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【全国】北海道・東北・千葉・熊本で相次ぐ地震(2020/01/28)
2020/01/28は、北海道・東北・千葉・熊本でM2.5〜M5.4規模の地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【千葉県北西部】
2020/01/28 02:19頃, 震度1, M3.0, 深さ70km
【熊本県熊本地方】
2020/01/28 10:15頃, 震度1, M2.8, 深さ10km
【根室半島南東沖】
2020/01/28 10:36頃, 震度4, M5.4, 深さ100km
【岩手県沖】
2020/01/28 12:24頃, 震度2, M4.2, 深さ20km
【熊本県熊本地方】
2020/01/28 16:21頃, 震度2, M2.5, 深さ10km
【青森県東方沖】
2020/01/28 19:13頃, 震度3, M4.2,...
【全国】全国的に活発な地震活動(2019/11/19〜11/21)
2019/11/19〜11/21にかけて、北海道〜沖縄まで全国的に比較的活発に有感地震が起きています。
特に集中したのは北九州の中央構造線周辺。南は沖縄でM3.9、西表島付近でもM3.8が発生。
南海トラフ巨大地震の想定震源域である和歌山でM2.3。
柏崎千葉構造線の北端側の新潟でもM3クラスが2度発生し、北は青森沖でM3.6、択捉島付近でM4.6が起きています。
千島海溝をロシア方面へ辿った先のサハリン近海では、11/20にM6.2という規模の大きな地震が起きていますが、490kmという深さであるためか最大震度は1。
ロシアと言えば、2019/11/11にユーラシア大陸最高峰である「クリュチェフスカヤ火山」で噴火が起きたばかりです。
反面、通常活発な岩手・宮城・茨城・千葉沖あたりは珍しく?静穏な状況となっています。
今回、今後30年内に発生が予測されている大規模地震の想定震源域もマッピングしてあります。
① 千島海溝沿いの北海道沖巨大地震(M8.8以上・発生予測確率:7〜40%)
② 青森〜房総沖の日本海溝沿いの巨大地震(M7.9〜M8・発生予測確率:80〜90%)
③ 都心南部の直下で起きる首都直下地震(M7以上・発生予測確率:70%)
④ 南海トラフ巨大地震(M8〜9・発生予測確率:70〜80%)
特に②〜④の発生予測確率は高く、今後50年内まで期間を広げると発生確率はほぼ90%と言われます。
ここで意識したいのは確率はあくまで確率であるということで、30年以内・50年以内に100%発生するという意味ではありませんが、逆に言えば明日起きるかもしれませんし1年後に起きてしまうかも知れません。
2011年の東日本大震災というM9クラスの地震すら予知できなかったことから様々な議論が起こり、内閣府のワーキンググループは2017年に「東海地震も含めて地震予知は困難」という報告書をまとめるに至り、地震予知研究は現在、大きな節目を迎えています。今はちょうど11月の満月〜新月の期間に入っており、ここでは潮汐力の影響で地震が起きやすいとされています。
加えて、11/20にはフィリピンの東で台風27号「フォンウォン」が発生、11月に台風が5個以上発生するのは1991年以来とのこと。
米軍合同台風警報センター(JTWC)の進路予測では日本方面へやってきそうな進路が伺えます。
画像出典:JTWC
台風と地震の関係も研究が進んでおり、強い低気圧の地面・海水の吸い上げ効果によって地震が誘発される可能性があります。
記録として、2019/10/12には台風19号上陸中、千葉県南東沖で最大震度4・M5.7の地震が発生しています。
季節は冬本番へ向かいますが、阪神淡路大震災が起きたのは真冬の1月です。
仮に真冬に大規模な地震が発生し、停電と都市ガス供給が止まったらどうなるでしょうか。
もしそうなった場合でも暖が取れるような備えが無いと、命に関わる状況となってしまいます。
2019年の台風では、被災地では雨漏りを軽減するためにブルーシートが活用されましたが、ブルーシートは使い方に寄っては風よけにもなりますし、キャンプなどを嗜む方であれば「簡易テント」のように使う方法もあります。
阪神淡路大震災ではドラム缶で焚き火をして暖を取る方々がいましたが、アウトドア用の「焚火台」を用意しておけば、比較的安全に焚き火で暖を取ることも可能です。
寒い時期の大規模地震は起きてほしくはありませんが、人間の願いとは関係なく起こるのが自然災害です。
「起きたときに対応できる備えがあるか」ということを頭の片隅に置いておいてください。【関連リンク】
・台風19号上陸中、千葉県南東沖で最大震度4・M5.7の地震(2019/10/12)
・枯れ木や薪が燃料の「ウッドストーブ(焚き火台)」を備えよう!
