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【全国】北海道,茨城,八丈島,長野,和歌山,沖縄で相次ぐ小規模な有感地震(2020/3/14〜3/15)

2020/3/14〜3/15にかけて北海道,茨城,八丈島,長野,和歌山,沖縄で小規模な有感地震が相次ぎました。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)   【沖縄本島近海】 2020/03/15 19:59頃, 震度1, M3.3, 深さ60km, 北緯:26.3, 東経:127.3 【茨城県南部】 2020/03/15 19:09頃, 震度2, M3.6, 深さ60km, 北緯:36.2, 東経:140.1 【沖縄本島北西沖】 2020/03/15 14:16頃, 震度1, M4.2, 深さ90km, 北緯:26.5, 東経:126.6 【長野県中部】 2020/03/15 11:59頃, 震度3, M3.6, 深さ10km, 北緯:36.1,...

【北陸】石川県能登地方でM5.5・最大震度5強(2020/03/13)

2020/03/13は石川県能登地方でM5.5・最大震度5強の地震をはじめとしたM2〜3クラスの地震が連続して発生しました。震源の深さはいずれも10〜20km。 ちょうど月と地球の関係による潮汐力によって地震が発生しやすいとされる満月〜新月の期間に入ったばかりですが、ここ数日は全国的に有感地震が多数発生しています。   下記は石川県能登地方で2020/03/13の早朝に起きた地震を最新順に挙げたものです。M5.5・最大震度5強の地震が発生した後も断続的に小規模な地震が続いています。JTNDdGFibGUlMjBjbGFzcyUzRCUyMnRhYmxlJTIwdGFibGUtYm9yZGVyZWQlMjB0YWJsZS1ob3ZlciUyMHRhYmxlLWNvbmRlbnNlZCUyMiUzRSUzQ3RoZWFkJTNFJTNDdHIlMjBzdHlsZSUzRCUyMmJhY2tncm91bmQtY29sb3IlM0ElMjNkZGQlM0IlMjIlM0UlM0N0aCUyMGNvbHNwYW4lM0QlMjIzJTIyJTIwdGl0bGUlM0QlMjJGaWVsZCUyMCUyMzElMjIlM0UlRTclOUYlQjMlRTUlQjclOUQlRTclOUMlOEMlRTglODMlQkQlRTclOTklQkIlRTUlOUMlQjAlRTYlOTYlQjklRTMlODElQTcyMDIwJTJGMDMlMkYxMyVFMyU4MSVBRSVFNiU5NyVBOSVFNiU5QyU5RCVFMyU4MSVBQiVFOCVCNSVCNyVFMyU4MSU4RCVFMyU4MSU5RiVFNSU5QyVCMCVFOSU5QyU4NyVFRiVCQyU4OCVFNiU5QyU4MCVFNiU5NiVCMCVFOSVBMCU4NiVFRiVCQyU4OSUzQyUyRnRoJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0MlMkZ0aGVhZCUzRSUzQ3Rib2R5JTNFJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMjAlMkYwMyUyRjEzJTIwMDUlM0E1NiVFOSVBMCU4MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlMjBNMi44JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyMCVFNiU5QyU4MCVFNSVBNCVBNyVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjElM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMjAlMkYwMyUyRjEzJTIwMDQlM0E1MyVFOSVBMCU4MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlMjBNMy4wJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyMCVFNiU5QyU4MCVFNSVBNCVBNyVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjIlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMjAlMkYwMyUyRjEzJTIwMDMlM0EwNCVFOSVBMCU4MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlMjBNMi43JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyMCVFNiU5QyU4MCVFNSVBNCVBNyVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjElM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMjAlMkYwMyUyRjEzJTIwMDIlM0E0NiVFOSVBMCU4MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlMjBNMi45JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyMCVFNiU5QyU4MCVFNSVBNCVBNyVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjElM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMjAlMkYwMyUyRjEzJTIwMDIlM0EzNiVFOSVBMCU4MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlMjBNMy40JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyMCVFNiU5QyU4MCVFNSVBNCVBNyVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjIlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMjAlMkYwMyUyRjEzJTIwMDIlM0ExOCVFOSVBMCU4MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlMjBzdHlsZSUzRCUyMmZvbnQtd2VpZ2h0JTNBYm9sZCUzQmNvbG9yJTNBJTIzZjAwJTNCJTIyJTNFJTIwTTUuNSUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlMjBzdHlsZSUzRCUyMmZvbnQtd2VpZ2h0JTNBYm9sZCUzQmNvbG9yJTNBJTIzZjAwJTNCJTIyJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NSVFNSVCQyVCNyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0MlMkZ0Ym9keSUzRSUzQyUyRnRhYmxlJTNF石川県能登地方では2019/08/27にも最大震度3, M3.8の地震を含むM2〜3クラスの地震が1時間内に3連続で発生しました。そして能登半島では2007/03/25にも、M6.9・最大震度6強という地震が起きており、このときの地震の揺れはとても強く、震央に近い場所では立っていられない状況でした。   このときの震源として考えられているのは、能登半島西方沖・北東方向〜南西方向に伸びている「海底活断層」。珠洲市長橋では最大22cmの津波を観測し、石川県内では死者1名、重傷者88名、軽傷者250名、住家全壊686棟、住家半壊1740棟に及ぶ甚大な被害が発生。   また中国地方〜東北地方にかけ広い範囲で揺れが観測されたこの地震は「平成19年(2007年)能登半島地震」と命名されています。能登半島だけで見ても、過去120年程度の間で大きな地震はこれだけ起きています。   2007/03/25, M6.9, 最大震度6強 1993/02/07, M6.6 1933/09/21, M6.0 1896/04/02, M5.7 1892/12/11, M6.3 1892/12/09, M6.4   このあたりは邑知潟断層帯を含めた複数の断層がありますが体に感じる大きさの地震は多くありません。そして、この「平成19年(2007年)能登半島地震」の震源の近くには、北陸電力の志賀原子力発電所があります。志賀原発には2つの原子炉があり、いずれも定期検査中で運転は停止しています。 なお志賀原子力発電所における事故としては1999年6月18日に1号機でおきた臨界事故があります。つまり能登半島地震を引き起こした震源の海底活断層の近くに原発が位置していることになります。石川県内全体で見れば地震はもっと多く、歴史的に見ても大きな地震が幾度も発生しています。   志賀原発に関しては、原子力規制委員会の有識者調査団が2016年に敷地内断層を調査し、1号機の原子炉直下を通る断層について「(過去に)活動したと解釈する」という結果が出ています。 また2号機に関しても複数の断層に関する活動性の有無が議論されています。   日本国内における原子力発電所のうち複数が中央構造線の直上に建設されているなどの状況はあり、東日本大震災における原発事故などを鑑みると脱原発という流れは今後選択すべき重要な要素の1つではあります。   ただ日本で脱原発が実現した場合、私たち一般庶民もおそらく大幅な電気料金アップを受け入れざるを得ない状況になる可能性が見込まれますが、現実問題としてそれはまだかなり先のことになるのではないでしょうか。再生可能エネルギー先進国のドイツは2022年に向けて原発を段階的に廃止するそうですが、ガスのほぼすべては国外からの輸入・褐炭の世界最大の産出国という側面もあるようです。   先に一般庶民としてできることは、お手軽なソーラーチャージャーなどで生活の中の電力消費の些細な部分から、再生可能エネルギーの使用に取り組むことなどでしょう。最近はUSB給電可能な60w程度のソーラーチャージャーなどが手軽に入手できるようになってきました。モバイルバッテリーやスマホの充電などには十分実用レベルです。   ITOITO-STYLEでも、ソーラーチャージャーを使った太陽光発電&充電のレビュー記事を公開中です。ご関心のあるかたは、こちらのリンクからご覧ください。【八丈島近海】 2020/03/13 22:06頃, 震度2, M4.5, 深さ10km, 北緯:33.3, 東経:139.5 【釧路沖】 2020/03/13 18:07頃, 震度1, M3.7, 深さ60km, 北緯:42.9, 東経:144.9 【島根県西部】 2020/03/13 17:33頃, 震度3,...

【全国】秋田, 宮城, 長野, 鹿児島で小規模な地震(2020/03/11)

2020/03/11は東日本大震災から9年目。この日も秋田, 宮城, 長野, 鹿児島で小規模な地震が相次ぎました。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)   【鹿児島県薩摩地方】 2020/03/11 14:29頃, 震度2, M3.2, 深さ20km, 北緯:32.1, 東経:130.1 【宮城県沖】 2020/03/11 14:03頃, 震度2, M4.3, 深さ50km, 北緯:38.3, 東経:142.0 【秋田県内陸南部】 2020/03/11 13:04頃, 震度4, M4.3, 深さ10km, 北緯:39.7, 東経:140.8 【長野県南部】 2020/03/11 11:26頃, 震度2,...

