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【関東】千葉県東方沖でM4.6・震度3、神奈川・茨城で小規模地震(2019/7/28〜7/29)

2019/07/28〜7/29にかけて関東では千葉県東方沖・茨城県南部・神奈川県西部で地震があり、特に千葉県東方沖はM4.6・最大震度3という規模でした。 この震源付近では約1年前の2018/07/07にもM6.0、最大震度5弱という大きな地震が起きています。 また神奈川県西部での小規模な地震は、1923年の関東大震災の震源に近い場所で起きていることと、このあたりは1703年の元禄地震の震源域の西端に位置します。 茨城県南部では最大震度4程度は比較的多めですが、2011年以降は1〜2年ごとにM5級で最大震度5弱の地震が発生していますが、前回2016/05/16のM5.5・最大震度5弱からはすでに3年以上が経過。警戒・備えをしておいて損はないでしょう。   ■千葉県東方沖を震源とする、近年の大きめの地震 2018/07/07 20:23, 千葉県東方沖, 震度5弱, M6.0 2012/03/14 21:05, 千葉県東方沖, 震度5強, M6.1 2011/04/21 22:37, 千葉県東方沖, 震度5弱, M6.0 2011/04/12 08:08, 千葉県東方沖, 震度5弱, M6.3 2011/03/16 12:52, 千葉県東方沖, 震度5弱, M6.0 ■茨城県南部を震源とする、近年の大きめの地震 2016/05/16 21:23, 茨城県南部, 震度5弱,...

【東京・神奈川】神奈川県西部のM4.3と東京湾のM3.1の地震(2019/7/8〜7/9)

2019/7/8〜7/9に注目した地震は、神奈川県西部のM4.3と東京湾のM3.1。大きな地震ではありませんが、編集部でもそれなりの揺れを感じました。 神奈川西部でのM4.0を超える地震は(震源域の範囲の誤差はあるでしょうが)おそらく東日本大震災直後の2011/3/21のM4.2以来。東京湾震源の地震はだいたい年数回規模で発生しています。 いずれもかつての関東大震災(1923)と元禄関東地震(1703)の震源域に重なります。 相模トラフ付近で派生する地震の発生間隔については複数の説があり、元禄型は相模トラフ沿いの相模湾から外房を震源域として再来間隔は1000〜1500年というものと、200-300年程度の可能性もあり得るとの説もあります。 政府の地震調査委員会による今後30年内の長期評価においては、M7.9〜8.6の地震は ①関東大震災(大正型関東地震)については2014年の時点でほぼ5%以下 ②元禄型関東地震(元禄関東地震)については2014年の時点でほぼ0% となっています。 しかし、熊本地震・大阪府北部地震・北海道胆振東部地震なども発生確率がほぼ0%となっている断層帯付近で発生しているため、警戒は必要でしょう。