トップ 2分で読む 福島沖・和歌山で連続地震、大阪・千葉でも小規模な地震発生(2021/02/16)

福島沖・和歌山で連続地震、大阪・千葉でも小規模な地震発生(2021/02/16)

2021/02/16は福島沖と和歌山北部で連続地震、大阪南部と千葉北東部でも小規模な地震が発生。2/13に福島県沖で発生したM7.3の後に同震源域で発生した群発地震と、連動するかのように発生した和歌山県北部での群発地震については、発生頻度を見る限りは一応の収束方向に感じられますが、M7.3の発生から日が浅いためまだ警戒が必要です。

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2021/02/16:福島沖・和歌山で連続地震、大阪・千葉でも小規模な地震発生

2021/02/16は福島県沖と和歌山県北部で連続地震が発生、大阪府南部と千葉県北東部でも小規模な地震が発生しました。それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/02/16 23:31頃福島県沖1M3.9約50km37.7, 141.7
2021/02/16 22:59頃福島県沖1M4.1約50km37.5, 141.6
2021/02/16 16:07頃大阪府南部1M1.5ごく浅い34.3, 135.2
2021/02/16 09:48頃福島県沖1M4.0約50km37.6, 141.6
2021/02/16 08:16頃福島県沖1M3.9約50km37.6, 141.6
2021/02/16 07:55頃和歌山県北部1M2.0約10km34.2, 135.2
2021/02/16 02:42頃和歌山県北部2M2.3ごく浅い34.2, 135.2
2021/02/16 02:03頃福島県沖1M3.8約50km37.6, 141.5
2021/02/16 00:42頃和歌山県北部1M2.0ごく浅い34.2, 135.2
2021/02/16 00:37頃千葉県北東部2M2.9約40km35.5, 140.4

大阪府南部の震源は和歌山県北部にかなり近い位置となっています。

2/13に福島県沖で発生したM7.3の後に同震源域で発生した群発地震と、連動するかのように発生した和歌山県北部での群発地震については、発生頻度を見る限りは一応の収束方向に感じられますが、M7.3の発生から日が浅いためまだ警戒が必要です。

政府・地震調査研究推進本部が公開している資料によれば、青森県を含む太平洋側での今後30年内の地震発生確率で注目すべきポイントがあります。

日本海溝沿いの地震活動の長期評価 概要資料
https://www.jishin.go.jp/main/chousa/19feb_japan_trench/japan_trench_gaiyou2.pdf

超巨大地震:M9.0程度ほぼ0%(東北地方太平洋沖型)
プレート間巨大地震:M7.9程度5〜30%
ひとまわり小さいプレート間地震M7.0〜7.5程度 = 90%程度以上
沈み込んだプレート内の地震M7.0〜7.5程度 = 60〜70%

総合的に見た場合、M7.0〜7.5程度の「ひとまわり小さいプレート間地震」の発生確率が90%以上となっています。東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内にM7〜8クラスの地震が発生する可能性が高く、実際に福島県沖でM7.3が発生しました。今後も別の震源で大きな地震が発生する可能性もありますので、備えはしておきましょう。

 

東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖など。

 

日本には世界に16枚しかないプレートのうち4枚が存在し、その境界において活発な地殻活動が継続している場所に国土が位置しています。そして国内各地で楽しめる温泉や農作物を育む豊かな土壌が形成されたのは、こうした活発な地殻活動に由来する要素でもあります。

 

日本に住む以上、地震や噴火とは否応なしに付き合わざるを得ない現実を、どう受け止め乗り越えていくのか。大人世代だけでなく、子・孫の世代も含めて大局的に考えて対策を講じていく段階に入っていると言えるでしょう。

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