トップ 2分で読む トカラ列島近海で小規模な連続地震、石川能登で2連続、福島沖でM4.2の地震(2022/10/25)

トカラ列島近海で小規模な連続地震、石川能登で2連続、福島沖でM4.2の地震(2022/10/25)

2022/10/25はトカラ列島近海で小規模な連続地震、石川能登で2連続、福島沖でM4.2の地震が発生。ネット上では「トカラの法則」と呼ばれる説が流布されることがありますが科学的根拠はありません。少なくとも2021年に起きたトカラ列島近海で2度の群発地震では、その後にさらなる大規模地震には繋がらず終息しています。

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2022/10/25:トカラ列島近海で小規模な連続地震、石川能登で2連続、福島沖でM4.2の地震

2022/10/25はトカラ列島近海で小規模な連続地震、石川能登で2連続、福島沖でM4.2の地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2022/10/25 17:21頃トカラ列島近海1M2.5ごく浅い30.0, 130.0
2022/10/25 10:44頃石川県能登地方1M2.6約10km37.5, 137.2
2022/10/25 07:33頃トカラ列島近海2M3.0ごく浅い29.6, 129.6
2022/10/25 07:08頃石川県能登地方1M3.4約10km37.5, 137.2
2022/10/25 07:00頃トカラ列島近海1M2.1約10km29.6, 129.7
2022/10/25 06:18頃トカラ列島近海3M2.8ごく浅い29.6, 129.8
2022/10/25 06:14頃トカラ列島近海1M2.4ごく浅い29.6, 129.7
2022/10/25 06:11頃福島県沖1M4.2約50km37.8, 141.6
2022/10/25 06:07頃トカラ列島近海3M3.4約10km29.6, 129.8
2022/10/25 06:05頃トカラ列島近海3M3.1ごく浅い29.6, 129.8

トカラ列島近海ではM2〜3クラスの地震の発生頻度が高めですが、ここでトカラ列島近海を震源とするこれまでの震度4以上の地震を見てみます。

【トカラ列島近海を震源とする近年の震度4以上の地震】
発生日時震源最大震度マグニチュード深さ北緯, 東経
2021/12/09 11:05頃トカラ列島近海5強6.1約10km29.3, 129.5
2021/12/08 22:44頃トカラ列島近海44.3約20km29.4, 129.3
2021/12/05 11:14頃トカラ列島近海44.8約20km29.3, 129.3
2021/04/21 07:45頃トカラ列島近海43.8約20km29.4, 129.4
2021/04/12 23:01頃トカラ列島近海45.2約20km29.3, 129.2
2021/04/11 21:00頃トカラ列島近海44.4約20km29.3, 129.3
2021/04/11 05:40頃トカラ列島近海44.5約20km29.3, 129.4
2021/04/10 16:36頃トカラ列島近海45.0約20km29.3, 129.2
2021/04/10 07:07頃トカラ列島近海45.2約20km29.3, 129.5
2016/12/24 08:17頃トカラ列島近海43.5約10km29.2, 129.2
2016/12/24 08:16頃トカラ列島近海43.6約10km29.2, 129.2
2016/04/24 22:27頃トカラ列島近海44.2約10km29.6, 129.8

震度4以上の有感地震は2021年に入り4月と12月に目立っています。2016年4月より前は2003年8月まで遡るまで発生記録がありません。

 

トカラ列島の行政区域は全島が鹿児島県に属していますが、近海で発生する地震の震源は沖縄にも近いと言えます。沖縄周辺は地震が少ないイメージがあり、歴史的な資料によって知られている被害を伴う地震は少ないのが現状ですが、M4〜5クラスの地震は発生しています。
近年においては、沖縄本島近海で2010年にM6.9・最大震度5弱、2016年にもM5.6で最大震度5弱の大きめの地震が発生。

 

特に2010年(2010/02/27)の沖縄本島近海地震に関しては、沖縄本島南東沖の琉球海溝付近のユーラシアプレート内で発生。震源の深さは37kmで発震機構は北西-南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型とされています。

沖縄本島での震度5以上の地震は1909年(明治42年)の地震以来、実に101年ぶりのものとなり、世界遺産に登録されている、うるま市の「勝連城跡」の石垣が一部崩落する事態となりました。

 

津波に関しては沖縄県南城市で確認された10cm程度で、当初は沖縄本島・奄美諸島・トカラ列島の沿岸住民に避難勧告が発令されましたが、特に被害は報告されませんでした。
M7クラスに迫る大規模地震にも関わらず津波がこの程度で済んだのは、横ずれ断層型の地震だったからと推察されます。

 

過去100年内で沖縄周辺で発生した大規模な地震を見た場合は発生回数が意外と多く、頻度としては数年〜30年くらいの間隔となっています。沖縄でも今後、大きな地震が発生する可能性は十分にありますので、ぜひ何もない平時にこそ災害への備えをしておきましょう。

 

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