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【海外】インドネシアでM6.9の大地震(2019/8/2〜8/3)

2019/08/02〜08/03にかけて、インドネシア・バンテン州南西部の沖合でM6.9の大きな地震がありました。 インドネシアの気象気候地球物理学庁は最大3mの津波発生の恐れがあるとして一時津波警報を発令、後に解除となりました。 気象気候地球物理学庁はこの地震の規模をM7.4としているとのこと。(M6.9は米国USGS発表値) この震源では2019/04/09と2019/02/28にもM4.7〜4.9の地震が起きています。 現地の状況としては震源から300km程度離れたインドネシアの首都・ジャカルタでも揺れが観測され、一時は地下鉄が運転を見合わせ。 ジャカルタ中心部のオフィスビルや揺れのあった地域の建物からは避難する人々で一時騒然となったとのこと。 インドネシアでは2019/07/14に東部でM7.3の大きな地震があり、この時期現地ではM4〜5クラスの地震も連続。 報道によれば住民のパニックなども起きています。 また、2019/7/8と2019/01/07にもインドネシアのモルッカ海でM6.9。その後も小規模な余震とみられる地震が続きました。 スラウェシ島北部など一部の地域では約50cmの津波が観測され、北マルク州テルナテ島ではパニック状態も。 2018/12/22にはインドネシア・クラカタウ火山が海底噴火および大規模噴火を起こし、高潮と地滑りによって津波が発生。 これによりジャワ島西部のアニェール付近でも津波被害を受け、少なくとも死者60名・負傷者・行方不明者は合わせて580名以上となりました。 2018/9/28にも、インドネシアのPalu付近でM7.5の大地震が発生し、その後継続的にM5クラスの地震が起きています。 このように、基本的にインドネシア周辺で起きる地震は、規模の大きなものが多い傾向があります。 また、インドネシア→フィリピン→台湾と連続して有感地震が発生。その後は震源が北へ移動しているような動きに見えます。 近年は環太平洋火山帯が活発に動いている印象もあります。日本でも「真夏の大きな地震」に備えるべきでしょう。

【海外】インドネシアのジャワ島、イタリアのシチリア島で噴火(2019/7/26〜7/27)

