タグ: 沖縄
【西日本】西表島付近でM5.5、日向灘でM3.2の有感地震(2020/03/31)
2020/03/31は西表島付近でM5.5、日向灘でM3.2の有感地震がありました。最大震度はそれぞれ2および1。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【日向灘】
2020/03/31 16:17頃, 震度1, M3.2, 深さ20km, 北緯:32.0, 東経:131.9
【西表島付近】
2020/03/31 00:52頃, 震度2, M5.5, 深さ30km, 北緯:23.9, 東経:123.4
日向灘は南海トラフ巨大地震の想定震源域の西端にあたりますが、四国沖〜日向灘にかけては従来観測網が足りておらず、観測の空白域となっていました。ちょうど3/28の報道で、この領域にも観測システムが敷設されるとの報道がありました。
この観測網は『南海トラフ海底地震津波観測網「N net」』と呼ばれるもので、南海トラフで発生するM8〜9クラスの地震の解明と、津波情報提供の高精度化・迅速化及び津波即時予測技術の開発に利用されます。また、この日は西表島付近でもM5.5という中規模な地震がありました。最大震度としては2であるため、揺れそのものは大きくありません。
西表島周辺では、2018/03/01にM5.6・最大震度5弱の地震発生後、2018/03/01〜03/06にかけて小規模ながらも群発地震とも思える連続した地震が発生していたことがあります。継続してお伝えしておりますが、沖縄は比較的地震が少ないイメージがあり、自治体や学校・地域住民のかたがたにおいても災害への備えや備蓄などが全国平均と比べても低いという調査結果が出ています。
しかし沖縄も他地方と同程度に地震が多く発生する領域です。「大きな地震は起きない」と思わずに、日頃から備えておきましょう。【胆振地方中東部】
2020/03/31 20:50頃, 震度1, M2.9, 深さ40km, 北緯:42.7, 東経:142.0
【茨城県沖】
2020/03/31 20:24頃, 震度3, M4.5, 深さ50km,...
【全国】福島,茨城,千葉,滋賀,熊本,沖縄,豊後水道で相次ぐ小規模な有感地震(2020/03/30)
2020/03/30は福島,茨城,千葉,滋賀,熊本,石垣島近海,豊後水道で小規模な有感地震が相次ぎました。
本記事執筆時点で有感地震は合計8回。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【千葉県東方沖】
2020/03/30 17:15頃, 震度3, M4.1, 深さ30km, 北緯:35.4, 東経:140.4
【熊本県阿蘇地方】
2020/03/30 16:29頃, 震度1, M2.3, ごく浅い, 北緯:33.0, 東経:131.1
【熊本県阿蘇地方】
2020/03/30 16:26頃, 震度1, M2.4, ごく浅い, 北緯:33.0, 東経:131.1
【豊後水道】
2020/03/30 14:56頃, 震度1, M3.2, 深さ40km, 北緯:33.4,...
【全国】北海道,新島・神津島,沖縄で相次ぐ小規模な有感地震(2020/3/28〜3/29)
2020/3/28〜3/29にかけて、北海道, 新島・神津島(東京), 沖縄で小規模な有感地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【石垣島近海】
2020/03/29 12:52頃, 震度1, M4.0, 深さ10km, 北緯:24.2, 東経:124.2
【石垣島近海】
2020/03/29 12:39頃, 震度2, M5.0, 深さ10km, 北緯:24.2, 東経:124.2
【新島・神津島近海】
2020/03/28 11:25頃, 震度1, M3.1, 深さ10km, 北緯:34.2, 東経:139.2
【浦河沖】
2020/03/28 09:58頃, 震度3, M4.9,...