・【ロシア】ユーラシア大陸最高峰:クリュチェフスカヤ火山で噴火開始(2019/11/11)
【全国】日本列島周辺で相次ぐM4〜5クラスの地震(2019/10/09〜10/20)
台風19号上陸時を含む2019/10/09〜10/20にかけて、日本列島周辺でM4〜5クラスの地震が相次いでいます。
また、それより小さい規模の体感地震を含めるとさらに多い状況。
夏からの相次ぐ豪雨や台風によって全国的に地盤が多量の水分を含んでいる傾向が想定され、大きな地震が起きた場合に土砂災害発生が懸念されます。
この期間に発生したM5以上の地震は次の通り。
2019/10/19 04:15頃, 父島近海, M5.4, 最大震度1
2019/10/17 20:44頃, 与那国島近海, M5.2, 最大震度1
2019/10/15 08:15頃, 択捉島付近, M5.3, 最大震度2
2019/10/12 18:22頃, 千葉県南東沖, M5.7, 最大震度4
2019/10/09 17:52頃, 鳥島近海, M5.0, 最大震度1
見てのとおり、南は与那国島近海から北は択捉島付近まで広い範囲に及んでいます。
さらに10/20は東京都多摩東部を震源とする地震があり、この震源におけるM3以上の有感地震は2015年6月以来。
なお台風通過中の10/12 18:22に千葉沖で起きたM5.7以降、目立った有感地震が10/14午後まで発生しなかったという経緯もあります。
近年は梅雨時期〜秋にかけて豪雨と台風による被害が毎年のように発生し、その都度、被災地各地では多くの方々が日常生活に支障をきたす状況が繰り返されています。
今年も、台風15号・19号によって千葉や長野県を中心に河川の氾濫による大きな被害が相次ぎ、台風が去った後は泥水によって浸水した家屋で被災された方々の今後の生活再建が懸念される状況となりました。
しかし新たに台風20号・21号が発生し、今後日本に接近する可能性も考えられます。
大雨や強い台風通過後は、たとえ晴れたとしても地盤に大量の水分を含んでいる箇所が残されます。こちらは編集部スタッフが撮影したものですが、向かって左側が法面保護されていない台地の下に位置する住宅地です。
地盤が擁していた水がいまだに染み出しており、この状況で大きな地震が来ると土砂災害が発生する可能性のある場所となっています。
土砂災害の前兆現象の例としては、
・石がぶつかり合うような音、山鳴りや地鳴りなどの異音
・強い土臭さ、物が腐ったような臭いがする
・川や沢であれば、雨が降っているのに流れが止まった / 逆に急激に増水した
・近くの崖から石が落ちてくる
・地震のような揺れが急に起きる
といったものが挙げられます。
近くに河川や沢のある場所や標高の低い場所などにお住まいの場合は、公的な災害情報や地域の防災放送だけに頼ることはせず、ご自身の目に見えるもの・耳に聞こえる音・鼻で嗅ぎ分けられる普段とは異なるニオイなど、五感を大切にしてください。
特に、土砂災害に関しては前兆現象がわかりやすい場合があります。
自分自身の命と、ご家族などの大切な命を守るための最後の拠り所は自分自身で感じ、考え、決断し、行動することです。
もうしばらく天候が安定するまでの間、災害への備えと自分自身と周囲の人たちを守るためのアンテナ感度を高めに維持していきましょう。
