2025/02/22:青森沖でM4.1、石川沖でM3.8、熊本でも小規模な地震
2025/02/22は青森沖でM4.1、石川沖でM3.8、熊本でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)
発生日時 | 震源 | 震度 | 規模 | 深さ | 北緯, 東経 |
---|---|---|---|---|---|
2025/02/22 22:07頃 | 青森県東方沖 | 1 | M4.1 | 約20km | 41.0, 143.1 |
2025/02/22 21:25頃 | 熊本県熊本地方 | 2 | M2.1 | ごく浅い | 32.6, 130.7 |
2025/02/22 02:27頃 | 石川県西方沖 | 2 | M3.8 | 約10km | 37.0, 136.4 |
2018年の西日本豪雨や北海道胆振東部地震を受け、環境省は人とペットの災害対策ガイドラインを公表しました。このガイドラインでは、災害時にはペットと飼い主が一緒に安全な場所へ避難する「同行避難」が推奨されています。
飼い主自身の安全確保を前提に、ペットの命も守るため平常時から備えを進めることが重要とされています。実際の災害時には、避難所ごとの対応が異なるため、事前の確認と準備が欠かせません。
しかし、大規模災害時には避難所でペットと飼い主が同室で暮らせないケースが多く見られます。たとえば2016年の熊本地震では、ペットと同行避難した人のうち、屋内での同伴が許可されたのは約3割でした。
避難所ではアレルギーを持つ人や動物が苦手な人への配慮が必要で、ペットは別室や屋外で管理されることが一般的です。このため、同行避難ができてもペットと離れて過ごさなければならない状況が多く発生します。
ペットと一緒に避難できる避難所の整備は進んでいますが、自治体によって受け入れ状況には差があります。環境省は自治体ごとにペット受け入れの方針を明確化するよう推奨しており、一部の自治体ではペット同伴者専用の避難所を設置する試みも始まっています。
しかし、すべての地域で対応が整っているわけではなく、ペットを受け入れる避難所は限られています。飼い主自身が適切な避難計画を立てることが不可欠です。

避難所にペットを受け入れてもらえない場合に備えて、他の避難方法も考えておきましょう。自宅の安全が確保できるなら、自宅避難も有効な選択肢です。それが難しい場合、車中泊避難をすることもありますが、エコノミークラス症候群や熱中症、一酸化炭素中毒のリスクがあるため注意が必要です。
さらに、親類・知人宅への避難、ペットフレンドリーなホテルやシェルターの利用など、複数の避難先を確保しておくことが望ましいでしょう。
非常用品の備蓄も欠かせません。ペットフードや飲み水は最低5~7日分を用意し、キャリーバッグや首輪、リード、トイレ用品も揃えておくことが大切です。ワクチン接種証明書や飼い主の連絡先を記載した迷子札も必要です。
ペットの写真を用意し、万が一の迷子時に備えましょう。さらに、お気に入りのおもちゃや毛布を持参することで、不安を和らげる効果が期待できます。
避難時のペットのストレスを軽減し、健康を維持するための備えも重要です。無駄吠えをしない、決められた場所で排せつできるなどの基本的なしつけを徹底し、ケージやキャリーバッグに慣れさせておくことが大切です。
また、日頃から他の人や環境に触れさせることで、災害時の不安を軽減できます。ワクチン接種やノミ・ダニ予防も適切に行い、ペットの健康を維持しましょう。日常的な備えが、いざというときの安全につながります。
この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)
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