2019/07/26〜07/27にかけて、国内・熊本の阿蘇山の噴火や長野・岐阜県境にある北アルプスの焼岳で空振を伴う低周波地震が発生しましたが、国内だけでなくインドネシア・ジャワ島のタンクバンプラフ火山やイタリア・シチリア島のエトナ山でも噴火が発生しました。 環太平洋火山帯の地殻の活動は依然として活発です。 (トップ画像の出典:イタリア国立地球物理学研究所:INGVvulcani) 【国内の火山活動】 2019/07/26:熊本の阿蘇山で小規模な噴火 2019/07/27:長野・岐阜県境にある北アルプスの焼岳で空振を伴う低周波地震 これらは既報の通り。 【海外の火山活動】 2019/07/26:インドネシア・ジャワ島のタンクバンプラフ火山で噴火 2019/07/27:イタリア・シチリア島のエトナ山で爆発的噴火 インドネシアのタンクバンプラフ火山では、7/26の現地時間15:48に噴火。観光客の立ち入りが禁止となりました。 噴火の際、多くの観光客によってその状況が撮影され、ソーシャルメディアを介して広まっているとのこと。 インドネシアのエネルギー鉱物資源省所管・火山地質災害センター(PVMBG)が調査と対応にあたっているようです。JTNDaDUlM0UlM0NzdHJvbmclM0UlRTMlODIlQTQlRTMlODMlQjMlRTMlODMlODklRTMlODMlOEQlRTMlODIlQjclRTMlODIlQTIlRTMlODMlQkIlRTMlODIlQjglRTMlODMlQTMlRTMlODMlQUYlRTUlQjMlQjYlRTMlODElQUUlRTMlODIlQkYlRTMlODMlQjMlRTMlODIlQUYlRTMlODMlOTAlRTMlODMlQjMlRTMlODMlOTclRTMlODMlQTklRTMlODMlOTUlRTclODElQUIlRTUlQjElQjElRTMlODElQTclRTUlOTklQjQlRTclODElQUIlRTMlODElQUUlRTYlQTclOTglRTUlQUQlOTAlM0MlMkZzdHJvbmclM0UlM0MlMkZoNSUzRSUwQSUzQ2Jsb2NrcXVvdGUlMjBjbGFzcyUzRCUyMnR3aXR0ZXItdHdlZXQlMjIlM0UlM0NwJTIwbGFuZyUzRCUyMmVuJTIyJTIwZGlyJTNEJTIybHRyJTIyJTNFQlJFQUtJTkclMjBORVdTJTIxJUYwJTlGJTkzJUIwJUYwJTlGJThDJThCJTIwTW91bnQlMjBUYW5na3ViYW4lMjBQZXJhaHUlMjBpbiUyMFdlc3QlMjBKYXZhJTJDJTIwSU5ET05FU0lBJTIwZXJ1cHRlZCUyMGxhdGUlMjBhZnRlcm5vb24lMjBKdWx5JTIwMjYlMkMlMjAyMDE5JTJDJTIwd2l0aG91dCUyMGFueSUyMHdhcm5pbmclMjBzaWducy4lMjBQZW9wbGUlMjB3ZXJlJTIwcmVwb3J0ZWRseSUyMGFsb25nJTIwdGhlJTIwcmltJTIwb2YlMjB0aGUlMjBjcmF0ZXIlMjBvZiUyMHRoZSUyMHBvcHVsYXIlMjB0b3VyaXN0JTIwZGVzdGluYXRpb24ud2hlbiUyMHRoZSUyMGVydXB0aW9uJTIwb2NjdXJlZC4lMjAlM0NhJTIwaHJlZiUzRCUyMmh0dHBzJTNBJTJGJTJGdC5jbyUyRmZKc2d1R1FWd1AlMjIlM0VwaWMudHdpdHRlci5jb20lMkZmSnNndUdRVndQJTNDJTJGYSUzRSUzQyUyRnAlM0UlMjZtZGFzaCUzQiUyMEdJJTIwLSUyMEZMQVQlMjBFQVJUSCUyMEJSQVNJTCUyMCVGMCU5RiU4RiU5RiUyMCUyOCU0MEd5bGF1ZXIlMjklMjAlM0NhJTIwaHJlZiUzRCUyMmh0dHBzJTNBJTJGJTJGdHdpdHRlci5jb20lMkZHeWxhdWVyJTJGc3RhdHVzJTJGMTE1NDk3MDg5MjY1NDU3OTcxNSUzRnJlZl9zcmMlM0R0d3NyYyUyNTVFdGZ3JTIyJTNFSnVseSUyMDI3JTJDJTIwMjAxOSUzQyUyRmElM0UlM0MlMkZibG9ja3F1b3RlJTNFJTIwJTNDc2NyaXB0JTIwYXN5bmMlMjBzcmMlM0QlMjJodHRwcyUzQSUyRiUyRnBsYXRmb3JtLnR3aXR0ZXIuY29tJTJGd2lkZ2V0cy5qcyUyMiUyMGNoYXJzZXQlM0QlMjJ1dGYtOCUyMiUzRSUzQyUyRnNjcmlwdCUzRQ==イタリアでは、7/27の現地時間14:21にエトナ火山の新南東クレーターから一連の強い爆発が発生。 噴煙は海抜7500mの高さまで上昇。 同日07:30には、国立地球物理学火山学研究所「Osservatorio Etneo」の観測システムが火山性微動の急激な増加を検出していました。