トップ レビュー 暖房費を抑える新定番!「電熱ベスト」による防寒対策と節約術

暖房費を抑える新定番!「電熱ベスト」による防寒対策と節約術

電気代・ガス代・物価の値上がりが続く中、冬の生活費に占める暖房コストをどう抑えていけるか。1つの解決策は「着る暖房 "電熱ベスト"」です。室温が低くても身体をしっかりと温めてくれる電熱ベストはモバイルバッテリーを利用する低消費電力であるため、ソーラーパネルとポータブル電源を併用すればさらなる節電と、冬の災害時などの停電・停ガスの際の暖房対策にも。

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暖房コストを抑えつつ暖かく過ごせる「電熱ベスト」

2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻により、この年は石油や天然ガスなどの燃料調達コストが世界的に高騰。日本国内でも電気料金とガス料金が大幅に値上がりし、2022年の年末からSNSなどで『電気代が高い!』と悲鳴が上がっています。

電気代・ガス代の異常な値上がりの中、生活費に占める暖房コストをどう抑えていけるか。1つの解決策は「着る暖房・電熱ベスト」です。室温が低くても身体をしっかりと温めてくれる電熱ベストはモバイルバッテリーを利用する低消費電力であるため、暖房費の節約にも役立ちます。

また、モバイルバッテリーの充電にソーラーパネルとポータブル電源を併用すればさらなる節電と、冬の災害時などの停電・停ガスの際の暖房対策にも。

電熱ベストとは?

電熱ベストは「ヒーターベスト」「ヒートベスト」などとも呼ばれ、電気で発熱する電熱線を縫い込んだ防寒ウェアです。

夏の「空調服」とともに、冬の屋外作業やキャンプや釣りなどのアウトドア活動に「着る暖房」として利用するユーザーが増えている新定番アイテムとなっています。

特徴としては

  • ベスト型
  • モバイルバッテリーで利用
  • 3段階程度の温度調節が可能
  • 防風性や撥水性もあり洗濯も可能

となっています。

実際に使ってみた

編集部スタッフも電熱ベストを実際に日常使いしています。
実は冬キャンプ用に調達したのですが、電気代やガス代の値上げが続いているため電熱ベストを日常生活の中で普段づかいしてみようという取り組みです。

結果は今のところ「大正解」
以前であれば朝イチで部屋の暖房を入れていましたが、電熱ベスト導入後は朝起きたらベストを着てスイッチを入れる生活に。

具体的には

  • 前夜にバッテリーを充電開始
  • 朝、バッテリーを電熱ベストに接続
  • 着てスイッチを入れる

これだけです。エアコンや石油ストーブも用意してありますが、これらの大型暖房は気温と室温によって使い分けるようになり、使用頻度が一段回下がりました。(居住地である関東地方南部の1月の最低気温は1〜2℃程度)

冬場の電熱ベストの利用サイクルは、気温と室温が低くなる朝と夜に使って就寝前に充電開始・翌朝にまた利用再開というパターンが多くなります。

電熱ベストの選び方

たくさんの製品が出回っている電熱ベスト、編集部がオススメする選び方は次のとおりです。

  1. 発熱箇所が背中・腰・腹部にあるもの
  2. 発熱箇所が首周りにもあればなお良し
  3. サイズはできるだけジャストフィット
  4. 大容量バッテリーが最初から付属しているもの
  5. バッテリーとの接続は一般的なUSBコネクタのもの
画像出典:Amazon

