トップ 2分で読む 【東日本】千葉県東方沖でM6.1・震度5弱、岩手,宮城,福島でも小規模な地震(2020/06/25)

【東日本】千葉県東方沖でM6.1・震度5弱、岩手,宮城,福島でも小規模な地震(2020/06/25)

6/25は千葉県東方沖でM6.1・震度5弱の地震が発生。他にも岩手,宮城,福島で小規模な地震がありました。注目すべきは千葉県東方沖におけるM6.1・震度5弱。気象庁の発表では東日本大震災の余震と考えられるとのこと。今後、同程度の規模の地震が起きる可能性がありますので注意してください。

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2020/06/25:千葉県東方沖でM6.1・震度5弱、岩手,宮城,福島でも小規模な地震

2020/06/25は千葉県東方沖でM6.1・震度5弱の地震が発生。他にも岩手, 宮城, 福島で小規模な地震がありました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

 

【宮城県北部】
2020/06/25 12:04頃, 震度1, M3.3, 深さ60km, 北緯:38.9, 東経:141.6

【福島県会津】
2020/06/25 09:05頃, 震度2, M3.0, 深さ10km, 北緯:37.0, 東経:139.4

【岩手県沖】
2020/06/25 07:46頃, 震度1, M4.1, 深さ30km, 北緯:40.2, 東経:142.5

【千葉県東方沖】
2020/06/25 04:47頃, 震度5弱, M6.1, 深さ40km, 北緯:35.6, 東経:141.1

 

注目すべきは早朝の千葉県東方沖におけるM6.1・震度5弱の地震です。気象庁の発表では、東日本大震災の余震と考えられるとのこと。今後、同程度の規模の地震が起きる可能性がありますので新たな地震情報には注意してください。

 

あの震災から9年も経つのにまだ余震が起きるのかと思われるかもしれませんが、阪神淡路大震災の余震は発災から20年間も続いています。人間の感覚では「もう9年」「もう20年」というものですが、地球規模の動きで見た場合はこの程度の期間は一瞬にも満たないということです。

 

千葉県東方沖は、東日本大震災以降かなり活発な震源域であり、近年の最大震度4以上の地震を見ると次のような一覧となります。

千葉県東方沖における近年の震度4以上の地震
2020/01/03 03:24頃 M5.9 最大震度4
2018/10/04 00:15頃 M4.6 最大震度4
2018/07/07 20:23頃 M6.0 最大震度5弱
2018/05/17 12:12頃 M5.3 最大震度4
2017/02/19 18:19頃 M5.4 最大震度4
2016/07/19 12:57頃 M5.2 最大震度4
2013/12/21 10:34頃 M5.4 最大震度4
2013/12/14 13:06頃 M5.5 最大震度4
2013/12/03 15:58頃 M4.7 最大震度4
2013/04/19 23:11頃 M4.7 最大震度4
2013/04/04 13:42頃 M5.3 最大震度4
2012/04/25 05:22頃 M5.5 最大震度4
2012/03/14 21:05頃 M6.1 最大震度5強
2012/02/29 23:32頃 M5.8 最大震度4
2011/04/21 22:37頃 M6.0 最大震度5弱
2011/04/12 08:08頃 M6.3 最大震度5弱
2011/03/22 12:38頃 M5.7 最大震度4
2011/03/17 21:32頃 M5.8 最大震度4
2011/03/16 12:52頃 M6.0 最大震度5弱
2011/03/12 04:24頃 M5.7 最大震度4

M5〜M6クラスの地震も多く、最大震度5弱の地震も複数回発生しています。

さらに最大震度5弱以上の地震に絞ると次のような一覧となります。

千葉県東方沖における近年の震度5弱以上の地震
2020/06/25 04:47頃 震度5弱 M6.1
2018/07/07 20:23頃 震度5弱 M6.0
2012/03/14 21:05頃 震度5強 M6.1
2011/04/21 22:37頃 震度5弱 M6.0
2011/04/12 08:08頃 震度5弱 M6.3
2011/03/16 12:52頃 震度5弱 M6.0

2011/03/11に起きた東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、岩手県北部〜茨城県南部までの日本海溝沿いが震源域となりましたが、震源の南端あたりに位置する千葉県東方沖、つまり今回の震源が位置する領域が割れ残ったと考えられています。

同様な「東日本大震災の割れ残り」は東日本大震災の震源域の北端あたりに位置する青森沖(十勝沖)にも存在すると考えられており、両割れ残り域をつなぐ日本海溝沿いの領域で、今後30年内に大規模な地震が発生すると予想されています。

 

東日本大震災が発生したあたりから、環太平洋火山帯でも広い範囲で活発な地震活動や火山の噴火が起きています。よく「東日本大震災以降、日本列島周辺での地震・火山活動が活発化している」と言われますが、逆に「環太平洋火山帯での活動が活発化した影響で、日本列島周辺での活動が活発化した」とも考えられます。

 

しかし過去の観測データから次の巨大地震を科学的に高確度で予測することがかなり難しい状況である以上、「次はいつ・どこで起きるのか」を気にするよりも、次の巨大地震が起きた時に命さえ無事なら乗り切るための備えがある、という状態にしておきましょう。

 

特に大きめの地震が起きると、ネット上では「xx月xx日にどこそこで巨大地震が発生する」といった根拠の無いデマが飛び交いがちですが、ある意味で発生タイミングを指定した地震発生を予測することができているのは現状、緊急地震速報が限界です。

 

地震災害だけでなく、何らかの大きな自然災害が起きるたびに流布されるネット上の情報に触れた際は、安易に拡散せずにまずはその根拠に目を向けるようにしたいものです。

 

首都直下型地震の発生も懸念される昨今、発災直後を乗り切れた後は「それまでの備え」がその後の被災生活を左右することになるでしょう。近年の震災の例を見ても、直後には店頭から商品があっという間に売り切れ、買い占めなども必ず起きます。そうなる前に、事前に備えをしておきましょう。

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