JTNDaDUlM0UlM0NzdHJvbmclM0UlRTMlODIlQTQlRTMlODIlQkYlRTMlODMlQUElRTMlODIlQTIlRTMlODMlQkIlRTMlODIlQjclRTMlODMlODElRTMlODMlQUElRTMlODIlQTIlRTUlQjMlQjYlRTMlODElQUUlRTMlODIlQTglRTMlODMlODglRTMlODMlOEElRTUlQjElQjElRTMlODElQTclRTclODglODYlRTclOTklQkElRTclOUElODQlRTUlOTklQjQlRTclODElQUIlRTMlODElQUUlRTYlQTclOTglRTUlQUQlOTAlM0MlMkZzdHJvbmclM0UlM0MlMkZoNSUzRSUwQSUzQ2Jsb2NrcXVvdGUlMjBjbGFzcyUzRCUyMnR3aXR0ZXItdHdlZXQlMjIlM0UlM0NwJTIwbGFuZyUzRCUyMmVzJTIyJTIwZGlyJTNEJTIybHRyJTIyJTNFVm9sY2FuJTIwRXRuYSUyMGVuJTIwU2ljaWxpYSUyMEl0YWxpYSUyMGVudHIlQzMlQjMlMjBlbiUyMEVydXBjaW9uJTIwbGElMjB0YXJkZSUyMGRlbCUyMFMlQzMlQTFiYWRvLiUzQ2ElMjBocmVmJTNEJTIyaHR0cHMlM0ElMkYlMkZ0d2l0dGVyLmNvbSUyRmhhc2h0YWclMkZWb2xjYW4lM0ZzcmMlM0RoYXNoJTI2YW1wJTNCcmVmX3NyYyUzRHR3c3JjJTI1NUV0ZnclMjIlM0UlMjNWb2xjYW4lM0MlMkZhJTNFJTIwJTNDYSUyMGhyZWYlM0QlMjJodHRwcyUzQSUyRiUyRnR3aXR0ZXIuY29tJTJGaGFzaHRhZyUyRlZvbGNhbiUzRnNyYyUzRGhhc2glMjZhbXAlM0JyZWZfc3JjJTNEdHdzcmMlMjU1RXRmdyUyMiUzRSUyM1ZvbGNhbiUzQyUyRmElM0UlMjAlM0NhJTIwaHJlZiUzRCUyMmh0dHBzJTNBJTJGJTJGdHdpdHRlci5jb20lMkZoYXNodGFnJTJGRXRuYSUzRnNyYyUzRGhhc2glMjZhbXAlM0JyZWZfc3JjJTNEdHdzcmMlMjU1RXRmdyUyMiUzRSUyM0V0bmElM0MlMkZhJTNFJTIwJTNDYSUyMGhyZWYlM0QlMjJodHRwcyUzQSUyRiUyRnR3aXR0ZXIuY29tJTJGaGFzaHRhZyUyRlNpY2lseSUzRnNyYyUzRGhhc2glMjZhbXAlM0JyZWZfc3JjJTNEdHdzcmMlMjU1RXRmdyUyMiUzRSUyM1NpY2lseSUzQyUyRmElM0UlMjAlM0NhJTIwaHJlZiUzRCUyMmh0dHBzJTNBJTJGJTJGdHdpdHRlci5jb20lMkZoYXNodGFnJTJGdm9sY2Fub2VzJTNGc3JjJTNEaGFzaCUyNmFtcCUzQnJlZl9zcmMlM0R0d3NyYyUyNTVFdGZ3JTIyJTNFJTIzdm9sY2Fub2VzJTNDJTJGYSUzRSUyMCUzQ2ElMjBocmVmJTNEJTIyaHR0cHMlM0ElMkYlMkZ0d2l0dGVyLmNvbSUyRmhhc2h0YWclMkZ2b2xjYW5ldG5hJTNGc3JjJTNEaGFzaCUyNmFtcCUzQnJlZl9zcmMlM0R0d3NyYyUyNTVFdGZ3JTIyJTNFJTIzdm9sY2FuZXRuYSUzQyUyRmElM0UlMjAlM0NhJTIwaHJlZiUzRCUyMmh0dHBzJTNBJTJGJTJGdC5jbyUyRllZVDhUNHduUTIlMjIlM0VwaWMudHdpdHRlci5jb20lMkZZWVQ4VDR3blEyJTNDJTJGYSUzRSUzQyUyRnAlM0UlMjZtZGFzaCUzQiUyMCVGMCU5RiU4QyU4RlR1aXRlcm8lMjBTaXNtaWNvJUYwJTlGJThDJThFJTIwJTI4JTQwVHVpdGVyb1Npc21pY28lMjklMjAlM0NhJTIwaHJlZiUzRCUyMmh0dHBzJTNBJTJGJTJGdHdpdHRlci5jb20lMkZUdWl0ZXJvU2lzbWljbyUyRnN0YXR1cyUyRjExNTUzMzI1ODE0NTU1NTI1MTIlM0ZyZWZfc3JjJTNEdHdzcmMlMjU1RXRmdyUyMiUzRUp1bHklMjAyOCUyQyUyMDIwMTklM0MlMkZhJTNFJTNDJTJGYmxvY2txdW90ZSUzRSUyMCUzQ3NjcmlwdCUyMGFzeW5jJTIwc3JjJTNEJTIyaHR0cHMlM0ElMkYlMkZwbGF0Zm9ybS50d2l0dGVyLmNvbSUyRndpZGdldHMuanMlMjIlMjBjaGFyc2V0JTNEJTIydXRmLTglMjIlM0UlM0MlMkZzY3JpcHQlM0U=米国USGS(米国政府の科学的研究機関の1つ、地質調査所)の公開データにおいて、7/26〜7/27の欧州での地震活動は無いようですが、環太平洋火山帯ではM5以上の中規模以上の地震が続発しています。 2019/07/28は三重県南東沖でM6.5の深発地震により東北の宮城で最大の揺れを観測した「異常震域」が確認されていますが、今後想定される巨大地震は過去の観測データから正確に予測することは困難という状況ですので、「いつ・どこで起きるのか」を気にするよりも「起きた時に命が助かった後を乗り切る備えがあるか」がもっとも重要になるでしょう。

