2022/04/07:愛知東部と沖縄北西沖でM4.6、トカラ列島、大阪、岐阜、新島神津島近海でも小規模
2022/04/07は愛知東部と沖縄北西沖でM4.6、トカラ列島、大阪、岐阜、新島神津島近海でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)
発生日時 | 震源 | 震度 | 規模 | 深さ | 北緯, 東経 |
---|---|---|---|---|---|
2022/04/07 22:26頃 | トカラ列島近海 | 1 | M2.6 | 約20km | 29.4, 129.5 |
2022/04/07 16:46頃 | 岐阜県美濃中西部 | 2 | M2.9 | 約10km | 36.0, 136.8 |
2022/04/07 14:48頃 | 大阪府北部 | 2 | M3.5 | 約10km | 34.9, 135.6 |
2022/04/07 14:12頃 | 沖縄本島北西沖 | 2 | M4.6 | 約20km | 26.7, 126.3 |
2022/04/07 09:30頃 | 愛知県東部 | 4 | M4.6 | 約10km | 34.9, 137.5 |
2022/04/07 09:25頃 | 新島・神津島近海 | 1 | M2.8 | 約20km | 34.2, 139.3 |
注目は愛知県東部。愛知県に被害を及ぼす地震は、主に南海トラフ沿いで発生する海溝型巨大地震と陸域の浅い場所で発生する地震です。
中でも今後の巨大地震が懸念されている南海トラフ沿いでは東海〜四国にかけて弱い固着域が広く大きく存在し、その範囲に強い固着域が点在しています。
過去、愛知県に大きな被害を及ぼした巨大地震としては、
1854年:安政東海地震(M8.4)
1944年:東南海地震(M7.9)
が該当し、いわゆる「南海トラフ巨大地震」の範囲に該当します。
また、県内の浅い場所での発生が歴史的資料として知られている地震は1900年代より前にもいくつか発生していますが、明治時代以降では
1945年:三河地震(M6.8)
が発生しています。
南海トラフ巨大地震の想定震源域では着々と「歪み(ひずみ)」は蓄積され続けていることに変わりは無いので、(緊張感を常に持続することは困難ですが)各ご家庭でもしっかりと備えていただきたいと思います。備えた上で、平穏な状況が長く続くことが望まれます。
いずれにせよ愛知県は県全域が「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されていますので、小規模な地震が起きた際には「備えるキッカケ」として、避難経路や備災用品などのチェックを改めて実施しておきましょう。
この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)
あああああ