(1) 発熱箇所が背中・腰・腹部にあるもの

いわゆる「使い捨てカイロ」の貼り方とも共通しますが、体を温める「ツボ」に合う位置に発熱箇所があるベストがオススメ。

体を温めるツボは

・風門(ふうもん):背中の肩甲骨の間の上部
・命門(めいもん):腰の中心部
・気海(きかい):お腹のヘソの直下

などがあります。

(2) 発熱箇所が首周りにもあればなお良し

寒さ対策としては首・手首・足首の「3つの首」を温めることも重要ポイント。

特に「首」には太い動脈がありますが皮膚が薄く外気にさらされている部分であるため、ここを温めることができると温かい血液を全身に送ることができます。

(3) サイズはできるだけジャストフィット

身体にフィットするサイズを選ぶと、電熱ベストの熱をより効率的に使うことができます。

アウターベストでも、できるだけ身体のサイズに合ったものを選んでみましょう。

(4) 大容量バッテリーが最初から付属しているもの

長時間の暖かさを持続するにはバッテリー容量が決め手です。バッテリーが別売りになっているものもあるので、購入時には最初から付属しているかを確認しましょう。

ただしバッテリー容量が大きくなると、バッテリー自体も大きく重くなります。
5,000〜6,000mAhクラスのバッテリーが複数個か、10,000〜15,000mAhクラスのものが付属しているものが良いでしょう。

(5) バッテリーとの接続は一般的なUSBコネクタのもの

意外と重要なのが電熱ベストとバッテリーを接続するコネクタ形状です。
DCコネクタという細い円筒形タイプのコネクタになっているものが意外と多いのですが、このタイプはバッテリーが専用品となっており、バッテリー容量が足りない場合は同じ仕様の純正予備バッテリーを追加購入する必要性があるかもしれません。

一般的なUSBコネクタで接続できるベストを選びましょう。このタイプであれば、手持ちのモバイルバッテリーを活用できるものが多いです。

(※手持ちのモバイルバッテリー使用時は、電熱ベストの消費電力に合ったものを使う必要があります。合わないものを使った場合、異常発熱や破裂などの恐れがあるので十分注意してください)

ソーラーパネル + ポータブル電源利用でさらに節電

電熱ベストで使用するバッテリーの充電には電力会社からの電気ではなく、折りたたみ式ソーラーパネルとポータブル電源を利用することで、さらなる節電・節約効果も期待できます。

家族の人数分の電熱ベストを用意して、

ソーラーパネル → ポータブル電源 → 電熱ベスト用バッテリー

という形を取れば、真冬でも(主に雪国以外であれば)室内暖房を稼働せずに節電しながら暖かく過ごせるようになります。

また、この使い方に慣れておけば、冬に震災が起きた場合でも命と自宅が無事なら停電や停ガスとなっても寒さを凌げることが期待できます

足元の暖房も、USB給電できるフットウォーマーで!

画像出典:Amazon

電熱ベストで上半身の温め対策に加えて、同様にモバイルバッテリーを使える「フットウォーマー」で足元を温めるとさらに暖かく過ごすことができます。

一般的なAC電源を使ったデスクヒーター(デスク下に入れて足元を温める暖房器具)の消費電力は100W以上となりますが、こうしたUSBタイプの暖房器具なら10W程度。

AC電源暖房や石油ストーブには勝てませんが、低い消費電力で局所的に温めることで節電可能です。

使用上の注意

※ 低温やけどに注意

使い捨てカイロや電気毛布などとも共通しますが、電熱ベストを長時間使用した際に低温やけどの可能性があります。素肌に直接触れる着用をしない、自動温度調節機能がある場合は活用する、高温モードを連続使用しないなどの工夫をすることで対処できます。

※ バッテリートラブルに注意

特に、手持ちのモバイルバッテリーを使う際に注意が必要です。電熱ベストの消費電力とモバイルバッテリーの出力電力の組み合わせ的に問題が無いものを選びましょう。

合わないものを使った場合、異常発熱や破裂などによる事故の恐れがあるので十分注意してください

不安な場合は、電熱ベスト付属のバッテリーと同じものを追加購入することをオススメします。

まとめ

ロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界的な物価と燃料費の高騰による電気代やガス代の大幅な値上げは、今後も長期化する可能性があります。

今までは湯水のように電気を使ってきた便利な生活を今後も維持しようとすれば、今まで以上の光熱費が必要となる社会となってしまいました。

同様に今後も様々な商品の値上げ傾向は留まる様子を見せません。働く人々の実質賃金は上がらないどころか過去30年に渡って右肩下がりであり、今後の「生活防衛」がますます重要となっています。

そのような状況を嘆いていても始まりません。できるところから工夫して、この大変な状況を乗り切っていきましょう。

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