【海外】環太平洋火山帯に属する各地で続発する地震(2019/07/15)

2019/07/15は、前日から引き続いて環太平洋火山帯のインドネシアとオーストラリアでM4〜5クラスの地震が続いています。 インドネシア付近〜フィジーやトンガ、ニューカレドニアあたりにまたがる環太平洋火山帯の南端の「弧状」の領域は以前より大きな地震がとても多い場所ですので珍しくはありません。 ただ今回異例なのは、オーストラリアの北西沖で連続している地震。震源としてはかなり珍しい場所で、特に今回の震源付近では20世紀に入って以降は地震は目立って観測されていない場所で発生しています。 オーストラリアで比較的新しい大きめの地震としては、1989/12/28に南部のニューサウスウェールズ州で起きた「ニューカッスル地震」があります。 規模としてはM5.6と、日本に住む身としてはあまり大きい印象は受けませんが、オーストラリアでは史上最悪の自然災害の1つと認識されています。 この地震での被害は、300棟の建物が崩壊し5万棟の建物が何らかの被害を受け、1000人が家を失い30万人が地震による何らかの理由で被災しています。 死者は13名、病院で手当を受けた人たちは160名以上となりました。被害総額は約40億豪州ドル。 ニューカッスル地震の震源粋はプレート境界からは遠く地質的にも安定した地域。 原因としては、石炭の採掘とそれによる大量の地下水の喪失ではないかとも言われ、いうなれば人為的なものではないか?との見方もあります。 実際に、この地域に白人の進出と定住が始まって以降、地震が観測されるようになったとのことです。 また、米国カリフォルニアでも中規模な地震が群発化しているようですが、こちらは事前の想定内で最終的に有感地震としては3万回を超えるとの予測がなされています。 7/14〜7/15にかけては日本でも千葉・北海道でM4が発生しています。備災・防災用品のチェックをしつつ、今後の情報に注意したいところですね。

【海外】インドネシアでM7.3、オーストラリアでM6.6の地震(2019/07/14)

2019/07/14はインドネシア東部でM7.3の大きな地震がありました。 現地ではM4〜5クラスの地震も連続しており、報道によれば住民のパニックなども起きたようです。 今月は新月〜満月が7/3〜7/17で、発生のタイミングとしてはその範囲内となっています。 インドネシアでは7/8にもM6.9が発生、このときも前後して連続地震が起きています。 さらにインドネシアでは6/24にもM7.5の深発地震がありましたが、6月の新月〜満月は6/3〜6/17ということでこのときは満月が終わって約1週間後でした。 インドネシア付近は大地震の巣とも言えますが、起きるときは大きなものがかなり連続して発生します。 また7/14はオーストラリア北西部沖でもM6.6があり、さらにパプアニューギニアでも5/7にM7.2の深発地震。 5月の新月〜満月は5/5〜5/19となっていました。 ともあれ7月はそろそろ満月、その後はしばらく大きな地震は収まると良いのですが。

【海外】インドネシアのモルッカ海でM6.9の地震(2019/07/08)

2019/7/8の日本時間00:08頃、インドネシアのモルッカ海でM6.9の地震がありました。その後も小規模な余震とみられる地震が続いています。 スラウェシ島北部など一部の地域では約50cmの津波が観測され、北マルク州テルナテ島ではパニック状態もあったようです。 環太平洋火山帯としては地震の巣とも言える領域ですが、5〜6月にかけてM7以上の地震も深い位置で発生しておりいずれも新月〜満月期のあたりで発生しています。 今月は7/3が新月で7/17が満月。環太平洋火山帯としては米国オレゴン州の連続地震やカリフォルニア州での大きめの地震があった直後のインドネシアでの地震となっているので、日本でも大きな地震には警戒しておきたいところです。

【海外】パプアニューギニアでM7.2の大地震(2019/05/09)

