トップ 2分で読む 福島沖でM5.3、千葉沖と小笠原沖でM5.0、沖縄近海でも小規模な地震(2022/08/18)

福島沖でM5.3、千葉沖と小笠原沖でM5.0、沖縄近海でも小規模な地震(2022/08/18)

2022/08/18は福島沖でM5.3、千葉沖と小笠原沖でM5.0、沖縄近海でも小規模な地震が発生。東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、それはM9クラスとして。M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想され、実際に2021年には東北沖でM7クラスが発生しています。

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2022/08/18:福島沖でM5.3、千葉沖と小笠原沖でM5.0、沖縄近海でも小規模な地震

2022/08/18は福島沖でM5.3、千葉沖と小笠原沖でM5.0、沖縄近海でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2022/08/18 18:40頃小笠原諸島西方沖1M5.0約500km27.6, 140.3
2022/08/18 16:11頃沖縄本島近海3M4.3約40km26.6, 127.8
2022/08/18 14:46頃福島県沖4M5.3約60km37.6, 141.7
2022/08/18 13:06頃千葉県東方沖3M5.0約30km35.6, 141.1

福島沖および千葉東方沖で中規模な地震が発生。かつての東日本大震災を引き起こした「東北地方太平洋沖地震」は、北海道〜房総沖にかけて存在する日本海溝沿い、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込む部分で発生しましたが、この時に動いたのは宮城沖〜福島沖のみ。

 

その他の部分が「動き残り・割れ残り」となっている可能性は十分残っており、東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内に、M7級の大地震の発生確率がかなり高いと予測されています。
(当該報道は2019年2月26日に政府の地震調査委員会によって公表されています)

東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震はとうぶん発生しないと考えられています。しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。そして実際に2021/05/01に宮城沖でM6.8、2021/02/13に福島県沖でM7.3、2021/03/20には宮城県沖でM6.9の大きな地震が発生しました。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、何も無い平常な状態が続くとかつての震災の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。

 

環太平洋火山帯の範囲で見た場合はM4〜5クラスの地震が高い頻度で起きても、ある意味では「いつもどおり」とも言えますので必要以上に不安に感じる必要はありませんが、備えはしっかりと。
また月に1度は、備災・防災用品や備蓄品の使いかた・消費期限や入れ替え期限などを確認してみてください。

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