2014年〜2018年までの5年間の日本列島での「M5.0以上」の地震の傾向は?
2019年という新しい年となったこともあり、2018年までの過去5年間の日本列島と近海での「M5.0以上」の地震の震源を1年ごとに確認してみましたのが冒頭の図です。
(2014〜2018年にかけて。確認先は米国USGS)
4つのプレートがぶつかり合う位置にある日本列島ですが、年間単位で見てもプレート境界に沿ってM5以上の地震も活発に発生しています。関東〜北海道の太平洋側でも特に活発に発生している印象がありますが、東日本大震災の震源がある東北沖あたりは特に活発です。
M5以上に絞り込んで見た場合に気づくのが、1つは日本海側での地震の少なさです(日本海中部地震や新潟県中越地震など、過去に大きな地震の事例はあります)。
そしてもう1つは、南海トラフ沿いでのM5以上の地震が少ない点。ただしM1〜3クラスの小規模な地震を含めた体感しない地震は常に発生しています。
また、南海トラフを境に日本列島の下に沈み込んでいるフィリピン海プレートの反対側となるフィリピン・インドネシア〜南西太平洋・南太平洋では常に大きな地震が発生しているため、南海トラフにおいても「ひずみ」は蓄積し続けていると考えておくべきでしょう。
よく「東日本大震災以降、日本での地震が活発化している」と耳にしますが、今後、東日本大震災の前後での比較もおこう予定です。
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