トップ 2分で読む 【本州】長野県で8連続、秋田および和歌山で小規模な地震(2020/04/25)

【本州】長野県で8連続、秋田および和歌山で小規模な地震(2020/04/25)

2020/04/25は、長野県中部で引き続き8連続、秋田県内陸南部および和歌山県北部で小規模な地震がありました。特にここ数日で気になる長野県中部の連続地震ですが、一応の減衰傾向は見られるため今後の状況を注視したいところです。

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2020/04/25:長野県で8連続、秋田および和歌山で小規模な地震

2020/04/25は、長野県中部で引き続き8連続、秋田県内陸南部および和歌山県北部で小規模な地震がありました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

 

【長野県中部】
2020/04/25 14:46頃, 震度1, M2.6, 深さ10km, 北緯:36.2, 東経:137.7

【秋田県内陸南部】
2020/04/25 14:03頃, 震度1, M1.8, 深さ10km, 北緯:39.6, 東経:140.6

【長野県中部】
2020/04/25 11:52頃, 震度1, M2.8, ごく浅い, 北緯:36.2, 東経:137.6

【長野県中部】
2020/04/25 10:11頃, 震度1, M2.5, ごく浅い, 北緯:36.2, 東経:137.6

【長野県中部】
2020/04/25 09:17頃, 震度1, M2.6, ごく浅い, 北緯:36.2, 東経:137.6

【長野県中部】
2020/04/25 09:07頃, 震度1, M3.3, ごく浅い, 北緯:36.2, 東経:137.7

【長野県中部】
2020/04/25 07:34頃, 震度1, M2.9, ごく浅い, 北緯:36.2, 東経:137.7

【和歌山県北部】
2020/04/25 05:59頃, 震度2, M2.3, 深さ10km, 北緯:34.0, 東経:135.3

【長野県中部】
2020/04/25 02:44頃, 震度1, M3.1, ごく浅い, 北緯:36.2, 東経:137.6

【長野県中部】
2020/04/25 00:49頃, 震度1, M3.0, ごく浅い, 北緯:36.2, 東経:137.6

 

長野県中部における近年の類似傾向の連続地震の回数例としては、前回および前々回の記事でも挙げた

2018/11/23: 6連続
2018/11/24:23連続
2018/11/25:11連続
2018/11/26: 4連続

というものがありますが、今回の地震で見ると

2020/04/22: 5連続
2020/04/23:16連続
2020/04/24:10連続
2020/04/25: 8連続

という推移となっています、一応の減衰傾向は見られるため今後の状況を注視したいところです。

2020年4月下旬においては、新型コロナウイルスに関する報道や話題が溢れかえっていますが、自然災害は人間の都合など関係なく発生し、近年の自然災害は事前の予測が困難であったり、発災後は被害が大規模化する傾向にあります。災害対策の基本は「自助」ですが、平成30年版の防災白書によれば大地震に対する備えとして「特に何もしていない」という方々が約10%も存在します。

 

大きな災害が起きたら避難所へ行けばなんとかなる・救急車や消防車を呼べばいい、警察や自衛隊が何とかしてくれる考えてしまうかもしれませんが、特に現状の新型コロナウイルスのパンデミックにおいては、避難所が大規模な感染源となる可能性も十分にありえます。

 

災害の規模が大きければ大きいほど初動での公的な助けは遅れるか来ない可能性が高いため、どこまで備えられるのかという点は悩ましいところですが、「自主隔離」という視点で見た場合は、やはり自前のテントなどを用意しておくのはありでしょう。

 

極限状況に陥った場合、備えをしていた人たちの中だけで共助がおこなわれ、備えをしていなかった人は何も無い状況下での生活を余儀なくされる場面も実際に出てくることが考えられます。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、日頃からの情報収集と備えが生死を分けることになります。「まだいいや」で済まさず、明日起きてもある程度は自力で対応できるように、備えだけはしておきましょう。

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