トップ 2分で読む 奄美沖でM4.2、沖縄近海でM3.6、能登周辺・長野北部でも小規模な地震(2024/04/10)

奄美沖でM4.2、沖縄近海でM3.6、能登周辺・長野北部でも小規模な地震(2024/04/10)

2024/04/10は奄美沖でM4.2、沖縄近海でM3.6、能登周辺・長野北部でも小規模な地震が発生。注目は奄美大島北西沖。奄美大島の周辺は琉球海溝と沖縄トラフに挟まれた弧状の列島「南西諸島」の範囲にあり、南西諸島海溝の北端は、南海トラフと繋がっています。このあたりは地震活動の活発な地域でもあります。

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2024/04/10:奄美沖でM4.2、沖縄近海でM3.6、能登周辺・長野北部でも小規模な地震

2024/04/10は奄美沖でM4.2、沖縄近海でM3.6、能登周辺・長野北部でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2024/04/10 15:19頃奄美大島北西沖1M4.2約180km29.2, 128.5
2024/04/10 11:45頃能登半島沖2M2.6約10km37.2, 136.6
2024/04/10 11:39頃沖縄本島近海1M3.6約70km25.9, 126.5
2024/04/10 09:03頃石川県能登地方1M2.7ごく浅い37.4, 137.0
2024/04/10 03:56頃長野県北部1M2.2約10km36.7, 138.4

注目は奄美大島北西沖。奄美大島の周辺は琉球海溝と沖縄トラフに挟まれた弧状の列島「南西諸島」の範囲にあり、南西諸島海溝の北端は、南海トラフと繋がっています。このあたりは地震活動の活発な地域でもあります。

 

奄美大島付近の地震活動として過去に目立ったものは、地震の規模を示すマグニチュードが6を超える地震が連続して発生したケースが2例存在します。

 

1901/06/24:M7.5およびM6.5(←連続)
1923/11/04:M6.8
1923/11/06:M7.1
1923/11/07:M6.5

 

過去数十年程度の範囲で見た場合でも、被害を発生させた奄美大島付近での地震は複数発生しています。

南沙諸島の特に沖縄周辺では地震が少ない印象がありますが、M4〜5クラスの地震は比較的頻度高めで発生しており、奄美大島周辺でも過去100年程度で見た場合、被害を発生させた地震の記録は複数存在することが判ります。

 

今後、より大きな地震が発生する可能性は十分にありますので、ぜひ何もない平時にこそ災害への備えを進めておきましょう。

 

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