2019/05/07の日本時間の早朝、パプアニューギニアでM7.2の大きな地震がありました(USGS公表値)。 日本列島を含む環太平洋火山帯の南側は特に、大地震の巣とも言えるM7クラスの地震が珍しくない頻発地帯です。 ニューギニア付近では年に数回または1〜2年に1回程度、M7以上の大地震が発生しており、近年では2016/12/17にM7.9の巨大地震が発生しています。 日本を含む環太平洋火山帯としてはパプアニューギニアなどの南西太平洋地域やフィリピン・インドネシアなどの東南アジアもつながっており、さらに西側を見れば南米や北米の太平洋側、アラスカなども環太平洋火山帯に含まれます。 この地球上で発生する地震の約90%が環太平洋火山帯で発生、活火山の75%もこの範囲に点在しており、環太平洋火山帯の成因はプレート・テクトニクス理論における岩盤間の相互作用によるものとのこと。 「赤道を超え日本から遠く離れた地域での地震だから日本には無関係だろう」というわけではありません。 周囲が約4万kmという途方もなく大きな「蹄鉄状」の環太平洋火山帯ですが、1つの巨大な地殻下活動体とも言え、日本における地震や火山活動にも影響が考えられます。 ちょうどゴールデンウィーク中の5/3には九州の阿蘇山でも再度の噴火があり、5/5には根室半島南東沖でもM5.3の大きめの地震があったばかり。備えだけは出来る範囲でしっかりとやっておきましょう。

【海外地震】インドネシアのモルッカ海でM7.0の大地震(2019/01/07)

2019年1月7日の2時27分頃、インドネシアのモルッカ海でM7.0の大きな地震がありました(USGS公開値ではM6.6)。 インドネシアでは昨年末の12/22にスンダ海峡のクラカタウ火山が海底を含む噴火、これによる津波が周辺地域を襲い大きな被害が出ました。また、昨年9/28にはインドネシア中部のスラウェシ島でもM7.5の大地震と津波が発生し、特定できた死者は2100人以上・行方不明は1300人位上で、一説には行方不明者は5000人を超えたと言われる被害が出ています。 このスラウェシ島での地震においては、「津波が来るのは引き潮の後」という認識のもと、第1波が約30cmと小規模だったことから「津波は来ない」と考える人たちが海岸に多くおり避難する人が少なかったため、第2波で津波に飲まれた方々が300人近く出てしまいました。 インドネシアではこれまでも度々、大地震や噴火・津波による大きな被害を繰り返し受けてきましたが、現在、同国政府は日本の支援を受けて復興計画を策定しているとのこと。2011年の日本での東日本大震災の復興ノウハウを活かすものとなるそうです。 また東南アジアという範囲で見ると、年末の12/29にフィリピンのミンダナオ島近海でM7.2という大地震が起きています。フィリピン海プレートに沿って、東南アジア〜南西太平洋(フィジー・トンガ・ニューカレドニア等)にかけては、連日のようにM5クラスの地震が発生しています。 日本でも体に感じない大きさの地震は北海道〜九州沖縄にかけてほぼ毎日起きていますので、いつ大地震が起きても「備え」はあるようにしておきましょう。2019年以降も「防災から備災・減災」という考え方が重要です。

【全国】クラカタウ火山噴火後、国内地震は直線上に活発化(2018/12/23〜12/27)

2018/12/22に津波を引き起こしたインドネシアのクラカタウ火山は、現在も噴石を飛散させ噴煙も継続し活発に活動中で、噴火警戒レベルを12/27に上から2番目のレベルにまで引き上げられました。 現在までに判明している死者数は430人、行方不明者は159名と大きな被害が出ています。 インドネシアの防災機関は噴火前に地震は発生しなかったと発表していましたが、噴火直前(約8分前)にドイツでM5.1の低周波地震が観測されたとのこと。 低周波地震については、日本ではプレート境界面における「スロースリップ(ゆっくり滑り)」として観測されることが多く、ここ数年、東海地方〜四国〜九州東部の南海トラフで継続的に発生していることが判っています。 また、クラカタウ噴火後の12/24にはイタリアのシチリア島にある欧州最大の活火山「エトナ山」も噴火し、M3.3の地震が発生。 エトナ山では直近1カ月の間に徐々に活動が活発化していたとのこと。12/26にはエトナ山のふもとでM4.8の地震が発生、怪我人と建物被害が発生しカターニア空港も閉鎖となっています。 そして、ここ5日間ほどの国内地震を確認していますが、震度は1〜2と小さいものの、震源をプロットすると直線上に活発化しているようです。北海道は含めていませんが、北から南まで全国的です。 体感しない規模の地震は毎日発生していますので(備えていれば)特段に不安に感じる必要はありませんが、あまり見ないパターンに思います。海外での地震や噴火を見ても、やはり世界規模で地殻の動きが活発化しているということでしょう。