【全国】2019/9/6〜9/11の間に起きた震度2以上と他注目した地震(2019/9/6〜9/11)
2019/9/6〜9/11の間に起きた震度2以上と他、注目した地震です。この数日間でも日本全国で有感地震が数多く起きていることが判ります。
そして09/08〜09/09には台風15号が首都圏を直撃、特に千葉県を中心に大規模な停電発生しました。台風通過時〜直後にはおよそ80万戸を超える停電となり、千葉県内では君津市で大型の送電線の鉄塔が2基倒壊。
また千葉県市原市内では、ダムの水面を使った国内最大規模のメガソーラー発電所のパネルが火災を起こし、同市内でゴルフ場のネットが支柱と共に140mに渡って倒れ民家10棟を直撃するなど大きな被害が発生。
停電に関しては9/11の19時に至っても未だに40万戸を超えるお宅で電力が復旧していなと言う、深刻な状況となっています。
ここで思い出されるのは2018/09/06に発生した「北海道胆振東部地震」です。
このとき、日本海を北上した「台風21号」が地震発生前日の9/5朝にかけて北海道付近を通過、暴風により道内で負傷者が出て建物の損壊や鉄道が運休し、停電も発生。
特に道内全域で停電するブラックアウトが発生し、1951年の北海道電力創設以来、初の大規模停電となりました。今回の台風15号通過後は震災クラスの大きな地震は起きていませんが、いつどこで発生するか予測困難なのが巨大地震。その巨大地震だけでなく台風による停電でも、日常生活に大きな支障をきたすほどの停電や断水、そしてスマホを使うためのネットワークインフラが止まってしまうことも現実のものとして起きました。
そして想像してみてください。
台風15号の通過直後に、もし首都圏付近を震源とする巨大地震が発生していたら。
千葉県を含めた南関東は「首都直下型地震」の想定震源域です。
台風15号による停電では、千葉県内の役所機能が一部麻痺した状態になりましたが、首都直下型地震が起きた場合は関東一円の自治体機能だけでなく、おそらく政府機能や警察・消防などの機能も大きく低下するはずです。
災害発生直後の救助救出作業は、災害規模が大きければ大きいほど迅速には機能しづらく、政府や自治体による対応も後手に回りがちです。
今回は「イザという時」が実現した事例となりますが、やはり残念ながら日頃からの備えが十分ではなかった方々が、だいぶ不便な生活を強いられる状況となっているのが現実です。他の地域のお住いの方々も、決して他人事や対岸の火事ではありません。
地震は常に発生しており、台風は毎年やってきます。近年は豪雨による土砂災害や浸水被害なども大規模化・深刻化してきています。
個人や家庭レベルでもいかに日頃から備えておくかが極めて重要です。
防災は災害を防ぐと書きますが、地震や台風などの自然災害を防ぐことは現実的に不可能です。
であれば「防災から備災へ」です。
日頃から備える人たちを増やすことで、いざ大きな災害が起きたときの被害を減らす「減災」へとつなげることが大切です。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、ぜひ、今こそ備えてください。▶キャンプや災害時に有益な「ポータブル電源」を備えよう!
▶北海道で震度7の大地震。次の震災を乗り越えるための必須アイテム!
▶災害・キャンプに、小型ポータブル電源&ソーラーチャージャーを備える!