【全国】宮城,トカラ列島,父島近海で小規模な地震(2020/03/10)

2020/03/10は宮城,トカラ列島,父島近海で小規模な地震がありました。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)   【父島近海】 2020/03/10 18:29頃, 震度1, M4.5, 深さ10km, 北緯:26.7, 東経:141.7 【トカラ列島近海】 2020/03/10 10:10頃, 震度1, M2.3, ごく浅い, 北緯:29.6, 東経:129.7 【宮城県沖】 2020/03/10 09:13頃, 震度1, M3.9, 深さ40km, 北緯:38.3, 東経:142.2   明日2020/03/11は「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)」から9年目。 2020/03/10は宮城県沖で小規模な地震が起きていますが、あの震災の震源は今回の震源から約70km程度東北東に位置しています。   東北地方太平洋沖地震が発生した際は、その2日前の2011/03/09から三陸沖を中心に群発地震が発生しており、震源付近では明確にそれまでとは異なる地震の発生状況となっていました。   2011/03/08以前を見ると、いわゆる「通常運転」的な有感地震の発生状況となっており、振り返りとはなってしまいますが、もし2011/03/09からの群発地震を社会が適切に認識して可能な限り備えることができていたら被害はもう少し少なくできたのではないか、などと考えてしまいます。   もちろん歴史に「IF(もし)」はありませんので、後付けとして様々な理由付けはできてしまうのがツライところです。東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震は当分発生しないと考えられています。 しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。   「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、何も無い平常な状態が続くとかつての震災の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。   一般的に各ご家庭で防災用品として備えられているものは水・食料・懐中電灯などがポピュラーですが、過去の大震災と同程度の地震が起きた際に大きな問題となるのが衛生環境の悪化、特にトイレ問題です。   水・食料を消費すれば、当然ながら「出る」ことになります。 水食料と同じレベルで必要になるのは簡易トイレ。   何もない平時にこそ、簡易トイレを実際に使ったシミュレーションをおこなっておきましょう。 いざそのときになって初めて簡易トイレを持ち出すよりも、予め使い方を把握しておくことが重要です。

【西日本】豊後水道でM4.7・最大震度3の地震(2020/03/09)

