トップ 2分で読む 福島沖でM4.6、宮城沖でM4.0、紀伊水道・種子島近海でも小規模な地震(2022/03/29)

福島沖でM4.6、宮城沖でM4.0、紀伊水道・種子島近海でも小規模な地震(2022/03/29)

2022/03/29は福島沖でM4.6、宮城沖でM4.0、紀伊水道・種子島近海でも小規模な地震が発生。福島県沖での地震は収束傾向ですが、M4以上が続いているので引き続き警戒を。日本列島は4枚のプレートが重なり合う場所に存在しており、プレート自体は地球上に16枚あるとされ、そのうちの1/4の境界が日本の下に集中していることになります。

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2022/03/29:福島沖でM4.6、宮城沖でM4.0、紀伊水道・種子島近海でも小規模な地震

2022/03/29は福島沖でM4.6、宮城沖でM4.0、紀伊水道・種子島近海でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2022/03/29 23:04頃紀伊水道1M2.5約10km34.1, 135.1
2022/03/29 14:05頃宮城県沖2M4.0約50km37.9, 141.8
2022/03/29 01:36頃福島県沖3M4.6約50km37.8, 141.6
2022/03/29 00:59頃種子島近海1M2.6約10km30.4, 130.9

福島県沖での地震は収束傾向ですが、M4以上が続いているので引き続き警戒を。日本列島は4枚のプレートが重なり合う場所に存在しており、プレート自体は地球上に16枚あるとされ、そのうちの1/4の境界が日本の下に集中していることになります。

 

また、世界で起きる地震の約10〜15%が日本周辺で発生しており、M6以上に限れば20%が日本で発生。人体で感じる有感地震は年に1,100回以上発生し、人体で感じないものまで含めれば1日に数百回起きています。日本列島は太平洋の周囲を取り巻く火山帯である「環太平洋火山帯」に含まれますが、この環太平洋火山帯に沿って、ほぼ毎日大きな地震は発生しています。

 

発生した場所がたまたま日本で地震の規模が大きかった場合に、大きな被害が発生することになります。

東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖など。

 

また日本で生活する上では、大地震だけを考えるわけにはいきません。

・台風被害
・豪雨災害
・火山噴火

などの自然災害も多く、近年は特に台風や大雨による土砂災害なども頻発するようになってきました。併せて、各地での火山活動も活発化する傾向にあるため、地震災害と同様に備えていく必要がます。

 

ネット上でもよく「○月○日までにどこそこで大地震が起きる」という噂話しが流れることがありますが、科学的には時期・場所・規模を限定した高確度・高精度な予測はほぼ不可能です。そのような話しに一喜一憂せず、日頃からの備えが何よりも重要です。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、日頃からの情報収集と備えが生死を分けることになります。「まだいいや」で済まさず、明日起きても対応できるように、備えだけはしておきましょう。

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