【全国】2019年7月の日本全国における地震の傾向(2019/07/31)
月末ということで、2019年7月の日本全国における地震の傾向を独断と偏見で出してみました。
全体的にM4クラスが多めで太平洋側ではM4後半〜M6クラスも発生。
特に7/28の三重県南東沖のM6.5は東北あたりに異常震域を発生させたことで、「異常震域」というあまり耳慣れないキーワードと併せて話題となりました。
これを含めて大きめのもの(M4.5以上)をいくつか時系列でピックアップすると、
2019/07/13 09:58頃, 奄美大島北西沖, 震度3, M5.9, 深さ250km
2019/07/17 18:00頃, 岩手県沿岸南部, 震度3, M4.7, 深さ80km
2019/07/25 07:14頃, 千葉県東方沖, 震度3, M5.3, 深さ60km
2019/07/28 03:31頃, 三重県南東沖, 震度4, M6.5, 深さ420km
2019/07/29 00:35頃, 千葉県東方沖, 震度3,...
【全国】日本の沿岸で深海魚である「リュウグウノツカイ」の発見・水揚げ相次ぐ(2019/1〜2)
2019年1月〜2月初旬にかけて、日本の沿岸で深海魚である「リュウグウノツカイ」の発見・水揚げが相次ぎました。
そこで、この期間のリュウグウノツカイ発見のニュース記事のリンクを集めてみました。画像出典:Wikipedia 「リュウグウノツカイ」より、1996年にアメリカ西海岸に漂着した個体
【2月1日:富山県】
富山湾の定置網二カ所で、リュウグウノツカイが一匹ずつ発見。
富山湾では1月19日にも新湊沖と滑川市の海岸で1匹ずつ見つかったばかり。
・中日新聞より『リュウグウノツカイ 続々確認 富山湾で2匹 魚津水族館「海水温に変化か」』
・上記URLのキャッシュはこちら
【1月31日:石川県】
石川県七尾市沖で、定置網にダイオウイカとリュウグウノツカイが掛かる。
ダイオウイカは全長3m22cm、リュウグウノツカイは全長3m84cm。
・広島ホームテレビより『“ダイオウ”“リュウグウ” 3メートル超が同時に』
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【1月30日:鳥取県】
鳥取県境港市の境漁港で、ダイオウイカ1匹が水揚げ。
体長は7~8メートルと推測される。
・産経新聞より『体長7~8メートル、ダイオウイカ水揚げ 鳥取』
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【1月28日:沖縄県】
読谷村の都屋漁港から約2.5kmの沖合に設置した大型定置網に、「リュウグウノツカイ」2匹が生きたまま水揚げ。
体長4メートルと3.6メートルの2匹。
・琉球新報より『読谷漁師「初めて見た!」 幻の深海魚・リュウグウノツカイ水揚げ』
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【1月23日:兵庫県】
兵庫県豊岡市竹野町の海岸に近い定置網にリュウグウノツカイが掛かる。水揚げの時は死んでいた。
体長4メートル42センチ、重さ32キロ。
・産経新聞より『深海魚「リュウグウノツカイ」、豊岡沖で捕獲 城崎マリンワールドで冷凍標本公開へ』
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【1月14日:京都府】
京都府舞鶴市の海に仕掛けられた定置網に、リュウグウノツカイが生きたままかかっているのが見つかり水揚げ。
体長が3メートル50センチほど。
・ABCニュースより『ギョッ!?体長3.5メートルの深海魚が網にかかる』
・上記URLのキャッシュはこちら
従来、リュウグウノツカイなどの深海魚の沿岸での発見や、いわゆる地震雲などの出現に関しては「大地震の前兆」と言われ、過去の大震災の前にもあったと言われていますが、現在までのところ、こうした「宏観異常現象」は地震予知には繋がらないというのが結論です。
科学的に信頼できるだけの根拠が無く、また統計的にも論拠に値するだけのデータの積み重ねが無いというのが理由です。
とは言え、政府系機関の「国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST)」による公開資料
『地震時の宏観異常情報収集 ・処理システムの試験運用結果 とその課題』
では、宏観現象に関する情報収集をおこなうシステムを試験運用したことが記載されており、国としても地震予知の一貫として調査はおこなってきたようです。
歴史上の資料では各地で過去の大きな災害の前兆として、自然における異常現象や動物の異常行動などの記録が残されています。
科学的に根拠が無いとは言え「備えるためのキッカケ」としては十分活用できるのではないでしょうか。
日本海側では地震が少ない印象がありますが、
2007年:新潟県中越沖地震(新潟県中越地方沖でM6.8)
1993年:北海道南西沖地震(北海道沖の日本海でM7.8)
1964年:新潟地震(新潟県の粟島南方沖でM7.5)
などの大きな被害を出した地震が発生しています。
リュウグウノツカイ水揚げなどのニュースなどがあったら、備災・防災用品や備蓄品のチェックや家族との連絡手段や避難ルートなどの確認をおこなうキッカケにしてみてはいかがでしょうか。
【全国】2018年まで過去5年間の日本列島での「M5.0以上」の地震の傾向は?
