トップ レビュー キャンプの小技:『100円ショップ品で、チェアやテーブルの脚の汚れを完全保護!』編

キャンプの小技:『100円ショップ品で、チェアやテーブルの脚の汚れを完全保護!』編

アウトドア用のチェアやテーブルの脚の「接地部分の汚れ」、撤収時はそのままですか?拭き取りますか?ファミキャンで家族4人分などの汚れを拭き取るのは意外と手間。それを一気に解決できる百均グッズ、見つけましたよ!

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チェアやテーブルの脚の接地部分の汚れ、どうする...?

こんにちは、編集部スタッフの「R」です。キャンプは好きだけど汚れが苦手という「矛盾キャンパー」を自認しているのですが、キャンプで使ったグッズを片づけるとき、汚れを落とさずにはいられません。

たとえば、イスやテーブルの脚が地面に接している部分についた泥や草など。ついついウェットティッシュでふき取り、溝に入った泥は枝やツマヨウジでホジホジ。すべてのテーブルとイスの足をきれいにするにはちょっとした時間と手間がかかります。

もちろん、キャンプグッズなんて汚れてあたり前。「ちょっとした泥やゴミがついていてもそのままでいいでしょ」と言われれば、そうなんです。そうなんですが、やはり気になるのです。

備災FUN!』では、次の震災・災害に備える「備災」をテーマに、被災時にも大活躍のアウトドアグッズを日常で活用して「楽しみながら備える」情報をメインに発信しています。

そこでチェアやテーブルの脚にカバーを付けたらどうかと考えましたが、ビニールをかぶせて輪ゴムでは体重を支える際の耐久性も見た目にもよろしくありません。

そこで、思いついたのが100円ショップで販売されているイスやテーブルの脚カバー。ご家庭内の家具でフローリングに傷がつかないようにすためのカバーのことです。

今回は、キャンドゥの商品を購入して試してみました。国内に991店舗(2018年3月末現在)を擁する大手100円ショップであるキャンドゥの商品なので購入が比較的容易です。

1パック100円で4ピース入っているので、ちょうどチェアやテーブルが1脚ぶんとなります。使用するチェアやテーブルの数 + 破損時の予備に1パック程度用意しておくと良さそうです。

汚れたら洗って使えばいいので、100円ショップ品ということもあってかなりリーズナブルに使えそうな予感がします。

まずはチェアに使ってみる

まずは、いわゆるヘリノックスタイプのチェアの脚に、太めの脚にも対応できる「イス脚カバー」を取り付けてみました。

本家ヘリノックス製品のチェアの脚先は細めですが、こちらは地面へのめり込み防止用の「かえし」もしくは「鍔(つば)」的なパーツが取り付けられた構造になっています。

取り付けてみた(履かせてみた)ところです。履かせ心地に特に問題はありません。脚4つすべてに取り付けて、チェアは準備完了。

焚き火テーブルに使ってみる

次は、細めの「イス脚カバー・スリム」を、焚き火テーブルに使ってみます。こちらも1パックあたり4ピース入りなので、細めの脚構造のテーブルやイスに使えそうです。

焚き火テーブルに取り付けてみました。意外と長め、ロングソックス状態です。

イス脚カバーを取り付けた状態での接地部分。あまり違和感は無いでしょ?(あります?)

チェア・テーブルともに取り付けた状態です。靴下のように伸縮性があるので多少の大きさの違いには十分対応できるため、問題なく履かせることができました。

素材はポリエステル、ナイロンなので雨の日や濡れている場所ではあまり役に立たないかもしれませんが、そうでなければ泥や草などの汚れが椅子やテーブルの脚につくことはありませんでした。

撤収時には汚れた面を中側に巻き込む感じではずして、そのままビニール袋に入れて持ち帰り。これにより撤収時のふき取り作業を省くことができました。

使用後の状態とメンテナンス

さて、100円で購入したからといって使い捨てではコスパが悪いですので、洗って次回のキャンプに使うことにしました。

裏返したカバーをもとに戻し、大きな草やごみをさっと取り除いた後はまとめて手洗いを数回程度繰り返し、水をきって干した状態です。上の写真はスリムタイプ。何も問題もありません。

こちらはスリムタイプではないほうのカバーです。イスに取り付けて使いましたが、人間1人ぶんの体重が掛かった状態で、地面との摩擦も加わります。今回はチェアは2脚使ったので、チェア用のイス脚カバーは計8個使いました。

結果、1個だけ穴があいていましたが、他は問題ありませんでした。破れていたのは椅子に履かせたうちの1つです。椅子の場合にはかなりの体重が不規則にかかるため破れたのでしょう。

さっと縫い合わせて再度使う・予備用に余分に買っておくなどで対応できます。

まとめ

使用するチェアやテーブルの脚先の構造や設営場所の地面のコンディションによっては(雨が上がった後など)、撤収時には脚先がかなり汚れていることがあります。

しかし、こうしたイス脚カバーを使うことで撤収時は脚先を拭き掃除することがなくなるため、特に通常であれば泥が足先に詰まってしまうような場所でチェアの数が多い場合などに、撤収時間をそのぶん短縮することができます。

チェアによっては、脚先に複雑な溝が設けられていることが多いので、こうしたカバーは有効に利用できるはずです。100円ショップで気軽に購入できるものなので、買い物の際にでも見かけたら買って試してみてはいかがでしょうか。

通販であればカバー1個あたりの単価をさらに下げることもできるので、100円ショップ品で試してみて気に入ったら、通販でまとめ買いというのも良いでしょう。

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