【全国】岩手,福島,和歌山,徳島,宮崎,沖縄で相次ぐ小規模な地震(2020/3/23〜3/24)
2020/3/23〜3/24にかけて、岩手,福島,和歌山,徳島,宮崎,沖縄で小規模な地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【岩手県沖】
2020/03/24 20:13頃, 震度1, M3.9, 深さ40km, 北緯:40.0, 東経:142.3
【宮崎県北部平野部】
2020/03/24 12:15頃, 震度3, M3.1, 深さ20km, 北緯:32.1, 東経:131.5
【宮古島近海】
2020/03/24 10:09頃, 震度1, M3.0, 深さ50km, 北緯:24.7, 東経:125.4
【福島県中通り】
2020/03/24 09:56頃, 震度1, M2.7, 深さ10km, 北緯:37.2,...
【全国】長野,福島,福岡,沖縄で相次ぐ小規模な有感地震(2020/03/16)
2020/03/16は長野,福島,福岡,沖縄で小規模な有感地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【福岡県北西沖】
2020/03/16 20:42頃, 震度3, M3.8, 深さ10km, 北緯:33.7, 東経:130.4
【沖縄本島近海】
2020/03/16 11:42頃, 震度1, M3.1, 深さ30km, 北緯:26.8, 東経:128.4
【福島県沖】
2020/03/16 10:00頃, 震度1, M3.3, 深さ60km, 北緯:37.4, 東経:141.2
【長野県中部】
2020/03/16 05:20頃, 震度1, M2.6, 深さ10km, 北緯:36.1,...
【全国】北海道,茨城,八丈島,長野,和歌山,沖縄で相次ぐ小規模な有感地震(2020/3/14〜3/15)
2020/3/14〜3/15にかけて北海道,茨城,八丈島,長野,和歌山,沖縄で小規模な有感地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【沖縄本島近海】
2020/03/15 19:59頃, 震度1, M3.3, 深さ60km, 北緯:26.3, 東経:127.3
【茨城県南部】
2020/03/15 19:09頃, 震度2, M3.6, 深さ60km, 北緯:36.2, 東経:140.1
【沖縄本島北西沖】
2020/03/15 14:16頃, 震度1, M4.2, 深さ90km, 北緯:26.5, 東経:126.6
【長野県中部】
2020/03/15 11:59頃, 震度3, M3.6, 深さ10km, 北緯:36.1,...
【全国】関東地方を中心に全国的に小規模な有感地震多め(2020/3/7〜3/8)
2020/3/7〜3/8は関東地方を中心に、全国的に小規模な有感地震が多めとなりました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【群馬県南部】
2020/03/08 12:22頃, 震度1, M2.9, 深さ10km, 北緯:36.5, 東経:139.4
【茨城県北部】
2020/03/08 11:07頃, 震度1, M2.9, 深さ10km, 北緯:36.7, 東経:140.6
【父島近海】
2020/03/08 06:40頃, 震度1, M4.9, 深さ420km, 北緯:28.0, 東経:141.3
【千葉県東方沖】
2020/03/08 01:18頃, 震度1, M3.6, 深さ40km, 北緯:35.8,...
【全国】北海道, 千葉, 長野, 福井, 沖縄で相次ぐ地震(2020/02/20)
2020/02/20は、北海道, 千葉, 長野, 福井, 沖縄で地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【福井県嶺北】
2020/02/20 19:13頃, 震度1, M3.1, 深さ10km, 北緯:36.1, 東経:136.5
【与那国島近海】
2020/02/20 16:18頃, 震度1, M4.2, 深さ30km, 北緯:24.1, 東経:122.8
【千葉県東方沖】
2020/02/20 15:33頃, 震度2, M3.0, 深さ20km, 北緯:35.4, 東経:140.4
【千葉県北東部】
2020/02/20 12:53頃,...
