2019/07/22:沖縄本島近海で連続した小規模な有感地震
2019/07/22は沖縄本島近海で小規模な有感地震が連続して発生しました。このあたりの震源で小規模とは言え1日に複数回の有感地震が発生するのは比較的珍しいかと感じます。
沖縄では巨大地震の記録が少ないものの、過去に遡ると沖縄本島と台湾の間にある先島諸島では約600年周期で巨大津波が発生したことを示す痕跡があるとのこと。
沖縄周辺は地震が少ないイメージをお持ちのかたも多いかと思いますが、琉球海溝沿いでは意外と活発な地震活動が見られ有感地震も多い領域です。
宮古島付近や西表島付近では、ときおり群発地震のような連続した地震が観測されています。
2018年2月には琉球海溝の東端に位置する台湾で「台湾花蓮地震」が発生し、大きな被害が出たことも記憶に新しいと思います。
地震予測に関しては、内陸直下の断層型の予測は困難ですが、海溝型はある程度の予測が可能と言われます。東日本大震災が起きた際も、震源の周辺海域では前兆となる小規模な群発地震が発生していました。
沖縄周辺での地震は意外と多いので、今後の動きは気にしておきたいところです。
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