2018/11/05:国後島付近で連続する地震
2018年10月下旬から北海道の国後島付近で地震が連続して発生しています。特に11/5は04:26に震度4・M6.2という規模の地震が起きていますが、記録を見る限りここ10年でも珍しい規模のようです。
北海道では根室沖を中心とした千島海溝沿いで、今後M8.8以上の「超巨大地震」発生確率が40%とされています。これは昨年12月に政府の地震調査研究推進本部によって確率が見直された結果で、40%と言えども「切迫している可能性」という言う表現になっています。
十勝沖〜択捉沖を震源とするこの規模の地震は平均340〜380年周期で発生し、直近では400年前に起きたと考えられているため、すでに発生時期に入っている可能性があります。
特に沿岸部に居住・滞在している際に発生した場合は、津波の被害に遭う可能性が高いため、避難場所や避難ルートは常に確認しておいたほうがいいでしょう。
参考サイト:
日経新聞:『北海道沖で超巨大地震の可能性、30年内の確率7~40%
M9級、地震調査委が公表』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24798710Z11C17A2MM0000/
毎日新聞:『超巨大地震 北海道沖、M9地震予測 本州にも被害の恐れ』
https://mainichi.jp/articles/20171220/ddm/041/040/178000c
朝日新聞:『北海道沖で超巨大地震「切迫している可能性」 地震本部』
https://www.asahi.com/articles/ASKDF7WGHKDFUBQU01X.html