【全国】釧路,茨城,千葉,周防灘,沖縄で相次ぐ地震。沖縄ではM5.4を観測(2020/01/29)
2020/01/29は、釧路,茨城,千葉,周防灘,沖縄で地震が相次ぎました。特に沖縄ではM5.4を観測しています。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【千葉県北東部】
2020/01/29 19:32頃, 震度1, M4.2, 深さ50km
【茨城県北部】
2020/01/29 17:45頃, 震度2, M3.6, 深さ10km
【沖縄本島北西沖】
2020/01/29 08:39頃, 震度2, M5.4, 深さ30km
【周防灘】
2020/01/29 07:00頃, 震度1, M3.1, 深さ20km
【釧路地方中南部】
2020/01/29 01:33頃, 震度2, M4.0, 深さ60km
千葉県北東部は2019/11/02以来の有感地震。11/02の地震はM2.5〜M4.2の幅で1日に3回発生していました。最大震度はいずれも1。今回も最大震度1となります。
茨城県北部は南部と並んで最近は有感地震が頻発しています。特に南部の地下50〜60kmあたりは、フィリピン海プレートが沈み込んだ先端領域。ただ、茨城県は活断層が確認されていないにも関わらず最近有感地震が高頻度で発生しているため、継続的な警戒が必要です。
沖縄本島北西沖は地震の発生頻度はさほど高くなく、前回の有感地震は2019/08/27のM4.5。発生頻度は高くないものの、規模的にはM4以上が目立つ震源です。
釧路地方中南部も発生頻度はさほど高くない震源で、従来は数ヶ月に1度程度で発生していましたが、2020年に入った1月だけですでに3回めの有感地震。釧路沖は比較的頻度高めで地震が起きており、釧路沖を含めた千島海溝沿いでは今後30年内にM8以上の巨大地震の発生が懸念されている状況です。今回注目したのは周防灘における地震。有感地震の発生頻度としては、数年に1度程度から近年は年数回程度という震源ですが、それだけに揺れるのが珍しいとも言える震源です。前回は2019/11/03のM2.7。過去10年間で見ても、最大震度3を超える地震は発生していません。
このあたりは山口市および防府市にかけての沖から、大分県の国東半島北方の周防灘東部にかけて周防灘断層帯(周防灘断層群・宇部沖断層群)が存在しています。
この断層帯(断層群)の最新の活動時期は、およそ1万1千年前以後〜約1万年前以前と考えられており、平均活動間隔は5800〜7500年。将来の大規模地震の発生可能性としてはM7.6程度のものが今後30年内で見ると発生確率は2〜4%と低い見込みです。
ただ、大阪府北部地震や北海道胆振東部地震の震源と考えられる断層帯でも、将来的な地震発生確率は0%に近いものであったにも関わらず、大きな被害を出す地震が起きています。
そして2016年の熊本地震においては過去120年程度の間、目立った大規模地震が無く、自治体としても「地震の無い安全地帯」という認識であったところに大きな被害を出す大地震が起きました。
いずれにせよ、現在の日本において大規模な地震に対して安全と言える地域はありません。そして、将来起きうる巨大地震の発生も、高確度で予測することは科学的にも困難であるという結論が出ています。
つまり、「今後、いつ・どこで・どの程度の規模の地震が発生するのか」ということを確立高めで予測することはできない、ということです。
であるからこそ、今から備えておくことに意味があります。「いつ起きるのか」を気にするのではなく、「起きたときに備えがあるか」がもっとも重要です。
「防災」よりも「備災」の意識を持つ人々が増えてこそ、いざその時が来た際に、備えを活用してその後の被害を減らす「減災」へつなげることができます。
何もない平時のうちに、備えておきましょう。備えて上で何も起きない、というのが理想的な状態ですから。【日向灘】
2020/01/29 22:52頃, 震度1, M3.8,...
【全国】岩手、徳島、福島、茨城、西表島付近で小規模な地震が相次ぐ(2020/01/22)
2020/01/22、茨城・岩手・徳島・福島・西表島付近で小規模な地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)。
【茨城県南部】
2020/01/22 22:40頃, 震度1, M3.4, 深さ40km
2020/01/22 22:43頃, 震度1, M3.3, 深さ40km
【福島県沖】
2020/01/22 19:38頃, 震度2, M4.1, 深さ50km
【徳島県南部】
2020/01/22 18:52頃, 震度3, M3.1, ごく浅い
【西表島付近】
2020/01/22 12:21頃, 震度1, M3.9, 深さ20km
【岩手県沿岸北部】
2020/01/22 04:34頃, 震度1, M3.7,...