トップ 2分で読む 【岐阜】岐阜県飛騨地方で震度3(2018/10/24)

【岐阜】岐阜県飛騨地方で震度3(2018/10/24)

2018/10/24は午前1時台に沖縄・与論島近海でのM6.3の地震が起きましたが、同じ10/24の16時56分頃に岐阜県飛騨地方で震度3が発生しました。震源の深さは10kmと浅めですが、マグニチュードはM2.9と比較的小規模でした。

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2018/10/24:岐阜県飛騨地方で震度3

2018/10/24は午前1時台に沖縄・与論島近海でのM6.3の地震が起きましたが、同じ10/24の16時56分頃に岐阜県飛騨地方で震度3が発生しました。震源の深さは10kmと浅めですが、マグニチュードはM2.9と比較的小規模でした。

今回の震源の西側では今から127年前・明治24年の10月下旬には国内史上最大級の内陸地殻内・直下型地震である「濃尾地震」が発生、震度7・M8という未曾有の巨大地震でした。

このときの死者は7,273名・負傷者17,175名・全壊家屋は14万2177戸を数え、震央近くでは揺れによって山の樹木が全て崩れ落ちたと言われています。当時もっとも死傷者が多かったのは美濃地方で、山崩れが1万箇所弱も発生したとされています。

記録に残る前兆現象として地鳴り・鳴動音・前震活動があったとのことから、震源域の地殻内では群発地震が発生していたとも考えられます。

岐阜県には断層帯が多数存在しますが、すぐ東側には日本列島を走る2大構造線である「中央構造線」と「糸魚川・静岡構造線」が交差する領域があります。

また岐阜県では最大の被害をもたらした濃尾地震の経験を風化させないという観点から、毎年10月28日を「岐阜県地震防災の日」と定め、防災に関する啓蒙をおこなっています。

さて最近、特に今年は例年になくあちこちで大きめの地震が目立つ印象を受けます。特に今年前半は、国内における火山の噴火があちこちで発生したことも記憶に新しいところ。ここ数ヶ月は従来はあまり大きな揺れが無かった場所でも揺れているようです。

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