2019/07/02:東北地方でM3.2〜M4.0の地震
2019/07/02に注目した地震は東北地方。福島県沖と宮城県沖はいずれも東日本大震災以降の地震の頻発領域です。
最大震度4程度の地震はよく起きています。
新潟県中越地方については、概ね1〜3ヶ月ごとにこの程度の規模の地震が発生。
6/18に発生し最大震度6強・M6.7を観測した山形県沖地震の震源とも近い印象はありますが、山形県沖地震のほうは「新発田・小出構造線」の北端からやや北上したあたりが震源となります。
過去には2004/10/23に「新潟県中越地震」としてM6.8・最大震度7を観測しています。
震源域としては柏崎・千葉構造線上で、構造線の北端に近い場所で起きています。
新潟県中越地震と混同しやすいのが「新潟県中越沖地震」。こちらは2007/7/16に起きており、こちらは出雲崎町の沖合が震源となります。最大震度は6弱、M6.8の規模でした。
「柏崎・千葉構造線上」と「新発田・小出構造線」はあまりメディアなどで取り上げられることが無い印象がありますが、フォッサマグナの東縁となる大きな構造線です。
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