トップ 2分で読む 【海外】インドネシア付近モルッカ海でM7.1の大地震(2019/11/15)

【海外】インドネシア付近モルッカ海でM7.1の大地震(2019/11/15)

2019/11/15、インドネシア付近・モルッカ海でM7.1の大地震がありました。インドネシアの防災・気象当局はスラウェシ島の北部などで津波が起きる可能性があるとして警戒を呼びかけましたが、およそ2時間半後に解除となりました。

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2019/11/15:インドネシア付近モルッカ海でM7.1の大地震

2019/11/15、インドネシア付近・モルッカ海でM7.1の大地震がありました。
インドネシアの防災・気象当局はスラウェシ島の北部などで津波が起きる可能性があるとして警戒を呼びかけましたが、およそ2時間半後に解除となりました。

インドネシアは日本列島を含む環太平洋火山帯に属するエリアで、このあたり、環太平洋火山帯の南側は「大地震の巣」と言っても過言ではありません。
そしてインドネシア周辺ではM7クラスの地震は珍しくなく、年に数回、M7以上の大地震が発生していますが2019年は比較的多めです。

インドネシア付近で最近の目立った大地震をピックアップしても、これだけ発生しています。

2019/07/14 M7.3
2019/06/24 M7.5
2019/01/07 M7.0
2018/09/28 M7.5
2018/08/05 M7.0
2017/01/10 M7.2
2016/03/02 M7.9

インドネシアでは2019/07/14に東部でM7.3の大きな地震があり、この時期現地ではM4〜5クラスの地震も連続。報道によれば住民のパニックなども起きています。
また、2019/7/8と2019/01/07にもインドネシアのモルッカ海でM6.9。その後も小規模な余震とみられる地震が続きました。
スラウェシ島北部など一部の地域では約50cmの津波が観測され、北マルク州テルナテ島ではパニック状態も。

2018/12/22にはインドネシア・クラカタウ火山が海底噴火および大規模噴火を起こし、高潮と地滑りによって津波が発生。これによりジャワ島西部のアニェール付近でも津波被害を受け、少なくとも死者60名・負傷者・行方不明者は合わせて580名以上となりました。

2018/9/28にも、インドネシアのPalu付近でM7.5の大地震が発生し、その後継続的にM5クラスの地震が起きています。

このように、基本的にインドネシア周辺で起きる地震は、規模の大きなものが多い傾向があります。

環太平洋火山帯という括りにおいては、インドネシアなどの東南アジア諸国どころか米国大陸東側ですら、日本と密接な関係があります。

日本列島でも体に感じない大きさの地震は北海道〜九州沖縄にかけてほぼ毎日起きていますので、いつ大地震が起きても「備え」はあるようにしておきましょう。2019年以降も「防災から備災・減災」という考え方が重要です。

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