トップ 2分で読む 【静岡】静岡県中部で最大震度2、M4.1の地震(2019/10/02)

【静岡】静岡県中部で最大震度2、M4.1の地震(2019/10/02)

2019/10/02は、静岡県中部で最大震度2、M4.1の地震がありました。このあたりを震源とする体感する震度1以上の地震は多くはありませんが、すぐ近くでは20年近く前の2001/04/03に最大震度5強・M5.1の大きめの地震が起きています。

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2019/10/02:静岡県中部で最大震度2、M4.1の地震

2019/10/02は、静岡県中部で最大震度2、M4.1の地震がありました。
このあたりを震源とする体感する震度1以上の地震は多くはありませんが、震度2以上に限ると昨2018年は1回、一昨年の2017年も1回でした。2016〜2015年には震度2以上は発生せず、2014年に6回程度です。

このあたりは南海トラフ巨大地震の想定震源域内であり、なおかつ「固着域」。特に静岡県中部には強い固着域が存在していますが、この地震が何か特別危険なものであったり、大きな地震の前兆であったりという情報は発表されていません。

特に静岡にお住まいの皆様は、数十年前から来るぞ来るぞと言われ続けていると思いますので、釈迦に説法かとは存じます。

中央構造線などの主要な大規模断層帯沿いでは体感しない規模の小さな地震は連日多数発生しており、これはプレートの動きによる通常のものと捉えて良いかと思います。

今回の震源のすぐ近くでは、20年近く前・2001/04/03に最大震度5強・M5.1の大きめの地震が起きています。
この時は岐阜県・愛知県でも震度4を観測し、震源から離れた茨木・栃木・埼玉・千葉・富山・京都・大阪などでも震度1を観測しています。

また、2001年の地震では直後に静岡市内で「青白い閃光」が見られました。
この閃光に関しては東海大学海洋研究所による研究報告が公開されています。

『2001年 4月 3日に発生した静岡県中部の地震(M 5.3)に伴う発光現象について』
http://www.scc.u-tokai.ac.jp/~289077/bulletin/files_for_bulletin/33_23-noda.pdf

閃光現象が起きた場所を100m四方まで絞り込めたものの、結論としては明確に閃光の光源を特定するには至っていません。
しかし報告書自体はとても興味深いものですので、ご興味のある方はぜひお目通しください。

なお9月初旬に公表された気象庁による「南海トラフ地震に関連する情報(定例)」も通常どおりですので差し迫った危険は無いと言えますが、いつ何どき起きるか判らないのが自然災害。

備えをしっかりした上で、何か起きたときにはすぐに対応できるようにしておきましょう。

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