2020/06/26:西表島付近でM4.5、長野県中部でM2.7・3.1の地震
2020/06/26は西表島付近でM4.5、長野県中部でM2.7・3.1の地震がありました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【長野県中部】
2020/06/26 11:47頃, 震度1, M2.7, 深さ10km, 北緯:36.2, 東経:137.6
【長野県中部】
2020/06/26 09:20頃, 震度1, M3.1, 深さ10km, 北緯:36.2, 東経:137.6
【西表島付近】
2020/06/26 02:00頃, 震度2, M4.5, 深さ30km, 北緯:24.0, 東経:123.6
ここ数日、日本を含め世界各地で大きな地震が相次いでいますが、ここまでのところ概ね静穏な1日となっています。
西表島付近では2018/3/1〜3/6にかけて小規模な群発地震が発生していましたが、その後、特に大きな地震は発生していません。
近年は沖縄・九州から北海道まで火山活動と地震活動が広い地域で発生するようになりましたが、この状況に感覚が慣れていくこと自体が少々怖いとも感じます。
南海トラフ巨大地震や首都直下地震、ひいては富士山の大噴火などはだいぶ以前から発生の可能性が言われていることでもあります。
「いつ起きるのか?」が気になるとそれにタイミングを合わせて備えればいい、という発想になってしまいますが現実は「いつ起きるのかは判らない」という状況です。そのギャップを埋める答えは「いまから備えておく」ということ。
次の大震災などが起き、命が無事で生活場所を確保できた時、備えの有無がその後の生活の再建や質を左右することになります。
相手が自然災害であり、科学的な見地からの高確度な予測が難しいとされる以上、私たちにできることは個々人レベルでも粛々と「その日」に備えておくことでしょう。備えた上で、この先も大災害が発生しなければそれで良いと思います。備えずに後悔するより備えて納得する、という発想でいいのだと思います。
しかし、そこでは新たな問題が発生します。
「備蓄品などを持ったまま、避難所に入ることは可能なのか」
備えていた人たちと備えていなかった人たちが、避難所の同じ空間内で生活をおこなうことの難しさが現実問題として発生します。このあたりのことについては、また別途記事にしたいと思います。
この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)
あああああ