2020/03/09は、豊後水道でM4.7・最大震度3の地震がありました。 詳細は次の通りです。   【豊後水道】 2020/03/09 04:28頃, 震度3, M4.7, 深さ60km, 北緯:33.3, 東経:132.0   豊後水道における有感地震は2019/07/08以来となります。 近年の最大震度3以上をピックアップすると次の通り。JTNDdGFibGUlMjBjbGFzcyUzRCUyMnRhYmxlJTIwdGFibGUtYm9yZGVyZWQlMjB0YWJsZS1ob3ZlciUyMHRhYmxlLWNvbmRlbnNlZCUyMiUzRSUzQ3RoZWFkJTNFJTNDdHIlMjBzdHlsZSUzRCUyMmJhY2tncm91bmQtY29sb3IlM0ElMjNkZGQlM0IlMjIlM0UlM0N0aCUyMGNvbHNwYW4lM0QlMjIzJTIyJTIwdGl0bGUlM0QlMjJGaWVsZCUyMCUyMzElMjIlM0UlRTglQjElOEElRTUlQkUlOEMlRTYlQjAlQjQlRTklODElOTMlRTMlODElQUIlRTMlODElOEElRTMlODElOTElRTMlODIlOEIlRTglQkYlOTElRTUlQjklQjQlRTMlODElQUUlRTYlOUMlODAlRTUlQTQlQTclRTklOUMlODclRTUlQkElQTYzJUU0JUJCJUE1JUU0JUI4JThBJTNDJTJGdGglM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUzQyUyRnRoZWFkJTNFJTNDdGJvZHklM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAyMCUyRjAzJTJGMDklMjAwNCUzQTI4JUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjclM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxOSUyRjAxJTJGMjElMjAyMyUzQTE3JUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjMlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxOCUyRjAyJTJGMTklMjAwMyUzQTMxJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME01LjAlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NCUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNyUyRjA5JTJGMTklMjAxOCUzQTMzJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjIlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNyUyRjA2JTJGMjAlMjAyMyUzQTI3JUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME01LjAlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NSVFNSVCQyVCNyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNiUyRjExJTJGMjYlMjAwMyUzQTUyJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME0zLjglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNiUyRjA1JTJGMTklMjAxNyUzQTIxJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjElM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNSUyRjA4JTJGMjElMjAxNiUzQTU0JUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjQlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxMSUyRjEyJTJGMDUlMjAwMSUzQTAyJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME00LjAlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAwOSUyRjA0JTJGMjElMjAyMCUzQTQzJUU5JUEwJTgzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSUyME0zLjklM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJTIwJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlM0MlMkZ0Ym9keSUzRSUzQyUyRnRhYmxlJTNF特に大きめだったのは、2017/06/20 23:27頃に発生した最大震度5強・M5.0の地震となります。 豊後水道は南海トラフ巨大地震の想定震源域の西端あたりに位置しており、今回の震源はほぼ中央構造線上で発生。近くには四国電力の伊方原子力発電所がありますが、こちらも中央構造線上に位置しています。   ちょうど2020/03/06に気象庁から南海トラフ地震に関する最新情報   『南海トラフ地震関連解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動-』   が公開されています。これは毎月初旬に定期的に公開されている情報となります。 状況としてはいつもどおり、「現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」とのことですので、特段の心配はありません。九州〜四国にかけての南海トラフ固着域では、プレート境界面におけるスロースリップ(ゆっくり滑り)が繰り返し確認されており、NHKでも2018〜2019年にかけて特集番組が放送されました。   日向灘付近を含む南海トラフ周辺の海底(東海から四国の陸地から遠く離れた海底)では、最近になってプレートの境目がゆっくり動く「スロースリップ」という現象が東京大学と海上保安庁の研究グループによって初観測されています。   スロースリップ自体は長期間にわたって極めてゆっくりと動くため観測が難しいのですが、東日本大震災が発生する直前にも発生自体は確認されていたため、今後の津波を伴う地震のメカニズム解明や防災対策への活用が期待されています。   南海トラフ巨大地震に関しては、確度の高い予測は困難との判断が下されていることはご存知の通りで、近年、警戒警報の発令は凍結され、代わりに震源域で異常な現象を観測した場合に「臨時」の情報が発表されることになっています。   難しいのは、この臨時情報が出た際に、私たち個人レベルではどう対応すべきかという点。実際に起きてしまった場合の想定被害は過去類を見ない甚大なものになる試算がなされていますが、逆に臨時情報が出たとしても何も起きないことも考えられます。   2000年代に入り、環太平洋火山帯全体で活動が活発化している状況とも考えられます。 この規模での地殻活動となると、日本でもいつどこで大きな地震や噴火がほとんど前兆無しで発生するか判りませんが、それはこれまでも繰り返されてきたことです。   基本的に環太平洋火山帯では日々大きな地震が起きるものです。地球上で発生する地震の約90%はここで起きています。出来るかぎり(可能な範囲で構いません)の備えをした上であれば、必要以上に怖がったり不安に感じることはありません。

【全国】関東地方を中心に全国的に小規模な有感地震多め(2020/3/7〜3/8)

2020/3/7〜3/8は関東地方を中心に、全国的に小規模な有感地震が多めとなりました。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)   【群馬県南部】 2020/03/08 12:22頃, 震度1, M2.9, 深さ10km, 北緯:36.5, 東経:139.4 【茨城県北部】 2020/03/08 11:07頃, 震度1, M2.9, 深さ10km, 北緯:36.7, 東経:140.6 【父島近海】 2020/03/08 06:40頃, 震度1, M4.9, 深さ420km, 北緯:28.0, 東経:141.3 【千葉県東方沖】 2020/03/08 01:18頃, 震度1, M3.6, 深さ40km, 北緯:35.8,...

【全国】秋田,千葉,長野,滋賀,鹿児島で相次ぐ小規模な有感地震(2020/3/5〜3/6)

2020/3/5〜3/6にかけて秋田,千葉,長野,滋賀,鹿児島で小規模な有感地震が相次ぎました。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)   【滋賀県北部】 2020/03/06 20:11頃, 震度1, M2.9, 深さ10km, 北緯:35.4, 東経:135.9 【薩摩半島西方沖】 2020/03/06 15:59頃, 震度1, M3.7, 深さ10km, 北緯:31.1, 東経:129.2 【長野県南部】 2020/03/06 10:12頃, 震度1, M2.8, 深さ10km, 北緯:35.8, 東経:137.5 【秋田県内陸北部】 2020/03/05 16:03頃, 震度1, M2.4, 深さ10km, 北緯:40.0,...

