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【備災メシ】ペヤング「わかめMAX」に学ぶ、備災カップ麺!

カップ焼きそばの巨塔「ペヤング」シリーズに登場した「わかめMAX」。備蓄品としてもポピュラーなカップ麺の可能性を広げるたっぷりの「乾燥わかめ」は、被災生活時の野菜不足を補う大きなヒント。

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2016年11月にペヤング・シリーズでお馴染みの「まるか食品」から、ワカメがたっぷり食べられる「ペヤング わかめMAX(マックス)やきそば醤油味」が発売されました。仕上がり時に麺を覆い尽くすほどの「ワカメ」を具材とした醤油味のカップ焼きそばですが、即席麺には不足しがちな繊維質などを補えるため「備災メシ」としてもバッチリのコンビネーションです。

同時発売のカップラーメンの新商品として、ノンフライ麺を使用した「ペヤング わかめMAXラーメン」の醤油味と味噌味も登場。

とりあえずの完成品。これでもか!というくらいワカメどっさり。一般的なカップ麺に添付される「かやく」の多くに含まれる野菜や海藻類は少量のものばかりですが、その常識をくつがえす量のワカメが入っています。

原材料表示です。なお、「ペヤング わかめMAXやきそば」1食あたりのエネルギー表示は499kcal。王道かつ定番商品の「ペヤング ソースやきそば」が1食あたり544kcalですので、約10%のカロリーダウン。

わかめMAXの添付具材をノーマルの「ペヤング ソースやきそば」のものを比較。ふりかけが無い以外は、似たような構成ですね。

では、作ってみましょう。乾燥ワカメを中心とした「かやく」を麺の上に配置します。乾燥食材としてのネギ、コーン、ニンジンに見えるのは「レッドベルペパー」といっていわゆる「赤パプリカ」のことです。

お湯を注いで3分経ったので湯切りした直後の状態。「わかめ」のマシマシ状態がおわかりいただけるでしょうか。現在のペヤングのやきそば系商品はパッケージ変更により、いわゆる「だばぁ」の惨事を引き起こすことが無くなり安心ですが、1975年の発売以来40年も守られてきたオリジナル・パッケージとの離別は、昭和世代には特別の郷愁感を喚起させるものです。

と、感傷に浸っているわけにもいかないので、醤油味ソースを振り入れてよく混ぜればできあがりです。ワカメをよけて麺部分だけにソースを馴染ませると必要以上に味が濃くなってしまうので、ワカメごとソースを絡ませるのがベストです。

備災カップ麺化のススメ

さて、単なる新商品レビューになってしまっては「備災FUN!」の名折れということで、「備災メシ」の観点でのイチオシは、カップ麺など即席麺には長期備蓄も可能な「乾燥野菜」がベストコンビ。

編集部での定番品はこちら、「昔なつかしの野菜みそ汁の具」。熊本県産100%のキャベツ・ニンジン・小松菜・大根を乾燥させたものです。オリジナルの「ペヤング ソースやきそば」の野菜マシを作ってみます。

備蓄品としてもオススメしたい「昔なつかしの野菜みそ汁の具」はamazonでまとめ買いすると、1個あたり40g入りで268円ほど。1食あたり10g使っても価格は67円。半袋20g使っても134円と極めてリーズナブルです。とりあえず10gほど使います。

そして、商品にもともと添付されてくる「かやく」を混ぜます。日清食品のカップヌードル・シリーズでは「謎肉」と呼ばれる「ダイスミンチ(豚ひき肉味付け品)」が入っていますが、まるか食品のペヤング ソースやきそばでは「味付け鶏ひき肉」です。

マシマシ・バージョンの「かやく」を、どさっと入れます。お湯の量は多めにして、しっかり乾燥野菜を戻します。

湯戻し時間は規定通りの3分間。マシマシ野菜もしっかりと戻ります。意外と彩りもいい感じです。

ノーマルの「ペヤング ソースやきそば」を乾燥野菜マシマシにする際のコツは、ソースを絡める際にはなるべく「麺を中心に」。マシマシ野菜にもソースを絡めてしまうと全体的に味が薄くなってしまいます。塩分控えめなどは関係ないという場合は後から別途ソースを足してもいいでしょうが、やはり「ペヤング」の味の決め手はオリジナルソース。野菜はよけて、麺にソースを絡めます。

麺全体にソースが絡まったら野菜も合わせて全体を混ぜ合わせ、あとはここに添付のふりかけを掛ければ完成です。ほとんどが炭水化物となりがちな即席麺を、少しでもヘルシーに食べる工夫です。

野菜マシ版の「ペヤング ソースやきそば」と、オリジナルのままの「ペヤングわかめMAXやきそば」を並べてみました。それにしても、わかめMAXは圧倒的ですね。

オリジナルの「ペヤング ソースやきそば」を食べる際には、ぜひ乾燥野菜を。「ペヤング わかめMAXやきそば」にも、さらにわかめを追加して「わかめスーパーMAX」にしてみてもいいかもしれません。ワカメを食べすぎるとヨウ素の過剰摂取になり甲状腺に影響が出ると言われていますが、国内で流通している乾燥ワカメは一度湯通した物なのでヨード含有量は低めです。また、そもそものワカメのヨウ素含有量は昆布の1/10。乾燥ワカメを普通に食べている分には、特に気にするほどのことはありません。

まとめ

乾燥野菜と乾燥海藻類は、いずれも長期備蓄可能な優秀な「備災食材」です。編集部でもかつての東日本大震災の際に、たまたままとめ買いしていたインスタントラーメンと乾燥ワカメにだいぶ助けられました。また普段の食生活においても仕事などで忙しいときに手間入らずで野菜や繊維質、ミネラル類などが摂取できる便利なスグレモノ。アウトドアやキャンプでは、炊き込みご飯の「かやく」にもなりますので、普段から上手に利用したいものです。

そして即席麺には必ずついてくる「かやく」。漢字にすると「加薬」と書き、薬味を加えるという意味のものです。もともとは中国の漢方医学に由来するものですが、日本では室町時代にはすでに「加薬」という言葉が使われています。そして江戸時代には料理に使う香辛料一般を指すものになり、関西の「かやく飯」(関東の五目飯)が登場する頃には、料理の具材一般を指す言葉として疲れるようになったものです。即席麺の「かやく」という言葉にも、深い歴史があるものです。

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