トップ 2分で読む 【全国】千葉でM5.0、福島でM4.4に加え長野、和歌山、沖縄で相次ぐ有感地震(2020/05/06)

【全国】千葉でM5.0、福島でM4.4に加え長野、和歌山、沖縄で相次ぐ有感地震(2020/05/06)

2020/05/06は千葉でM5.0・福島でM4.4に加え長野、和歌山、沖縄で有感地震が相次ぎました。規模的に普段よりはやや大きかったのが千葉県北西部のM5.0、5/4には近い震源である千葉県北東部でM5.5が発生。またここ数日でM4以上の地震も複数発生しています。

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2020/05/06:千葉でM5.0、福島でM4.4に加え長野、和歌山、沖縄で相次ぐ有感地震

2020/05/06は千葉でM5.0・福島でM4.4に加え長野、和歌山、沖縄で有感地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

 

【福島県沖】
2020/05/06 10:16頃, 震度3, M4.4, 深さ50km, 北緯:37.5, 東経:141.6

【長野県中部】
2020/05/06 07:21頃, 震度1, M3.2, ごく浅い, 北緯:36.2, 東経:137.7

【和歌山県北部】
2020/05/06 04:52頃, 震度1, M2.4, 深さ10km, 北緯:34.3, 東経:135.4

【千葉県北西部】
2020/05/06 01:57頃, 震度4, M5.0, 深さ70km, 北緯:35.6, 東経:140.1

【沖縄本島近海】
2020/05/06 01:38頃, 震度1, M3.4, 深さ40km, 北緯:26.6, 東経:128.0

 

規模的に普段よりはやや大きかったのが千葉県北西部のM5.0、5/4には近い震源である千葉県北東部でM5.5が発生。
またここ数日でM4以上の地震も複数発生しています。

4月あたりから全国的に地震の規模を示すマグニチュードで4以上の地震が増えてきている印象がありますが、そのあたりも図にプロットしています。
日本列島は地球上において

 

・太平洋プレート
・北米プレート
・ユーラシアプレート
・フィリピン海プレート

 

という4つのプレートが重なり合う位置に存在しています。これらのプレートはそれぞれが年間数cm〜数十cmといった距離で少しづつ移動しながら日本列島の下や、他のプレートの下へ沈み込むという動きを続けています。
また太平洋を囲む広大な範囲の「環太平洋火山帯」の中にあるため、有感地震だけでなく体に感じない地震も含めれば膨大な数の地震が日々発生しています。

 

地球上の地質的な動きはそれこそ数百年・数千年・数億年といった間隔でおこなわれてきたため、それに比べると人間の尺度における「数ヶ月」といった期間はほんの一瞬に過ぎません。よって図にプロットしたような地震情報だけでは今後の地震の予測などは不可能ですし、そもそも現代における最先端の科学の粋を集めても大きな地震が発生する時期・場所・規模を詳細に特定して予測・予知することは不可能です。

 

もちろん、今後も地震予測研究は続けていかなければならない重要な国家的課題ではありますが、現時点では「次の巨大地震はいつどこで起きるのか」という点に拘泥するのは意味がありません

 

それよりも、「起きてしまったときに、可能な限り自力で対応できるだけの備え」を整えておくことが重要であり、それが災害へ備える「備災」となり、備災活動をおこなう人々・団体・自治体などが増えることにより結果的に「減災」につなげられることが期待できます。

 

まずは個人やご家庭レベルでの「備災」に取り組んでみてください。

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