トップ 2分で読む 【全国】釧路沖, 茨城県沖, 薩摩半島西方沖, 宮古島近海で小規模な地震が相次ぐ(2020/05/28)

【全国】釧路沖, 茨城県沖, 薩摩半島西方沖, 宮古島近海で小規模な地震が相次ぐ(2020/05/28)

2020/05/28は釧路沖, 茨城県沖, 薩摩半島西方沖, 宮古島近海で小規模な地震が相次ぎました。いずれも有感地震の発生頻度が高めの震源と言えます。日本列島は4枚のプレートが重なり合う場所に存在し、世界で起きる地震の約10〜15%が日本周辺で発生、M6以上に限れば20%が日本で発生しています。

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2020/05/28:釧路沖, 茨城県沖, 薩摩半島西方沖, 宮古島近海で小規模な地震が相次ぐ

2020/05/28は釧路沖, 茨城県沖, 薩摩半島西方沖, 宮古島近海で小規模な地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

 

【宮古島近海】
2020/05/28 22:17頃, 震度1, M3.3, 深さ50km, 北緯:24.8, 東経:125.4

【茨城県沖】
2020/05/28 21:29頃, 震度2, M4.0, 深さ50km, 北緯:36.6, 東経:141.1

【薩摩半島西方沖】
2020/05/28 19:09頃, 震度1, M3.0, 深さ10km, 北緯:31.7, 東経:130.2

【薩摩半島西方沖】
2020/05/28 14:56頃, 震度1, M2.8, ごく浅い, 北緯:31.7, 東経:130.2

【釧路沖】
2020/05/28 04:09頃, 震度1, M3.5, 深さ50km, 北緯:42.5, 東経:145.1

 

いずれも有感地震の発生頻度が高めの震源と言えます。日本列島は4枚のプレートが重なり合う場所に存在します。プレート自体は地球上に16枚あるとされ、そのうちの1/4の境界が日本の下に集中していることになります。
また、世界で起きる地震の約10〜15%が日本周辺で発生しており、M6以上に限れば20%が日本で発生。

人体で感じる有感地震は年に1,100回以上発生し、人体で感じないものまで含めれば1日に数百回起きています。
日本列島は太平洋の周囲を取り巻く火山帯である「環太平洋火山帯」に含まれますが、この環太平洋火山帯に沿って、ほぼ毎日大きな地震は発生しています。

発生した場所がたまたま日本で地震の規模が大きかった場合に、大きな被害が発生することになります。

また日本で生活する上では、大地震だけを考えるわけにはいきません。

・台風被害
・豪雨災害
・火山噴火

などの自然災害も多く、近年は特に台風や大雨による土砂災害なども頻発するようになってきました。併せて、各地での火山活動も活発化する傾向にあるため、地震災害と同様に備えていく必要がます。

 

ネット上でもよく「○月○日までにどこそこで大地震が起きる」という噂話しが流れることがありますが、科学的にはそのような予測はほぼ不可能です。そのような話しに一喜一憂せず、日頃からの備えが何よりも重要です。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、日頃からの情報収集と備えが生死を分けることになります。「まだいいや」で済まさず、明日起きても対応できるように、備えだけはしておきましょう。

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