トップ 2分で読む 新島神津島近海で群発地震が継続、茨城・島根・紀伊水道・トカラ列島・沖縄で小規模(2023/05/23)

新島神津島近海で群発地震が継続、茨城・島根・紀伊水道・トカラ列島・沖縄で小規模(2023/05/23)

2023/05/23は新島神津島近海で群発地震が継続、茨城・島根・紀伊水道・トカラ列島・沖縄で小規模が発生。注目は新島神津島近海。このあたりは伊豆諸島北部に位置しており、かつて2000/06/26以降にも「伊豆諸島北部群発地震」と呼ばれた最大規模M6.5・最大震度6弱群発地震が発生しています。

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2023/05/23:新島神津島近海で群発地震が継続、茨城・島根・紀伊水道・トカラ列島・沖縄で小規模

2023/05/23は新島神津島近海で群発地震が継続、茨城・島根・紀伊水道・トカラ列島・沖縄で小規模が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2023/05/23 18:52頃新島・神津島近海1M2.7約10km34.5, 139.2
2023/05/23 18:04頃新島・神津島近海1M2.6約10km34.5, 139.2
2023/05/23 17:21頃紀伊水道2M4.0約50km34.0, 134.8
2023/05/23 17:10頃沖縄本島近海1M3.4約50km26.0, 127.3
2023/05/23 16:10頃新島・神津島近海1M3.0約10km34.5, 139.2
2023/05/23 15:35頃茨城県南部1M3.1約40km36.0, 139.9
2023/05/23 14:10頃島根県東部1M3.0約10km35.1, 132.7
2023/05/23 11:22頃新島・神津島近海2M3.0約10km34.5, 139.2
2023/05/23 10:22頃新島・神津島近海1M2.3約10km34.5, 139.2
2023/05/23 09:13頃新島・神津島近海1M2.6約10km34.5, 139.2
2023/05/23 08:06頃新島・神津島近海2M3.1約10km34.5, 139.2
2023/05/23 07:17頃新島・神津島近海1M2.7約10km34.5, 139.2
2023/05/23 05:54頃新島・神津島近海1M2.9約10km34.5, 139.3
2023/05/23 05:53頃新島・神津島近海2M3.1約10km34.5, 139.2
2023/05/23 04:31頃新島・神津島近海3M4.1約10km34.5, 139.2
2023/05/23 04:06頃新島・神津島近海1M2.3約10km34.5, 139.2
2023/05/23 02:49頃新島・神津島近海1M2.2約10km34.5, 139.3
2023/05/23 02:45頃新島・神津島近海1M2.5約10km34.5, 139.2
2023/05/23 02:22頃新島・神津島近海1M2.4約10km34.5, 139.2
2023/05/23 00:47頃新島・神津島近海1M2.3約10km34.5, 139.2
2023/05/23 00:03頃トカラ列島近海1M2.3約10km29.9, 130.0
2023/05/23 00:01頃新島・神津島近海2M3.0約10km34.5, 139.3

昨日に引き続き新島・神津島近海を震源とする地震が群発化していますが、規模は小さくなっているので今後終息に至ると考えたいところです。備えだけはしておきましょう。

新島・神津島・三宅島は伊豆諸島北部に位置しており、かつて2000/06/26以降にもこのあたりで群発地震が発生しています。この2000年の地震は「伊豆諸島北部群発地震」と呼ばれており、地震の規模を示すマグニチュードの最大値はM6.5、最大震度6弱の地震を6回観測する大規模な群発地震でした。

 

このときの地震は2000/06/26の18:30ごろから三宅島南西部を震源とする小規模な地震から始まり、三宅島の雄山直下で始まった地震活動は6/27以降、その中心を次第に西へ移動させながら西方海域まで到達。M5以上の規模の地震が発生するようになりました。

2000年6月下旬〜8月にかけて三宅島西方沖から新島・神津島近海で大規模な地震活動となり、最大震度5弱以上の地震は30回発生(最大震度6弱が6回、震度5強が7回、震度5弱が17回)、地震総数は14,200回にも達し、「過去に例を見ない規模の群発地震」となったと報じられました。

 

このときの一連の地震活動は9月以降に次第に沈静化していきましたが、今回の新島・神津島における地震活動の推移について今後の情報に注意しつつ、いま一度、備えの確認を。

 

これを機会として備災・防災用品の確認や備蓄品の消費期限のチェックと補充などをおこなっておきましょう。また、緊急時の家族の連絡手段や集合場所の選定なども。イザというときにはネットやスマホが使えなくなるものです。公衆電話が自宅周辺のどこにあるのか、また公衆電話と伝言ダイヤルサービスの使い方なども把握しておくと良いでしょう。

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