2019年という新しい年となったこともあり、2018年までの過去5年間の日本列島と近海での「M5.0以上」の地震の震源を1年ごとに確認してみましたのが冒頭の図です。
(2014〜2018年にかけて。確認先は米国USGS)
4つのプレートがぶつかり合う位置にある日本列島ですが、年間単位で見てもプレート境界に沿ってM5以上の地震も活発に発生しています。関東〜北海道の太平洋側でも特に活発に発生している印象がありますが、東日本大震災の震源がある東北沖あたりは特に活発です。
M5以上に絞り込んで見た場合に気づくのが、1つは日本海側での地震の少なさです(日本海中部地震や新潟県中越地震など、過去に大きな地震の事例はあります)。
そしてもう1つは、南海トラフ沿いでのM5以上の地震が少ない点。ただしM1〜3クラスの小規模な地震を含めた体感しない地震は常に発生しています。
また、南海トラフを境に日本列島の下に沈み込んでいるフィリピン海プレートの反対側となるフィリピン・インドネシア〜南西太平洋・南太平洋では常に大きな地震が発生しているため、南海トラフにおいても「ひずみ」は蓄積し続けていると考えておくべきでしょう。
よく「東日本大震災以降、日本での地震が活発化している」と耳にしますが、今後、東日本大震災の前後での比較もおこう予定です。
【全国】クラカタウ火山噴火後、国内地震は直線上に活発化(2018/12/23〜12/27)
2018/12/22に津波を引き起こしたインドネシアのクラカタウ火山は、現在も噴石を飛散させ噴煙も継続し活発に活動中で、噴火警戒レベルを12/27に上から2番目のレベルにまで引き上げられました。
現在までに判明している死者数は430人、行方不明者は159名と大きな被害が出ています。
インドネシアの防災機関は噴火前に地震は発生しなかったと発表していましたが、噴火直前(約8分前)にドイツでM5.1の低周波地震が観測されたとのこと。
低周波地震については、日本ではプレート境界面における「スロースリップ(ゆっくり滑り)」として観測されることが多く、ここ数年、東海地方〜四国〜九州東部の南海トラフで継続的に発生していることが判っています。
また、クラカタウ噴火後の12/24にはイタリアのシチリア島にある欧州最大の活火山「エトナ山」も噴火し、M3.3の地震が発生。
エトナ山では直近1カ月の間に徐々に活動が活発化していたとのこと。12/26にはエトナ山のふもとでM4.8の地震が発生、怪我人と建物被害が発生しカターニア空港も閉鎖となっています。
そして、ここ5日間ほどの国内地震を確認していますが、震度は1〜2と小さいものの、震源をプロットすると直線上に活発化しているようです。北海道は含めていませんが、北から南まで全国的です。
体感しない規模の地震は毎日発生していますので(備えていれば)特段に不安に感じる必要はありませんが、あまり見ないパターンに思います。海外での地震や噴火を見ても、やはり世界規模で地殻の動きが活発化しているということでしょう。