トップ 2分で読む 【石川】石川県能登地方でM2.9・震度2の地震(2019/03/25)

【石川】石川県能登地方でM2.9・震度2の地震(2019/03/25)

2019/03/25は九州〜東北の太平洋側と日本海側で複数の小規模な有感地震がありました。この中で注目したのは、小規模ですが日本海側の石川県能登地方でのM2.9。

642

2019/03/25:石川県能登地方でM2.9・震度2の地震

2019/03/25は九州〜東北の太平洋側と日本海側で複数の小規模な有感地震がありました。
茨城県南部→日向灘→奄美大島近海→石川県能登地方→福島県沖→茨城県沖。

この中で注目したのは、小規模ですが日本海側の石川県能登地方でのM2.9・震度2。
能登半島の日本海に面した震源で付近には北陸電力の志賀原発があります(1号機は停止中、2号機は再稼働前提の審査を審査中)。

このあたりは邑知潟断層帯を含めた複数の断層がありますが体に感じる大きさの地震は多くありません。今回の震源での有感地震の発生頻度は年に2〜4程度。
ただし、身体に感じない規模の地震は原発周辺でも相応に発生しています。

志賀原発に関しては、原子力規制委員会の有識者調査団が2016年に敷地内断層を調査し、1号機の原子炉直下を通る断層について「(過去に)活動したと解釈する」という結果が出ています。
また2号機に関しても複数の断層に関する活動性の有無が議論されています。

日本国内における原子力発電所のうち複数が中央構造線の直上に建設されているなどの状況はあり、東日本大震災における原発事故などを鑑みると脱原発という流れは今後選択すべき大きな要素の1つではあります。
日本で脱原発が実現した場合、私たち一般庶民もおそらく大幅な電気料金アップを受け入れざるを得ない状況になる可能性が見込まれますが、現実問題としてそれはまだかなり先のことになるのではないでしょうか。

再生可能エネルギー先進国のドイツは2022年に向けて原発を段階的に廃止するそうですが、ガスのほぼすべては国外からの輸入・褐炭の世界最大の産出国という側面もあるようです。

先に一般庶民としてできることは、お手軽なソーラーチャージャーなどで生活の中の電力消費の些細な部分から、再生可能エネルギーの使用に取り組むことなどでしょう。
最近は60w程度のソーラーチャージャーなどが手軽に入手できるようになってきました。モバイルバッテリーやスマホの充電などには十分実用レベルです。

ITOITO-STYLEでも、ソーラーチャージャーを使った太陽光発電&充電のレビュー記事を公開中です。ご関心のあるかたは、こちらのリンクからご覧ください。
https://itoito.style/article/5231

いま備えておくべき「備災アイテム」をamazonで見る!

このサイトや記事が気に入ったらシェアしましょう!