【全国】クラカタウ火山噴火後の国内地震の動き(2018/12/22〜12/25)

2018/12/22に発生したインドネシアのクラカタウ火山噴火による津波被害が拡大していますが、直後からの日本国内での地震発生パターンも従来の何となく見慣れた(?)ものから少々変化している気がします。 ここ3日間で南海トラフ巨大地震の想定震源域では震度2が結構出ています。(もっとも安易にパターン化できるものでもありませんが) 体感できない規模の地震で強震モニタ等で確認できるものを考慮するとより多いのですが、目立ったところで見ると、12/23の山梨県西部の震度2を起点として、震源が西方向へ伝搬しているように見える動きがあります。 クラカタウ火山の噴火と津波ですでに死者は420名を越えたという報道がありますが、発生した津波の原因はクラカタウ火山の「山体崩壊」が原因であると見られています。1883年の巨大噴火でも島の殆どが消滅するほどの山体崩壊を起こし、最大40mの津波が発生・36,000人以上が死亡したとされます。 日本国内でも、1741年に北海道松前町の渡島大島が噴火による山体崩壊を起こし津波で1,500人が死亡。1792年には長崎県島原市の眉山が火山性地震で山体崩壊、天草を大津波が襲い15,000人が死亡しています。 今後の発生が予想される南海トラフ巨大地震では、想定される死者・行方不明者数は32万人以上。これは実に、東日本大震災の17倍、阪神淡路大震災の50倍です。 2004年のインドネシア・スマトラ沖地震(M9.1)における死者・行方不明者数が28万3000人でしたが、それを上回る人的被害が想定されます。 この規模になるともはや人間の想像力の範囲を大きく越えてくるわけですが、生き残れた後は「行く抜いていく」ことが喫緊の課題となってきます。何をどこまで備えれば十分であるかについては判らないことも多いですが、一人のチカラではどうにもならなくとも、備えていた人たちが協力し合えばより可能性は大きくなるはずです。 まずは、意識のある人たち一人ひとりが備えることが重要となるでしょう。

【海外火山噴火】インドネシア・クラカタウ火山が噴火(2018/12/22)

2018/12/22の21時過ぎ、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間、スンダ海峡にある「クラカタウ火山」が海底噴火および大規模噴火を起こし、高潮と地滑りによって津波が発生しました(航空路火山灰情報センター (VAAC) 発表)。 これにより、ジャワ島西部のアニェール付近でも津波被害を受け、少なくとも死者60名・負傷者・行方不明者は合わせて580名以上になっているようです。 今回の大規模噴火では、噴煙は高度1万6千メートルまで達しています。クラカタウ火山は、1680年と1883年にも大噴火を起こし、特に1883年の大噴火では3万6000人以上の犠牲者を出しています。 またインドネシアで最近記憶に新しいのは、2004/12/26のスマトラ沖地震(マグニチュード9.1)と今年9/28に発生したスラウェシ島地震(マグニチュード7.5)です。 スマトラ沖地震では死者・行方不明者は合計で22万人を越えました。地震が発生した時期は年末やクリスマス休暇のシーズンだったため、犠牲者には日本や欧米諸国などからの観光客も多数含まれることになりました。 スマトラ沖地震地震では、インドネシア国家防災庁が発表した被害規模は、死者数2081人、特定できた行方不明者1309人。一部報道では行方不明者は5千人越えとの話も。それから3ヶ月後の噴火・津波被害となっています。 環太平洋火山帯の中でもインドネシア周辺は火山活動と地殻活動が活発で、ほぼ連日マグニチュード4以上の規模の地震が発生しています。「震源時計回り説」から考えて、今後日本列島周辺でも大きめの地震もしくは火山活動の活発化に繋がる可能性もあります。 なお環太平洋火山帯の範囲においては、クラカタウ火山噴火の前日にカムチャツカ半島付近でマグニチュード7.3の地震が発生しています。このあたりからアラスカにかけても、頻度は高くないものの大きな地震が発生する領域となっています。