トップ 2分で読む 【南海トラフ】巨大地震の想定震源域内で続発する小規模な地震(2019/9/7〜9/16)

【南海トラフ】巨大地震の想定震源域内で続発する小規模な地震(2019/9/7〜9/16)

9/12までの地震は既報ですが、続く9/16にかけて南海トラフ巨大地震の想定震源域内では小規模な地震が続発。巨大地震の前兆ではないと言えますが、何の備えも無い状態で突然発生した場合は文字通り命に関わる状況に。ほんの数分前までは平和で何の不自由も無かった生活が大震災が起きた以降は一変してしまいます。

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2019/9/7〜9/16:南海トラフ巨大地震の想定震源域内で続発する小規模な地震

南海トラフ巨大地震の想定震源域内の小規模な地震は9/12まで既報ですが、続く9/16にかけても地震が続発しています。
 
ここ数日、想定震源域内の中央構造線沿いでは活発な地震活動が続いているものの、既報の通り本記事執筆時点での南海トラフ巨大地震に関する気象庁の9月上旬時点での最新見解はこれまでどおり

としており、南海トラフ巨大地震の前兆ではないか?といった心配は備えがあれば基本的に不要、しかし何の備えも無い状態で突然発生した場合は、文字通り命に関わる状況に陥ります。

ほんの数分前までは平和で何の不自由も無かった生活が、大震災規模の地震が起きた以降は一変してしまいます。

近年でも熊本地震、大阪府北部地震、北海道胆振東部地震などが短い期間で立て続けに起きており、都度、市民生活としては大きな不便を強いられる状況となりました。

ちょうど季節的には台風シーズンであり、なおかつ地震が起きやすいとされる満月〜新月期間である9/14〜9/29に差し掛かります。

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南海トラフ南海トラフ巨大地震の発生時期に関しては、現時点では科学的に確度の高い予測は不可能というのが実情ですが、確率論的には今後30年以内の発生確率は70%、さらに50年以内まで範囲を広げると90%という高い数値となっています。

近年では四国中西部でプレートのスロースリップによる地殻変動が起きており、南海トラフのプレート境界で発生している地震は東海〜九州までの広範囲に渡ります。

当該地域だけでなく他の地域の方も今のうちに改めて防災用品や備蓄品の用意と、ご家族との緊急連絡手段や連絡先・集合場所などを確認しておいてください。

ただし、ネット上の情報に関して特に「極端なもの(「X月X日に起きる」という予言的な話し等)」については、必ずその情報源が公式なものか、科学的な根拠にもとづいたものかどうかを確認してください。

オカルトネタ的なものに関しては「そういう話もある」という程度の受け取り方で構いませんし、その「ネタ」から災害や防災・備災に対して関心を持ち、備えるキッカケとして使うことは十分に有効です。

ともあれ、万が一に備えて水・食料・トイレ対策などの備えが必要です。
次に大きな災害が発生して断水した場合に備えて、ミネラルウォーターの買い置きを(1人・1日あたり、1.5〜2Lの水があると良いでしょう)。

【最低限、すぐに備えておきたいもの】
・家族、身内、職場関係者の連絡先をメモに書き出し
・災害用伝言ダイヤル「171」を覚えておく
・ミネラルウォーター
・簡易トイレもしくは簡易トイレ代わりに使えるもの
・モバイルバッテリー(懐中電灯代わりになるスマホの予備電源、百円ショップでも売っています)
・就寝時、枕元にスリッパと軍手

【余力があれば備えておきたいもの】
・ポータブル電源(大容量のもの)
・ソーラーチャージャー(高出力のもの)
・アウトドア用の携帯浄水器
・テントやブルーシート

断水時は水洗トイレが使用不可能となりますので、念のため簡易トイレとして使えるゴミ袋や古新聞紙などがあると便利です。

重要なことは「いつ起きるか・どこで起きるか」ではなく「起きたときに備えがあるか」です。防災よりも「備災」を念頭においた行動を。

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