、種子島近海でも小規模な地震(2023/08/27)

千葉東方沖でM4.5、茨城北部でM3.1、種子島近海でも小規模な地震(2023/08/27)

2023/08/27は千葉東方沖でM4.5、茨城北部でM3.1、種子島近海でも小規模な地震が発生。注目は千葉県東方沖。近年、房総半島南端から南東に百数十キロ以上離れた太平洋の海底にそれぞれ160kmと300kmという巨大な活断層が発見されたというニュースがありました。

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2023/08/27:千葉東方沖でM4.5、茨城北部でM3.1、種子島近海でも小規模な地震

2023/08/27は千葉東方沖でM4.5、茨城北部でM3.1、種子島近海でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2023/08/27 18:43頃種子島近海1M2.3約10km30.5, 130.9
2023/08/27 15:47頃茨城県北部1M3.1約20km36.4, 140.6
2023/08/27 09:56頃千葉県東方沖2M4.5約40km35.5, 141.0

注目は千葉県東方沖。特に千葉の房総沖は北米プレート・太平洋プレート・フィリピン海プレートの3つが接する場所があり、それぞれのプレートは動き続けています。

そして近年、房総半島南端から南東に百数十キロ以上離れた太平洋の海底にそれぞれ160kmと300kmという巨大な活断層が発見されたというニュースがありました。

 

 

これら2つが同時かつ断層全体が動いた場合、M8〜9クラスの巨大地震が発生することが想定されており、発生した津波が東北〜関東〜東海一帯に影響を与える可能性があります。

ただ、この巨大断層に関する続報的な情報が今のところ見当たらないため、今後新たな情報の登場が待たれます。

我々一般市民としては、いつ大きな地震が起きても命さえ無事なら発災後の生活に対応するための備えを進めておくのみです。過去の震災や大規模地震を振り返ると、発災後はすぐに店頭に物資を買い求める人びとの行列ができました。

 

しかし初動をやり過ごし日頃から備えてある場合はそうした行列に加わる必要は無く、被害が軽微であれば生活をいかに早く平常モードに戻していくかが課題になります。

 

大規模災害時代の今「地域の防災力」が問われていますが、同時に「備えている人びと」を日頃からネットワークしておき、イザというときにはお互いに足りない物資を融通したり情報交換し合えるようなコミュニティづくりも重要でしょう。

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