2023/12/16:岩手沖でM4.0、岐阜中西部でM3.9、青森沖・宮城沖・根室北部でも小規模な地震
2023/12/16は岩手沖でM4.0、岐阜中西部でM3.9、青森沖・宮城沖・根室北部でも小規模な地震が発生しました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)
発生日時 | 震源 | 震度 | 規模 | 深さ | 北緯, 東経 |
---|---|---|---|---|---|
2023/12/16 17:58頃 | 宮城県沖 | 1 | M3.3 | 約60km | 38.4, 141.8 |
2023/12/16 14:09頃 | 根室地方北部 | 1 | M2.7 | 約20km | 43.8, 144.9 |
2023/12/16 11:44頃 | 岐阜県美濃中西部 | 2 | M3.9 | 約10km | 36.0, 136.9 |
2023/12/16 09:15頃 | 岩手県沖 | 2 | M4.0 | 約50km | 39.6, 142.1 |
2023/12/16 07:39頃 | 青森県東方沖 | 1 | M3.7 | 約90km | 40.8, 141.7 |
近年は海に近い臨海部での高層構造のタワー型マンションの建築が盛んで、実際に販売されるとすぐに売り切れるなど人気も高いようです。しかし、巨大地震が発生した場合は停電や断水などでエレベーターが止まってしまい、地震が治まった後でも高層階の住民の避難や被災生活の移動に支障が出るなどの影響も小さくありません。
発災後は余震が続くこともあるため、高層マンションの住民が地上との往復で移動する場合、エレベーターは基本的に使用せず、居住場所が高層階であっても階段を使用して安全に避難することを心がけるべきでしょう。
一般の住宅地でも海に面した都市や街では海溝型の巨大地震が発生した場合に短時間で津波が押し寄せてくる危険があります。津波警報が発令された場合、直ちに高台や指定の避難所への移動を始める必要があります。
事前に避難経路や避難場所を確認しておくこと、そして家族と避難時の合流方法を決めておくことも大切です。また、短時間で避難する際に役立つ避難バッグを常備し、中には水、非常食、携帯電話の充電器、救急セットなどを入れておくことが推奨されます。
日常生活の中で災害への備えを意識することは、自らと家族を守るために非常に重要です。特に地域の防災訓練に参加し、隣近所との連携を強化することで、災害時の援助や情報共有がスムーズに行えるようになります。
また防災関連の新しい情報や知識を常に更新し、家族単位やとなり近所・町内会などでも日頃から防災に関心を持ち、対策意識を維持しておくことが求められます。
この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)
あああああ