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防犯ブザーは災害時やキャンプに必須、そして日常安心グッズ!

最新記事を公開しました。大震災時に繰り返される被災地での女性への暴行被害や、日常において小さな子供が巻き込まれる事件。そして近年人気のソロキャンプを楽しむ女子の増加によりキャンプ場でのトラブルも。まずは「防犯ブザー」が手軽でオススメ、もちろん普段遣いにも。

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子供・女性の安全と防犯ブザー

最近では、ランドセルやかばんに防犯ブザーを付けている小学生をよく見かけるようになりました。

筆者が小学生の頃は防犯ブザーを持っている友達もいなければ、防犯ブザーを持つという発想もありませんでした(年代がばれてしまいますね)。

今や学校や子ども関連のイベントなどで防犯ブザーが配布されるなど、子どもの安全グッズとしては防犯ブザーは身近なものにになっています。

また夜に女性が帰宅したり出歩く際には、財布やスマホは忘れずとも意外と防犯意識を忘れがち。近年は女性が巻き込まれる犯罪被害も増えています。

子どもだけではなく、女性にとっても防犯ブザーを身に着けるというのは簡単に始めることができる防犯対策の1つではないでしょうか。

女子ソロキャンパーの安心グッズ

最近は女性が一人でキャンプを楽しむ「ソロキャンプ女子(女性ソロキャンパー)」が増えています。

静かな自然の中で誰に気兼ねすることもなく自分のペースでキャンプを楽しむ、とても魅力的なアクティビティ。

お気に入りのキャンプグッズに囲まれ、自分の好きなものを作って好きな時間に食べる。そんな楽しみ方のできるソロキャンプは女性であっても楽しみたいものです。

しかし、女性一人でキャンプなんてちょっと怖いという人も多いでしょう。実際に無防備な状態といえるキャンプ泊に女性一人で行く場合には、安全性を考慮したキャンプ場選び、管理人や他のキャンパーとの事前のコミュニケーション、携帯の電波の確認、防犯グッズの携行(防犯ブザーなど)等、様々な点を検討しておくことが必要になります。

深夜にグループで騒がしく宴会をやるようなキャンパーも散見し、場合によっては他のキャンパーとのトラブルなども耳にするようになっています。

ソロキャンプでなくても夜であれば、テントサイトから少し離れた炊事場やトイレに行くのでさえ、女性にとっては怖いものです。ITOITO-STYLEの女性編集スタッフである私も、今だに真夜中にトイレに行くことが怖いままです。

懐中電灯で足元を照らしながら、トイレに向かう途中に木立の中から聞こえる物音に悲鳴を上げた経験もあります。悲鳴を上げることができればいいですが、怖くて逆に声が出ない場合もあります。そんな時、防犯ブザーがあると助かりますね。

災害時の安心グッズ

また災害被災地域においては、避難により留守になっている家や全半壊の状態で施錠できない家屋への窃盗問題だけではなく、女性や子どもに対する性的暴力等の犯罪行為が度々問題になっています。

被災現場では、警察も通常の防犯や捜査活動ができなかったり警察不在となる状況も多く、悪意を持った人間がボランティアや警察や自衛隊を装って物盗りに及んだり、女性に対して性犯罪に及んだりするケースもこれまでに多数報告されています。

被災地では避難所での共同生活や、個人レベルでの車中泊やテント暮らしといったセキュリティ対策が難しい環境にあり、女性や子どもが犯罪の被害者になる可能性が高くなります。

被害に遭わないために、一人にならない・夜の外出は控えるなどの対策とともに、手軽に購入できる防犯ブザーは被災時における必携グッズといえるかもしれません。

防犯ブザーを日常に

そこで、編集部の「女子ソロキャンパー」が、女性視点から日常使いできる防犯ブザーを選び、実際に購入してみました。

老若男女を問わず気軽に持ち歩けるデザインと、特に女性向けのオシャレなデザインのものの2種類です。

こちらは一見、ちょっとしたお菓子風アクセサリー的な雰囲気ですが、しっかりとした防犯ブザー。

一方、こちらは年齢性別を問わずに使えそうなデザインのもの。

どちらも片手の手のひらにスッポリと収まる小型なものです。

使い方

こちらはパーケージ裏面に解りやすい説明書き。使い始めのときは、側面にある電源スイッチをONにします。

ブザーを鳴らすときは、金色のフックとつながっているピンプラグを軽く引っ張るだけです。かなりの音量なので、自宅でテストする際は気をつけましょう。

また、電源スイッチがOFFのままだとピンプラグを引いても音は鳴らないので、これを持って出かける際は電源をONに。

こちらは英語の説明書のみ。使用開始時は本体に挟み込まれている、薄いプラスチック状のフィルムを引き出します。これでバッテリーの使用開始となります。

電源スイッチなどはついていないので、後はいつでも使える状態です。使い方はこちらも同じ用意、プルリングを引っ張ることで大音量のブザーが鳴ります。

バッテリー交換

防犯ブザーは日常的に持ち歩くものですが、日常的に鳴らすものではありません。そのため、電池交換はほとんど必要ありませんが、自然放電することと劣化したバッテリーは使わないようにするため、年に1度は交換しましょう。

交換は簡単で、こうした小さなネジをドライバーで回してケースを外し、内部の電池を交換するだけです。

バッテリー交換は、このように裏蓋を開けておこないます。右側のシルバーの防犯ブザーについてはバッテリー(CR2032)は2個。

まとめ

防犯ブザーはあくまでも身を守るための安全対策の1つなので、過信することはできません。しかしリスクがあること・身を守るということを考える際の1つのきっかけになります。

イザと言うとき、咄嗟(とっさ)に声を上げられない状況になった場合、自分の代わりに危機を周囲に知らせる手段があると無いとではその後の対応が大きく違ってきます。その点、防犯ブザーはリーズナブルですぐに始めることができる安全対策の1つです。ぜひ自分の好みにあったモノを購入してみてください。

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