【全国】北海道〜九州にかけて全国的に小規模な有感地震が多発(2020/3/3〜3/4)

2020/3/3〜3/4は北海道〜九州にかけて全国的に小規模な有感地震が多発しています。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)   【千葉県東方沖】 2020/03/04 16:25頃, 震度2, M4.1, 深さ30km, 北緯:35.8, 東経:140.9 【鳥取県中部】 2020/03/04 16:24頃, 震度1, M2.3, 深さ10km, 北緯:35.4, 東経:133.8 【徳島県南部】 2020/03/04 08:40頃, 震度1, M2.5, 深さ10km, 北緯:33.9, 東経:134.6 【宮城県沖】 2020/03/04 04:55頃, 震度1, M3.7, 深さ60km, 北緯:38.6,...

【全国】三陸沖,福島,和歌山,熊本,鹿児島で相次ぐ小規模な地震(2020/3/1〜3/2)

2020/3/1〜3/2は、三陸沖,福島,和歌山,熊本,鹿児島で小規模な有感地震が相次ぎました。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)   【奄美大島近海】 2020/03/02 16:41頃, 震度1, M3.1, 深さ10km, 北緯:28.1, 東経:130.2 【三陸沖】 2020/03/02 09:48頃, 震度1, M4.6, 深さ10km, 北緯:39.6, 東経:143.7 【福島県浜通り】 2020/03/02 01:56頃, 震度1, M2.5, 深さ10km, 北緯:37.1, 東経:140.7 【熊本県熊本地方】 2020/03/01 20:13頃, 震度1, M2.2, 深さ10km, 北緯:32.7,...

トイレットペーパーは無くならない・デマに流されず、念のため対策も知っておこう!

トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの「衛生用紙」は、国内製造で在庫も十分にあります。フリーマーケットアプリやオークションサイトで異常なまでの高額転売や、安値に見せかけての高額送料での販売などが散見されますが、   『そうした高額販売品を購入する必要は一切ありません』   マスクと異なり、しばらく待てば在庫は復活します。直近でどうしても不足している場合は、特にトイレットペーパーの場合はあえて使用せず、トイレ使用後は風呂場でシャワーを使って洗い流すことが、もっとも簡単で衛生的です。 シャワーで洗い流した後は、シャワーヘッド自体を石鹸などで洗い清めましょう。日本製紙連合会・日本家庭紙工業会からの「お知らせ」が2020/02/28付で発表されています。 要点をまとめると、   ・トイレットペーパー、ティシューペーパーについては殆どが国内工場で生産 ・トイレットペーパー、ティシューペーパーの供給力、在庫は十分にある ・新型コロナウイルスによる影響は無く、現在も通常通りの生産・供給体制 ・原材料調達は中国に非依存、製品在庫も十分にある   とのこと。生産者側がきちんと情報を公開していますので、現状の品薄状況は不安を感じて買いに走った人びとが一時的に増えただけのものです。 マスクについては「全国マスク工業会」の専務理事のかたから「品薄解消の見通しは立たない」との見解が出ていますので、マスクの品薄状況とはまったく異なります。(記事キャッシュはこちら)A. 依存していません。 ネットのSNSで流れた「トイレットペーパーは製造元が中国で製造が止まったため」というデマがかなり拡散したようです。トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの衛生用紙のほとんどは「日本国内産」です。   ではここで、経済産業省のwebサイトで公開されているトイレットペーパーを含む衛生用紙の実態調査に関する報告書を確認してみましょう。 『平成27年度製造基盤技術実態等調査・衛生用紙産業における海外実態調査報告書』 (株式会社矢野経済研究所作成) ※衛生用紙=ティッシュペーパー、トイレットペーパー、タオルペーパー等 いわゆる「お役所の報告書」であるため、すべてを読み込むのはなかなか骨の折れる作業です。 この報告書の中から、重要と思われる情報を抜粋してみます。   ■日本国内の衛生用紙市場は、年間およそ175万tの生産量 ・トイレットペーパー約105万t ・ティッシュペーパー約45万t ・タオルペーパー等約25万t   衛生用紙メーカーは大小含め約100社、特に中小メーカーは静岡県富士市およびその周辺に集中 (なお国内における衛生用紙の一人当たり消費量は約14kg/年)■日本における中国からの衛生用紙の輸入量は、年間およそ10万1,156t ・トイレットペーパー:31,901t(3万1,901t) ・ティッシュペーパー・タオルペーパー:69,255t(6万9,255t) 計101,156t(2014年における実績)   また中国だけでなくインドネシアや米国などからも輸入しており、2014年の衛生用紙輸入量は16万t超。年々その量は増加する傾向にあります。   ともあれトイレットペーパーだけ見た場合、日本の国内製造が約105万tであるのに対して中国からの輸入量は約3万tと、中国製造のトイレットペーパーにはほとんど依存していないことが判ります。A. 回されません。 トイレットペーパーとマスクは、使われている原材料が異なります。 ・トイレットペーパーの原材料:木材由来の製紙原料であるパルプ」や使用済みの紙や牛乳パックを裁量した「古紙」。 ・主に使い捨てマスクの原材料:不織布(繊維類をシート状にしたもので紙などを除いたもの) マスクの原材料はこのとおり「不織布」で、代表的な原料としてはポリエステルやポリプロピレンなどです。<参考情報> ・日本製紙連合会「パルプ材」 ・九州製紙株式会社「トイレットペーパーが出来るまで」 ・丸富製紙株式会社「牛乳パックをトイレットペーパーにリサイクルするほど、CO2の削減につながる」 ・exciteニュース「古新聞はトイレットペーパーに生まれ変わらない?!」 ・ジェイソフト株式会社「不織布(ふしょくふ)をご存知ですか?」 ・ユニチカ不織布事業部「不織布とは」冒頭の結論でもご紹介しましたが、風呂場で「シャワーで洗い流す」がもっとも簡単で現実的です。シャワーで洗い流した後は、シャワーヘッド自体を石鹸などで洗い清めてください。   大震災などで上下水道が止まっていない場合は、水道を活用しましょう。無理に高額転売されているトイレットペーパーを買う必要は一切ありません。   またこれを機会に災害対策としての「備災訓練」として、古新聞紙などを揉みほぐして柔らかくしたもので拭き取り、使った古新聞紙を防臭袋などに入れて可燃ゴミとして処分する、といった方法もあります。   編集部では、災害対策として「野外で簡易トイレを "大" を含めて実際に使う」という訓練をやっています。ご興味のあるかたはこちらの記事もご覧ください。 「デマから生じた現実」として、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどが入手困難になっている状況は実際に起きており、そうした状況で困っている人々の弱みにつけ込むかのような高額転売が目に付きます。   しかし、そこで思考停止する必要はありません。今までのように「トイレ内のワンストップ」で用足しから最後までを対処できない若干の不便さはありますが、そこは工夫で乗り切りましょう。「お風呂場」という強い味方がついています。 さらに災害時を想定した「備災訓練」として、あるもので何とかするという発想への切り替えもありです。   いずれにせよ、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの衛生用紙のほとんどは国内製造で、生産能力は通常どおり。品薄状況はいずれ解消されます。それまでは、発想の転換・機転を利かせた対応で乗り切りましょう。A. 災害対策としては必要です 新型コロナウイルスの感染拡大とはまったく別の話として、そもそもの災害対策としてのトイレットペーパーの家庭備蓄は必要です。 これについては、経済産業省からも継続的に呼びかけがおこなわれています。 前述の通り、国内の衛生用紙メーカー約100社のうち、特に中小メーカーは静岡県富士市およびその周辺に集中しており、この地域では国内生産の約4割のトイレットペーパーが生産されています。今後30年内の発生が予測されている南海トラフ巨大地震など、大きな災害が起きた場合は増産体制が取られることになっていますが、それでも1ヶ月程度の混乱が予想されるため、普段から各家庭において日常用とは別に、1ヶ月分のトイレットペーパーの備蓄が推奨されています。   ■経産省資料による『トイレットペーパーの備蓄が必要な3つの理由』 1. 阪神・淡路大震災において、被災者が最も困ったのは食料でも衣服でもなくトイレ不足 2. 東日本大震災では、被災地のみならず全国的にトイレットペーパー不足が発生 3. トイレットペーパーの約4割は静岡県で生産→東海地震等が起こると深刻な供給不足となるおそれ   新型コロナウイルスの感染拡大による買い占めや品不足のパニック的な状況を見て明らかなことは、今後の大震災発生時にも同じことが繰り返されるということです。 その際は、不足するのはトイレットペーパーだけに留まりません。電気・ガス・水道などの生活インフラが停止し、備蓄していない場合は水や食料なども手に入らなくなるため、より大規模なパニックとなる可能性があります。   日本は活火山も多く地震活動も活発で、近年は毎年のように豪雨や台風による大きな被害が出る自然災害大国でもあります。災害などが起きていない平時から、いざというときのための備蓄は必ずおこなっておきましょう。   ■あわせてこちらの記事もごらんください