2019/03/01:熊本県阿蘇地方で1日あたり計5回の連続地震
2019/03/01は熊本県阿蘇地方で14時台・18時台・20時台に計5回の地震があり、最大震度は3でした。
14:06のものは阿蘇山の麓あたりで、深さ20kmです。
熊本では1月にも熊本地方で震度5弱と6弱の2回の大きな地震が起きていますが、今日は阿蘇地方、中央構造線に沿った位置となります。
熊本県阿蘇地方での近年の大きな地震の記録を遡ってみると、
2017年07月02日 00時58分頃, 震度5弱, M4.5
2016年04月18日 20時41分頃, 震度5強, M5.8
2016年04月16日 03時55分頃, 震度6強, M5.8
2016年04月16日 03時03分頃, 震度5強, M5.8
となり震度4まで含めるとさらに多くなります。
2016年の熊本地震以降、熊本では地震を含めた地殻活動が活発になっているようです。
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また、3/1は日本時間の17時51分頃に、南米ペルー中部でもM7.1の大きな地震が起きています。
深さは260kmと深めですが、ハワイにある太平洋津波警報センターは17:56に津波情報を発表。
余談として、ペルーより北のメキシコでは2017年の大地震でココスプレート全体が破壊されています。
熊本とペルーとメキシコ、一見すると関係が無いように見えますが、「環太平洋火山帯(Ring Of Fire)」という太平洋を取り囲む火山帯として、地球規模ではつながっています。
一説には「環太平洋火山帯での震源は時計回り」という話しもあります。
ペルーの次に、フィジーやトンガ、またはインドネシアあたりのプレート境界にある「大地震の巣」的な場所で、今後大きめの地震があるかもしれません
(もちろんただの推測で確証はありませんが、このあたりでは大地震が頻発しています)。