トップ 2分で読む 【石川】石川県能登地方で最大震度3・M3.8を含む3連続の地震(2019/08/27)

【石川】石川県能登地方で最大震度3・M3.8を含む3連続の地震(2019/08/27)

2019/08/27、石川県能登地方で最大震度3, M3.8の地震を含むM2〜3クラスの地震が1時間内に3連続で発生しました。震源の深さはいずれも10km。能登半島には志賀原子力発電所がありますが、2007年にはその近くでM6.9・最大震度6強という地震が起きています。

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2019/08/27:石川県能登地方で最大震度3, M3.8を含む3連続の地震

2019/08/27、石川県能登地方で最大震度3, M3.8の地震を含むM2〜3クラスの地震が1時間内に3連続で発生しました。震源の深さはいずれも10km。

能登半島では2007/03/25にも、M6.9・最大震度6強という地震が起きており、このときの地震の揺れはとても強く、震央に近い場所では立っていられない状況でした。

このときの震源として考えられているのは、能登半島西方沖・北東方向〜南西方向に伸びている「海底活断層」

珠洲市長橋では最大22cmの津波を観測し、石川県内では死者1名、重傷者88名、軽傷者250名、住家全壊686棟、住家半壊1740棟に及ぶ甚大な被害が発生。

また中国地方〜東北地方にかけ広い範囲で揺れが観測されたこの地震は「平成19年(2007年)能登半島地震」と命名されています。

能登半島だけで見ても、過去120年程度の間で大きな地震はこれだけ起きています。


2007/03/25, M6.9, 最大震度6強
1993/02/07, M6.6
1933/09/21, M6.0
1896/04/02, M5.7
1892/12/11, M6.3
1892/12/09, M6.4

そして、この「平成19年(2007年)能登半島地震」の震源の近くには、北陸電力の志賀原子力発電所があります。

つまり能登半島地震を引き起こした震源の海底活断層の近くに原発が位置していることになります。

石川県内全体で見れば地震はもっと多く、歴史的に見ても大きな地震が幾度も発生しています。
さらに北東方向へ目を向けると、2019/06/18には山形県沖でM6.7・最大震度6強の大きな地震が起きています。

比較的大きな地震が少ないイメージの日本海側ですが、このあたりはむしろ地震がそれなりの頻度で発生する領域でもあります。

能登半島付近で大きな地震が起きた際は、津波と併せて志賀原子力発電所の状況にも気を配りたいところです。

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