トップ 2分で読む 青森沖M6.5・震度5弱、日高地方M4.3、新島神津島M4.2などM4クラス以上の地震が相次ぐ(2020/12/21)

青森沖M6.5・震度5弱、日高地方M4.3、新島神津島M4.2などM4クラス以上の地震が相次ぐ(2020/12/21)

2020/12/21は青森沖でM6.5・震度5弱、日高地方でM4.3、新島・神津島でM4.2などM4クラス以上の地震が相次ぎました。ここしばらく東日本を中心にいつもより規模が大きめの地震が続いている状況です。特にこの日は青森県東方沖を震源とする、M6.5の地震が目立ちました。

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2020/12/21:青森沖M6.5・震度5弱、日高地方M4.3、新島神津島M4.2などM4クラス以上の地震が相次ぐ

2020/12/21は青森沖でM6.5・震度5弱、日高地方でM4.3、新島・神津島でM4.2などM4クラス以上の地震が相次ぎました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2020/12/21 06:32頃熊本県熊本地方1M2.8約10km32.7, 130.7
2020/12/21 02:23頃青森県東方沖5弱M6.5約40km40.8, 142.7
2020/12/21 02:04頃新島・神津島近海1M2.5ごく浅い34.5, 139.3
2020/12/21 01:25頃日高地方東部2M4.3約40km42.2, 142.7
2020/12/21 00:39頃新島・神津島近海3M4.2約10km34.5, 139.3

ここしばらく東日本を中心にいつもより規模が大きめの地震が続いている状況です。特にこの日は青森県東方沖を震源とする、M6.5・震度5弱の地震が発生しています。

東北地方の巨大地震としてすぐに思い起こされる東日本大震災を引き起こした「東北太平洋沖地震」は、北海道〜房総沖にかけて存在する日本海溝沿い、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込む部分で発生しましたが、この時に動いたのは宮城沖〜福島沖のみ。

 

その他の部分が「動き残り・割れ残り」となっている可能性は十分残っており、東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内に、M7級の大地震の発生確率がかなり高いと予測されています。
(当該報道は2019年2月26日に政府の地震調査委員会によって公表されています)

 

東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震はとうぶん発生しないと考えられています。しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、何も無い平常な状態が続くとかつての震災の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。このような少し気になる地震が起きたタイミングをきっかけとして、備えを進めましょう。また月に1度は、備災・防災用品や備蓄品の使いかた・消費期限や入れ替え期限などを確認してみてください。

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